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チャンギも初めて見る動画だったようです。
動揺を隠せません。
「いったい誰がこの写真を君に?」
と、思わず口走ってしまいました。
ついさっき、この携帯はウンハンのモノではないと言ったところなのに。辻褄が合いません。
険しい表情のチャンギに、ウンハンも戸惑いました。
ウンハンは、これまで気になっていたことを、次々にチャンギに質問しました。
左手首にリストカットの痕があるが、こんなことをした理由は?
「うつ病のせいだ。」
と、チャンギ。
どうしてうつ病になったの?原因は、ミン会長?
その瞬間、チャンギが怒りを露わにしました。
「辛いのは分かる。だけど、母さんも僕も辛かった質問された僕の気持ちを考えたか」
済みません・・・とウンハンは謝りました。
でも、何故自分がうつ病になったのか、原因を知りたいと言いました。必ず原因がある筈だからと思ったのです。
その時、ガンウから着信が。
チャンギは出るのを許しませんでした。
“シン・ヒョンソ”として暮らして来た間の事は全て忘れろと。関わるなと言いました。
スハンがガンウを訪ねて来ました。
混乱して、ちゃんとお礼を言って無かったからと。
スハンと話して、知らなかったウンハンの事が少しだけ分かりました。
心臓マッサージが上手かったのは、スハンも心臓に病気を抱えていて、ウンハンの蘇生術で助かった過去があるからでした。スハンは心臓移植手術を受けているようです。
スハンは、ウンハンに恩返しがしたいと常に思っているけど、重荷になるばかりで・・・と言いました。
だったら・・・とガンウが例のカードキーを差し出しました。ウンハンに渡してほしいと。
でも、スハンはカードキーを押し戻しました。
なんと、スハンも母もウンハンの電話番号を知らないんだとか。連絡の取りようが無いと言うのです。
失踪前に会ったのも、2年ぐらい前だなんて、不自然ですよね。
結婚後、性格も変わってしまったとスハンは言いました。
ガンウは、自分がミスをしてしまったと感じました。
ウンハンが記憶を取り戻すまで、チャンギに連絡をするのではなかったと思ったのです。
ウンハンは、電話に出なくなってしまいましたし・・・。
ガンウは、あの部屋の借主“チャン・ソクジュン”と言う名前を検索し、そこに“キム・テス”の顔を見つけました。
こうなったら、身元を特定するのは容易いものです。
あっという間に電話番号まで分かりました。
すぐに、チャン・ソクジュンに連絡を入れ、脅すように翌日の面会の約束を取り付けました。
チェヨンは、そろそろ切り札を使う時が来たと、ミン会長に言いました。
ガンウでなければいけない理由だと、得意げです。
それって、やっぱり、子供
ウンハンは、ミン会長から嫁としての心構えと言うか、この家の規則を記した書類を渡されました。
なんと、外の世界と縁切れと言わんばかりの内容です。
ウンハンは、ガンウのクリニックに術後の診察に行く予定になっていました。
しかし、チャンギは別の病院に変えろと言いました。
“シン・ヒョンソは忘れろ”と言うことです。
別の病院と言うのは、主治医のチャン・ソクジュンのいる所です。
ウンハンは、渡されたメモを思い出しました。内容が気にはなりますが、一人で行動できるかどうか、不安でした。
案の定、スジンが今後はウンハンに付き添うと言いましたよ。
ウンハンは、スジンに地下室に行って良いのかと問いました。
スジン、夫婦共用スペースだから、どうぞ・・・とあっさり許可しました。
ショック療法にかけることで、記憶を取り戻させようと考えたのです。
記憶を取り戻したら、必ずウンハンは出て行くと思っています。
そこまで辛い記憶なの
ウンハンは、堂々と地下室に行けるようになったのに、何故か足がすくみました。
寒気もします。
ノックをしても反応が無いので、ドアを開けた瞬間、悲鳴が
思わず後ずさり、座り込んでしまいました。
チャンギが出て来ました。
映画を見ていたとチャンギは言いました。ホラー映画なの
ウンハンは、チャンギに引きずられるように部屋に入りました。
何故か嫌でした、その部屋に入るのが。
その時、ソファーに座る少女の姿を見た気がしました。
チャンギに聞いても、曖昧に誤魔化されてしまっただけです。
それを切っ掛けに、チャンギはウンハンに、部屋を出るようにと言いました。一人で映画を見たいからと。
スジンが待っていたように、ウンハンに聞きました。
何もありませんでしたか?と。
何か起こる事を期待したような言い方です。
何か無いといけないんですか?と、ウンハン。
ウンハンとチャンギの寝室の前に、鍵のかかった部屋がありました。
そこは、チャンギとミン会長が出入りを禁じている場所だとスジンは言いました。
何故?と聞いても、記憶が戻れば分かるとしかスジンは言いません。
言ってくれればよいのにと、ウンハンはじれったい気分でした。