まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『ある日~真実のベール』6話まで

2023-09-19 16:53:36 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

検察側は、刺激的な演出でヒョンスを動揺させようとしました。

一喜一憂するなと、シン弁護士はヒョンスに言い聞かせました。

演技を見ているつもりになれと。

でも、ヒョンスにはあの夜のことが思い浮かび、たとえ一夜の関係とはいえ、生きてハツラツとしていたグクファが無残に殺されてしまった現場を思い出すと、とても冷静ではいられません。

あの時のパニックが再びヒョンスを襲いました。

ヒョンスは意識を失って、その場に倒れてしまいました。

現場検証は、中断となってしまいました。

 

倒れて意識の無いヒョンスに向かって、容赦ないフラッシュがたかれました。

シン弁護士は激怒しました。死ぬほど苦しんでいる人にフラッシュを浴びせるなんてと。

 

パクチーム長は、それがヒョンスの演技だと思い込みました。

 

シン弁護士のアトピーが悪化しました。

とても裁判に立つなんて出来ません。ソ弁護士が代わりを務める事になりました。

ソ弁護士にとっては、これが初めての裁判でした。

経験は無いけど、一生懸命さ、そして弁護士としての腕は確かなようです。

シン弁護士と同じように、アン検事の主張にことごとく反論して見せました。証言の穴やミスを指摘しました。その後、ちゃんと証言者のフォローも忘れません。

「検察は、今日、この法廷で犯行の直接証拠を提示できず、被告人の人格を否定しただけです。それだけで有罪と決めつけるのは常識的で合理的なことですか?」

「私は、自信をもって言えます。“いいえ、違います”と。」

傍聴席や陪審員の多くが頷きました。

ヒョンスも初めて落ち着いた表情になりましたし、シン弁護士も見直したという表情になりました。

アン検事と、パクチーム長だけが険しい表情だと言うのは言うまでもありません。

 

シン弁護士は、現場検証で疑問点がいくつか浮かんでいました。

ヒョンスに確認し、グクファには少し前まで同居していた友人がいたが、喧嘩して出て行ったと言っていたことを知りました。

既に、その元同居人ユン・ヒョジョンのことも掴んでいました。

麻薬が絡んでいると、推察しています。

ヒョジョン本人に直球で質問しました。

グクファを殺したのか?当日のアリバイは?犯人じゃないなら、犯人を知っているのか?

ヒョジョンは答えられませんでした。

 

ヒョジョンの流れからオム・ギジョンと言う人物の存在が明らかになりました。

グクファに麻薬を渡していた人物です。当日、グクファがギジョンに電話したことが分かっていました。

 

刑務所に監察チームの捜査が入りました。

ターゲットは、ト・ジテ。

取っ掛かりは、ヒョンスの脱臼事件。

治療してくれた医師は、既に監察部に目を付けられていたらしく、泳がされていた状態でした。

そこに、ヒョンスがやって来たと言う事です。

監察チーム長は、意気揚々とト・ジテを追及。

しかし、権力者との繋がりを持つト・ジテにかかると、あっという間に尻尾を撒くしかなかったのです。

取り調べを受けたヒョンスですが、ト・ジテのことは一切口にしませんでした。

それを知ったト・ジテは、ヒョンスに携帯を渡しました。

父のタクシーも、戻してくれたようです。

ヒョンスは電話して確認しました。

 

ありがとうございます・・・とヒョンスが携帯を返そうとすると、やるとト・ジテは言いました。

 

シン弁護士は、監視カメラの映像から、チョルホと言う不審な動きをする人物を見つけました。

宅配の仕事をしていて、グクファのところにも配達をした事のある人物ですが、電子足輪を付けている事が分かって既に首になっていました。性犯罪歴のある監視対象者だということですから。

公判をソ弁護士に任せて、チョルホに会いに行きました。

 

チョルホは事件当夜、ガソリンスタンドで偶然グクファを見かけ、後を付けていました。

それを指摘しても、チョルホは、自分は関係ないと言いました。

シン弁護士は言いました。

「グクファを殺したのはお前だな?とにかく、お前は法廷で事件当日のアリバイを証明する必要がある。」

俺じゃない

そう叫んだチョルホは、シン弁護士に向かって斧を投げつけました。

寸でのところで交わすことができましたが。

 

パクチーム長は、ヒョンスを攻め立てました。散々にけなしました。

ヒョンスは、我慢できなくなってしまいました。

「違います。殺してもいないのに、何故罪の意識を持たなければいけないのですか?」

ソ弁護士は、不利になるからと、制止しようとしました。

でも、ヒョンスは訴えたのです、無実を。

「僕は真実を述べているのに、何故無視を?黙っていたら、皆、刑事さんの言葉を信じる。僕の話は真実で、刑事さんは一般的な主張を・・・。」

アン検事が割って入りました。

「嘘だと主張するなら、今ここで陳述する事も出来ますよ。」

誘い水です。ソ弁護士は止めました。

しかし、ヒョンスは証人席に座る事を選択しました。間違った選択だと知るのに大して時間はかかりませんでした。

 

アン検事にかかったら、ヒョンスなど、赤子のようなもの。

矢継ぎ早に質問を突きつけられ、また、言葉巧みに動揺させられ、小さな言動を突っ込まれました。

無実を主張するどころか、間接的にグクファを殺したことになるかもしれないと、ヒョンスは思わせられてしまったのです。

「自分は誠実だと言う被告人に最後の質問をします。」

と、アン検事。

「キム・ヒョンスさん。あの日の夜、ホン・グクファさんを殺しましたか?」

これでどうだと、トドメを刺したようなアン検事の言い方です。ここまで痛め付けたら、もう自白しても良いだろうと言う雰囲気。

「分かりません。もう分かりません。」

と、ヒョンスは泣きながら言いました。

 

実際、グクファは、ヒョンスが逃げ出した時、まだ生きてたの

ヒョンスが逃げずに通報していたら、グクファは助かったの

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『ある日~真実のベール』5話まで

2023-09-19 14:18:25 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

パク弁護士は、ヒョンスに怒りをぶつけました。

約束通り、自分の描いた筋書き通りにならなかったことが気に食わないのでしょう。

自分がこんなにヒョンスのために動いているのに、全てを台無しにしてしまってと。

検察に対しても信頼を失った今、あなたが勝訴できる確率はどのくらいあるとと。

そして、自分は手を引くと、あっさり背を向けました。

ヒョンスは絶望の淵に立たされてしまいました。

心細くて、今にも泣き出しそうです。

この先どうなるのか、どうすればよいのか、途方に暮れてしまいました。

 

刑務所に戻ったヒョンスを、収監者のドゥシクたちが虐めました。

たばこを3つ持ってこいとドゥシクが言いました。従わないと・・・と剃刀をチラつかせました。

ヒョンスは、逆らう気力もありませんでした。

ト・ジテからタバコを買いました。

でも、2つしか売ってくれなかったので、ドゥシクはヒョンスを散々に痛め付けました。

同房のソンスが助けてくれなければ、もっと酷い事態になっていたでしょう。

ヒョンスは、自分が自殺した幻を見ました。もう、精神がギリギリの状態です。

 

翌日、ヒョンスは父に電話して領置金を入れてほしいと頼みました。

父は頼みを聞き入れてくれました。でも、父もお金に不自由している様子がうかがえました。

そしてヒョンスは、またト・ジテからタバコを買ったのです。

ト・ジテはヒョンスがタバコを吸わない事を知っています。だから、恐喝されていると察しました。

酷い暴行を受けているヒョンスを見ました。

その時は、ヒョンスの治療を優先し、ドゥシクを見逃しました。

しかし、直後に、ト・ジテはドゥシクに対して、ヒョンスにしたのと同じように、仕返しをしたのです。

ヒョンスの目の前で。

ヒョンス、とても凝視することは出来ませんでした。

 

この一件は、ドゥシクが懲罰房に入れられて終わりました。

刑務官たちは、ト・ジテに買収されているのです。だから、ト・ジテの言いなりでした。

 

パク弁護士は、マスコミの論調が自分に批判的なのを知ると、対面を保つためにも、挽回しなくてはと思ったようです。

でも、自分は担当せず、ソ弁護士に全てを任せることにしました。

決して勝訴できるとは思っていません。誠意を尽くしたと、世間に思ってもらいたいのでしょう。

パク弁護士、上司としては部下を育てることにおいて、腕が良さそうです。ソ弁護士は、意欲もあるし、一生懸命ですから。

 

シン弁護士は、別れた妻ジョンアから娘の学校の行事に行ってほしいと頼まれました。

いろんな職業の人から話を聞くと言うイベントです。

そこで、シン弁護士は、弁護士と言う仕事を分かりやすく話して聞かせ、生徒たちに喜ばれました。

娘も嬉しそうでした。

 

帰宅すると、待っていたのはソ弁護士。

共同弁護を要請しました。

ソ弁護士は国民参与裁判を提案。シン弁護士は賛成しました。

 

ヒョンスとシン弁護士、そしてソ弁護士の戦いが始まりました。

俺も必死に動くから、お前も諦めるな・・・と、シン弁護士はヒョンスに言いました。

暴行を受けているのは一目瞭然のヒョンス。なのに、大丈夫だと言いました。その様子に危うい感じを受けたのでしょうね、シン弁護士は。

 

ト・ジテがヒョンスを呼びました。

そこで、ヒョンスは家族の現在の状況を初めて聞かされました。

妹は校内暴力に巻き込まれて転校、父は科捜研にタクシーを押収されてしまったため、配達の仕事をしていると。

電話しても、父は一切そう言う事を話したりしません。ヒョンスのせいで被った苦しみを、ヒョンスにぶつけたりはしないのです。

こういうところ、ヒョンスの家族は本当に普通の、善良な家族だと分かります。

 

ト・ジテはヒョンスに協力を求めました。

 

ヒョンスの腕をわざと脱臼させて、外部の医者の治療を受けさせました。

そして帰ってくると、その包帯を受け取ったのです。

包帯には、麻薬が沁み込ませてあったようです。

ヒョンスは、勿論、その仕組みを知りません。知らないまま、協力させられたのです。

先日、ト・ジテがヒョンスを助けたお返しだと。

 

娘の学校の事で世話になったとジョンアがシン弁護士に礼を言いました。

シン弁護士は、ジョンアの科捜研職員と言う立場を利用させてほしいと頼みました。

現場の再検証です。

ジョンアは、細かくチェックし、記録していきました。

シン弁護士の相談にも乗りました。

ジョンアは、1つ不思議に思ってることがありました。シン弁護士がどうしてここまで熱くヒョンスの弁護をしようとしているか・・・です。

恐らくこれまでのシン弁護士にはみられない姿だったのでしょう。

 

パクチーム長も、見つかっている以上に証拠があるのではないかと、事件を詳細に調べています。

ただ、パクチーム長は、ヒョンス犯人説は動かないのです。

ヒョンスが犯人だという直接的な証拠を得ようと、監視カメラの映像を細かくチェックしています。

そして、アン検事もまた、直接証拠を得ようと、必死です。

 

公判の朝、ト・ジテが新しい白いシャツをヒョンスに持って来ました。以前の眼鏡といい、少しでもヒョンスが裁判長に対して印象が良くなるようにと言う気づかいです。

でも、母が用意してくれたからと、ヒョンスは断りました。お気持ちだけいただきます・・・と言って。

それにしても、どうして最初からト・ジテはヒョンスに気を遣ってくれるのでしょう。

 

母が用意してくれたのは、青いシャツでした。

それを見たシン弁護士は、青いシャツは囚人服の色だからと、自分のシャツと交換させました。

ト・ジテが渡そうとしたシャツと同じです。

こういう印象が大切になってくるのね。

 

公判が始まりました。陪審員が並んでいます。

アン検事は、凄惨な事件現場写真を敢えて示し、陪審員の気持ちを引き寄せようとしました。

難しい裁判用語や法律などより、陪審員には心に響く演出が大事になってくると、シン弁護士も承知しています。

ヒョンスが動揺し、呼吸も乱れ、喘息の発作が今にも起こりそうなのを感じ、ヒョンスに冷静に動揺しないようにと言いました。

シン弁護士は、ヒョンスの善良さを訴えました。

 

アン検事の示す証拠は、間接証拠とはいえ、衝撃的なモノばかり。

陪審員や傍聴人たちはどよめき、ヒョンスは絶望的な表情になりました。

シン弁護士は、アン検事の主張をことごとく反論してみせました。

検察が持っている“有力な証拠”は、全てがヒョンスが犯罪を起こした事を証明する直接的な証拠ではないと言う事が、改めて分かりました。

 

劣勢になりかけたアン検事は、再度の現場検証を要求しました。

もう一度現場を見たら、ヒョンスの記憶もはっきりするかもしれないし、陪審員にもヒョンスの卑劣さが分かると思うからと。

裁判長は、流石にやり過ぎだと思ったようです。で、アン検事に注意しましたが、当然の権利だと引きません。

そして、陪審員の賛同を得て、陪審員や関係者、そしてマスコミも参加しての現場検証を行う事になったのです。

 

行きたくないと、ヒョンスは呼吸を荒くしながらシン弁護士に言いました。

でも、拒否することは陪審員に対して悪印象を与えることになり、決して良い事ではありません。

頑張れと、シン弁護士は言いました。

 

雨の中、現場の建物に入ろうとしたヒョンス。

警察と検察のメンバーが立ちはだかっています。

大勢の険しい表情を浮かべた“手ごわい敵”を前にして、ヒョンスは恐怖にすくみ上りそうでした。

そんなヒョンスに傘をさしかけたシン弁護士。

ヒョンスより背の高いシン弁護士の傘の中に入り、ヒョンスは少しだけほっとしたように見えました。

自分にも守ってくれる人がいてくれると。

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