レビュー一覧は、こちらから。
もしかしたら、スホがソジュンにつかみかかるのかと思いましたよ、あたくし。
でも、スホは大人でした。
ジュギョンは愛する人だし、ソジュンは大切な友達ですから。
何も言わずに、その場からいなくなったのです。
一瞬、驚いて固まってしまったジュギョンは、我に返ってソジュンの腕から離れました。
その瞬間を、スホに見られなかったと知ったソジュンのほっとした顔・・・。
ソジュンをスホが待っていました。
2人でお酒を飲みました。
お互いの気持ちも性格も十分分かっていました。
ソジュンが自分を裏切るような事はしないと分かっていても、スホはやはり不安でした。
離れている間に、ジュギョンの気持ちがソジュンに向いたのではないかと。
そしてソジュンは、スホが今でもジュギョンを心から想っているし、ジュギョンも同じだと言う事も分かっていました。
辛かったでしょうね、ソジュン。結果は見えています。
ソジュンはデビューが決まっていました。
だから、毎日、練習に明け暮れていました。
ジュギョンが会いに来ました。話があると。
でも、まだジュギョンの話を聞く心の準備が出来ていませんでした。
今日は用事があるからと断りました。
そして、言ったのです。スホが今夜の便でアメリカに戻るそうだ・・・と。
嘘です。
ジュギョンの背中を押す、嘘でした。
ソジュンは、泣きました。
誰もいない階段室で泣きました。
ジュギョンはまんまとその嘘を信じ、スホの元に走りました。
こんなにすぐに行ってしまうのなら、何故帰って来た?何故追いかけた?・・・と頭の中が混乱していました。
スホとジュギョン、お互いの気持ちを正直に打ち明け、再スタートとなりました
ジュギョンは酷い虐めを経験しているせいで、人の苦しみや悲しみをちゃんと理解出来る人です。
嫌いになったわけじゃないのに、スホが別れを選んだ気持ちも分かるし、他に家族のいない外国で一人になったスホの心細さや悲しみも、ちゃんと理解出来ていました。
そして、ソジュンのついた嘘の意味も。
待つ辛さより、別れた方が何倍も辛かったとジュギョンが言いました。
でも、その時はまだジュギョンもスホも子供でした。
会いに行く旅費も無いし、どうすればよいのか、分からなかったのです。
その時より少し時間が経ち、少し大人に成った2人。
余裕が出来たように見えます。
ジュギョンは、ソジュンにきちんと話をしました。
どう言えばよいか・・・と迷うジュギョンの気持ちは、ソジュンはちゃんと分かっていました。
ジュギョンの気持ちは最初から分かっていました。
だから、謝るなとソジュンは言いました。
チェニは相変わらずジュギョンに意地悪をしています。我儘言いたい放題、したい放題。
でも、ジュギョンももう我慢するだけじゃありません。
反論すると、チェニが激怒し、それを見たスタッフがまたチェニを庇い、ジュギョンを突き飛ばしました。
その瞬間、スタッフが誰かに足蹴りを食らいました。
スジンです
スジンは、高校を自主退学した後、離婚した母と二人で海外に行っていました。
そして、最近帰国した後、大学進学は止めて、ボランティア活動をしていたのです。
すっかり本来のスジンに戻っていました。柔らかい笑顔でした。
素直にジュギョンに謝る事が出来ました。
ずっと謝りたくて、ジュギョンを探していたのです。
ジュギョン、スジンに会えて、スジンが本来の魅力的なスジンに戻っていて、心から嬉しく思いました。
ヒギョンがスホに「恋しさ」を聞きたいと声をかけました。
元々、ヒギョンは覆面作曲家“レオ”の大ファンでした。スホが“レオ”だと知り、曲を世に出したいと思ったのでしょう。
スホが作ったセヨンの未発表曲をソジュンが歌う・・・それがセヨンにとっても重要な事だと言いました。
思いもよらない提案に、スホも意欲が湧いてきたようです。
ヒギョンとハン・ジュヌの結婚式。
久しぶりに教え子たちが集まりました。
スジンもスホやスアと再会を喜び合いました。
この日、ジュギョンの元に、新人グループのメイクコンセプトコンテストの応募結果がもたらされました。
残念ながら、落ちました。
でも、挑戦したと言う事だけでも、ジュギョンには満足でした。
単にインターンとして過ごすのではなく、目標に向かって精一杯努力したのですから。
ソジュンのデビューイベントが開かれました。
ジュギョンもスタッフの一員として参加しました。
主任はソジュンのメイクの仕上げを、ジュギョンに担当させました。
主任は、ジュギョンの仕事ぶり、先日応募したコンセプト案の出来栄えを高く評価していたのです。
デビューライブは大成功。
客席で聞くスホの脳裏には、セヨンと3人で過ごした楽しい記憶が蘇りました。
それはソジュンも同じでした。
想像通りのハッピーエンドです