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ペク・ギョンを演じてるイ・ジェウクssi。この間まで見ていた「天気が良ければ~」のジャンウとあまりにも正反対なキャラクターなので、同一人物なのか、信じられません。それだけ上手いってことですよね
ハルはある時ふいに自我を持ちました。
自分は誰なんだろう・・・と。左手の手のひらには傷があります。その理由も知りたいし、何より自分がどこから始まって、どこに向かっているのかを知りたいと思いました。
そんな時、図書館の棚であの本を見つけたのです。『秘密』を。
登場人物紹介のページで、“ウン・ダノ”と言うエキストラの女の子に目が留まりました。
ある日、ハルは学校の中庭で、ブラックホールのような穴が空間に開いていることに気が付きました。
図書館の『秘密』を抜き出した棚の奥に見えた穴です。
驚いて見つめていると、彼ともう一人、その穴を食い入るように見つめている人がいる事に気が付きました。
ダノです。
ダノが初めて穴を見た時のことです。ダノは自分以外にミチェしか気づいていないと思っていました。でも、本当はハルもそこにいたのです。
ダノより先に、ハルがダノを見つけていたってわけ。
その時から、ハルはダノから目が離せなくなりました。
意識せずにダノの名前を呼んだハル。ハルは初めて自分の声を聞きました。
何故名前を知っていたんだ?・・・とハルは思いました。
何故、ダノだけに目が行くのか・・・分かりませんでした。
ギョンを殴ってダノを連れて行こうとしたハル。
「場面が変わるから言っても忘れてしまう。」
と言うハルの言葉で、ダノは、気づきました。ハルもまた自我を持っていると。
ステージとシャドゥを行き来していると。
始まりは君だ、ウン・ダノ・・・とハルは言いました。
ギョンは、このところ混乱し切っています。
ダノやハル、そしてドファの言葉が全く理解できないのです。
ダノが自分から離れて、ハルに近づいていくのも気に障りました。
ドファは自分の作者によって決められたキャラクターが気に入りません。
シャドゥでいくらジュダに告白しても、ステージ戻ると、ジュダは何も覚えていません。
もっと強引な性格に設定してほしかったと思いました。
ドファは、『秘密』を読んで、ダノの心臓病が悪化していて、主治医である兄から余命宣告を受けたことを知りました。
何も知らなかったとはいえ、ダノに気を使わなかった自分を責めました。
エキストラにあまりにも過酷な運命じゃと、ミチェに言うと、
「エキストラだからより残酷なんだ。」
と、ミチェは言いました。
ギョンがダノに謝りました。壊した心拍計の代わりに新しい物を差し出しました。
でも、ダノは受け取りません。
そして言いました。
「もうあなたを好きでいるのは止める。」
おダノ自身も意外に思うセリフです。
片思いは、する人だけが大変なんじゃない、受ける人も大変だから・・・と言いました。
ここまでがステージ。
突然シャドゥに戻ったダノは、自分のセリフに本当に驚きました。ここまで思い切った事が言えるキャラクターだったんだと。
ちょっとすっきりしたみたいです。
一方、ギョンの方も、これまた自分が思ってた以上に破談の宣言が心に刺さったみたいですね。
ダノは、ハルが自分の記憶を全て持っていると知り、何だか心浮き立つ思いでした。
いろいろ恥ずかしい事をして来た事も気にかかるけど、ハルを意識しているのも事実でした。
ハルもまた、何故ダノを見つめてしまうのかが、気になっていました。理由を知りたいと思っています。
ダノはハルにステージとシャドゥについて説明しました。
主人公はジュダとナムジュで、自分たちはエキストラに過ぎない存在なんだと。
そして決められた運命を生きるのではなく、自分たちで動く事で運命を変えようと言いました。
現に、決められた運命の筈のダノの片思いも、一瞬にして終わったのですから。
「この辺で止めろ。」
と、ミチェが言いました。
「私は自由に生きたいだけなのに」
と、ダノが言うと、
「それがこの世界を壊すんだ」
と、ミチェ。
この言い争いを、ハルは黙って聞いていました。彼の左手の傷が痛むみたいです。そして、何故だか、ミチェを睨むように見つめていました。
ギョンがハルに詰め寄りました。
お前は誰だと。
「覚えられないだろ。僕の名前はハルだ。場面が変わったら忘れる」
“場面?”“忘れる?”・・・ギョンは全く理解出来ません。
ミチェが別の漫画を見ていました。
タイトルは『凌霄花(ヌンソファ)』。
“私は自分の始まりも知りません”と言うセリフがあります。ハルの思いと同じです。
ミチェはハルに言いました。目覚めてしまったか・・・と。
どういう意味?
「ステージをめちゃくちゃにしたら、痛みが増すぞ。」
と、ハルの左手のひらの傷を押さえました。そして続けました。
「ウン・ダノを止めろ。それがお前の存在理由だ。」
ナムジュの誕生日パーティが盛大に開催されました。
招待された人しか参加できないと言う、なんともセレブなイベントです。
ダノは、また予知しました。そのパーティでナムジュがジュダを正式に恋人として披露することを。
ドファはそれを知ってショックを受けました。
作者の意図だから、どうしようもないと。
でも、ダノはそれを変えようと考えました。成功するかどうかは分からないけど、行動を起こしてみようと。
ハルは反対しました。ダノが危険だからと。
ダノは自分には残された時間が少ないからとハルを説得しました。
そんな二人を見たギョンが、話があるからとダノを無理やり連れて行こうとしました。
でも、ハルがそれを止めたのです。
ハルがダノを自分の後ろに庇ったシーン、ほっほ~っと、思わずにんまりしてしまいましたよ、あたしゃ
で、ハルはギョンに見せつけるようにダノに協力すると言ったのです。
ギョン、激怒ですよ。
これ、シャドゥの出来事でした。場面が変わったら、他の者は、誰もギョンの激怒した様子を知らないんですもん。
いろんなことが壊れて来てるとダノは思いました。
ギョンがハルの存在を、ハルの名前を覚えています
ステージなのか、シャドゥなのか、分かりづらいわ~っ
そして、誕生日パーティの日になりました。
予知では、ナムジュがジュダとの交際宣言をすることになっていたのですが、それが変わりました。
ナムジュのセリフを、ギョンが
ギョンが交際を宣言したのは、ダノでした。
それも、ハルの目の前で。
もう一つ変わったことが。
本来、交際宣言するはずだったナムジュは、ドファとジュダが一緒のところを目撃。
ドファはジュダに告白できました。
ネームが大幅に変わりました。
何が起こる