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カン・チャンギの母が会長を務める“ファインコスメ”と言う化粧品会社は、業界ナンバーワンと言われるほどの大会社。
最近になって、ファイコスメは、誇大広告ではないかと言う疑いがもたれていて、世間を騒がせています。
よりによって、そのニュースをチャンギが読んでいるのが、チャンギ母には我慢なりません。
元々、息子を放送局などではなく、自社に入れたいと思っている母です。
チャンギは、その母の願いを一蹴し、キャスターとなったようですね。
で、犬猿の仲となってしまったみたいです。
チャンギを辞めさせることより、その疑念を払しょくすることが先だと、秘書のスジンはチャンギ母を説得しました。
製品の質を上げるため、ソン・チェヨンと言う女性と契約することが最善だと。
このソン・チェヨンと言う女性、どうもガンウの元カノのようです。
まだ未練があるようで、チャンギ母を動かして、ガンウに恩を売ろうと考えているのかな?
経営が不安定なガンウのクリニックとファインコスメが提携するよう勧めています。
キム班長たちは、やっと有力な情報を手に入れました。
倒れたガンウを蘇生術で助けた女性がウンハンに似ていたと聞いたのです。
その映像を見て、キム班長は、ウンハンだと確信しました。追っていた時に着ていた服が同じだったのです。
ところで、ウンハンが失っている記憶は自分に関することだけのようです。
チャンギのこともちゃんと人気キャスターだと知っていましたし、第一、携帯の使い方も忘れていませんもんね。
気分転換も兼ねて、ウンハンとガンウは、公園に行きました。ウンハンがガンウを救ったあの公園です。
ウンハンは、まだ包帯やガーゼで顔が覆われたままです。
何か思い出すかと思ったけど、ダメでしたね。
おまけに、キム班長とバッタリ。
ガンウはウンハンの写真を示されて、知っているかと問われた時、キム班長がウンハンを追っていた男だと気が付きました。
ウンハンは、2人の様子を見て、咄嗟に隠れました。
ガンウが誤魔化して、何とかその場は離れる事が出来ました。
ウンハンが逃げたのは、本能
でも、ガンウからその男が自分を追っていた人物だと聞くと、自分の正体が分かると、引き返そうとしました。
それをガンウが止めました。
ガンウは、一人で屋根部屋に住んでいます。
ウンハンは、保証金を立て替えるから、住まわせてくれと言いました。外にテントを張ってくれと。
ここほど絶好の隠れ場所は無いと言いました。
結局、ガンウが譲歩しました。
2か月が経ちました。
ウンハンの包帯が取れました。
その顔は、昔のウンハンとは似ても似つかない別人でした。
どうも、ガンウの亡き母に似ているようです。
顔も違いますが、性格も別人のように明るくなっていました。
ガンウは嬉しそうでした。
でも、従弟のヒヨンは心配でした。記憶喪失と見せかけて、ガンウを利用しているだけじゃないのかと疑っています。
偶然、ガンウ父が家を訪ねて来ました。
キムチを持ってきたのですが、ウンハンが家から出てくるのを見て、本当に驚きました。
きっと、ガンウ母に似ていると思ったのでしょう。
頭ごなしに怒ることはありませんでした。きっと元妻と似ているせいでしょうね。
ただ、ウンハンが息子を利用していると思ったようですね。
出て行った方が良いと言いました。
ウンハンは、その言葉で我に返りました。
ガンウが親切なのを良いことに、ずるずると居続けてしまっていたと気付いたのです。
そろそろ、自分の正体を知らなくてはと思い、警察に行こうとしました。
ガンウも一緒に行くと言いました。
「君の事が知りたい。こんなに明るい人が何故苦しんでいたのかを知りたい。」
悪女だったり、犯罪者だったらどうしますか?と、ウンハン。
「あなたは良い人だ。僕にはわかる。」
私も、そうであってほしいと思う・・・とウンハン。
2人で警察署に行きました。
入って行こうとしたその時、ウンハンの携帯が鳴りました。
「シン・ヒョンソさん?」
相手が聞きました。男性です。