レビュー一覧は、こちらから。
ビルの家主ソンミン父は、不動産屋のクァク・ドゥヒの息子クァク警官に、落書きのことを話しました。
“殺される”だなんて、やっぱり物騒ですよね。
昨晩は、ああやって騒いだソンミン父ですが、やっぱりヨルムに何かあっては大変と思ったのかもしれません。
巡回を頼みました。
ヨルムはビルのソファーで目を覚ましました。
しこたま酔っぱらったのですが、ちゃんと帰ってきてはいたようです。
台所に、酔い覚ましのスープが置いてありました。
ヨルムが寝ている間に、誰かが来て作って行ってくれたようです。
メモがあり、ボムが作ってくれたと知ったヨルム。少し心が温かくなったようです。
しかし、顔には傷がありますし、洋服は汚れまくり。
いったい自分は昨晩何をしたのか・・・と思いましたが、記憶にありません。
記憶に無いことはもう一つ。
なんと、銀行口座から有り金全部を引き出していたのです。
残高ゼロのレシートを見て、ヨルムは青ざめました。
必死に記憶を思い出そうとしました。
近所の店に行き、アジュンマに自分のことを聞きました。
すると、正体無く酔っぱらった自分の醜態が次々に明らかに。
思いつくままにお金を探すヨルム。
銀行で監視カメラの映像を見せてもらうと、確かに自分がATMを操作していました。
たまたま用事で来ていたソンミンも一緒に映像を確認してくれました。
ソンミン、なんだかんだと言いながらも、探すのを手伝ってくれましたよ。
デボムがお金を入れていた袋を拾ってくれているのも写っていました。
で、次はソンミンと一緒にデボムに話を聞きに行きました。
デボムの話では、確かにお金を入れた袋を持って、ヨルムは帰って行ったということでした。
ふらふらとクダをまきながら歩くヨルムを、デボムは呆れながらも、辛抱強く相手してあげました。
が、いい加減嫌になり、隙を見て、袋をヨルムに渡し、とっとと逃げ帰ったのです。
袋を落としたのは、その後ということになります。
結局は、全てヨルム自身のせいだということです。
ソンミンから、落としたのがヨルムの全財産だと言うことを聞いたデボムは、必死に探しました。
ゴミ置き場の袋を一つ一つ開けてまで探しました。
勿論、ヨルムは血相変えて探しまくりました。
でも、見つかりません。
ヨルムは、もしかしたら、家に来たボムが盗んだと、思いました。
で、ボムの家を訪ねたのです。
ボムの祖母は、ヨルムが来てくれたことを喜びました。
ボムは、祖母に電話で酔い覚ましスープの作り方を聞いて作ってくれたことが分かりました。
帰りには、トマトを持たせてくれました。
ヨルムは反省しました。
疑った事が恥ずかしく、罪悪感を抱きました。
くたくたになって帰宅したヨルムを、デボムが待っていました。
お金の入った袋を差し出しました。ウッカリ持ち帰っていたと言いました。
返したと思ったのは、勘違いだった・・・と。
ヨルムは疲れのあまり、デボムに怒りをぶつけてしまいました。
デボムは何も言いませんでした。
散々文句を言った後、ありがとうございました・・・とヨルムは頭を下げました。
ボムが部屋で待っていました。ヨルムが訪ねて来たと祖母から聞いたからです。
ヨルムは、スープのお礼を言いました。
ボムのあとをつけて来た高校生がいました。
ジェフンと言って、ボムに恋してるんです。
ヨルムは、ボムに謝りました。疑ったことを。
ボムも犬の値段を吊り上げさせてしまったことを謝りました。
2人、もう友達ですね。
ボムは、ヨルムの部屋のパイプの故障のことを、ソンミンに交渉しに行ってくれました。
そしたら、ソンミン、態度が一変しちゃってて。
文句も言わずに、すぐに修理をしてくれました。電球も変えてくれました。
おまけに、使わない家具を運んでくれて無償で使えるようにセッティングしてくれました。
ソンミンの息子のジュンも、なんだかとっても素直で良い子になってます。
ごめんなさい・・・と言いながら、ピザを差し出しました。
理由が分かりました。
ヨルムのお金を拾ったのは、ジュンだったのです。
ラッキーと一瞬は思ったジュンでしたが、その後、町内放送で、ヨルムがお金を落としたと聞き、デボムに相談に行ったのです。
事の次第を話してくれたのは、ソンミンでした。
そして、頭を下げたのです。
デボムが、ジュンのことをヨルムに話していないと言うのを聞いて、デボムへの信頼も確かになったことでしょう。
とにかく、ソンミンは、本当に善良で普通の人間なんです。
ジュンのことを、黙っていてほしいとソンミンが言いました。
ヨルムは、悪いのは落とした自分だからと言い、ジュンは全く悪くないと、ソンミンに言いました。
ソンミンの、ヨルムを見る目も変わったかもしれません。
でも、ヨルムは、自分がデボムにぶつけた言葉が気になりました。
そうとは知らず、自分のミスを棚に上げて、協力してくれたデボムを非難してしまったのですから。
この町の人、いや、全世界の人から憎まれていると思っていたし、常に自分が被害者で周りは皆加害者だと思っていました。
でも、今日はそれが逆転したと思いました。
新しい事実を知りました。
ヨルムが住んでいる元ビリヤード場のビル、ここにデボムが住んでいたようです。
ビリヤード場を営んでいたのです。
チャンスとオクスン夫婦には、グノと言う息子がいます。
ヨルムの住んでるビルの隣(?)に住んでて、こっそりとヨルムの行動を見ています。なんだか不気味です。
オクスンは、グノに絶対に外に出るなと言い聞かせていますが・・・。