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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

ベンツML350BlueTec(ディーゼル)で2.4万キロ走破 サラ・ブライトマンと駆け抜ける全ての

2014年03月23日 18時30分14秒 | 

 今年の3月15日でちょうどMLを初めて車庫入れしてから1年経過、週末に岡山の牛窓で仲間と1泊2日の懇親会を開催し帰って来て、2.4万キロを超えた。1か月が2,000kmのペースだからかなり距離が伸びている。

 ヤナセからは標準が年間1~1.5万キロ程度なので、走行距離が多いと、1kmあたり20円ほど売る時の価格が下がりますと言われている。しかし、そのために走行距離を落とすなど本末転倒なので気にしない。

 今週は珍しく松山、牛窓と長距離をドライブし、改めて、あらゆる場面での高級テイスト、追い越し加速の良さ、スムーズさを堪能し、安全機能の良さを安心感として感じることが出来た。

 山陽道はトップまで375mの急坂もあり、結構アップダウンを伴う。ML350BlueTecは何しろトルクが63.2kgmと巨大なので、登坂でもレーシングカーの様な加速が楽しめる。追い越し加速はモンスターと遜色ない。

 前の車を追い越すのに、手間取るようだとイライラするし、状態が変わる危険性も有る。その点、MLではアクセルを踏み込むと、強力なトルクで胸のすくような加速を生む。しかも、モンスターのようにノイジーではない。

 下手な操作でタイヤに負担がかかる場面でもベンツ独自の制御システムで、タイヤ毎の制御やエンジンの抑制などでスリップを防ぐことが出来るのは、心の余裕に繋がる。

  変な話で恐縮だがMLはサイズが大きいので、他のベンツが来ようが、BMWが来ようが、アウディーが来ようが、相手の方がちょっと腰が引けている感じで、対外車でも気分的に楽だ。

 ただし、MLが四駆なので遅いと勘違いする人もいるみたいだ。2車線で、中央の最後尾にいると、後続車がわざわざ外の車線つく場合が結構ある。遠慮している点もあるかもしれないが。

 最も気にしていたのはディーゼルの経年に伴う音や振動だった。しかし、特に変化は感じないし、今後も問題なさそうだ。シリンダーの容量が1気筒500CCと小さくしてあり(ガソリン車の580ccより小さい)、静粛さには加工精度、材質、オイルが向上している事が貢献している。

 昔のディーゼルエンジンでは、新車の時からがらがらという音と振動が有ったらしい。この点は相当の技術開発が進んできたのだ。外では少しノイズが有るが、窓を閉めると同じタイプのガソリン車との差は無いといって良いだろう。

 これは画期的な事だ。何故なら、新開発省エネディーゼルだから、燃費は抜群に良い上に、追い越し加速はレーシングカー。高速道路では、時々お遊びで加速しても1リットル13kmぐらいかな。燃料コストはガソリン車の半分。

 タイヤは扁平で、ランクルと比べると道路の小さな凹凸を拾いやすい。味付けはランクルと異なるが乗り心地は良い。直線性が良く、ハンドルは小気味よく切れ、カーブでは安定している。

 ランクルでは小さなカーブが最悪だった。MLならガンガン、カーブを攻められる。カーブでちびなセダンに負けない。タイヤパンクを知らせてくれるのも凄い。

 空調は素晴らしいね。短時間で均質な温度環境になる。特に寒い国の車らしく、暖房は足先を含めて体全体を全体を温かくしてくれる。まるで湯船に入っているよう。

 私の車は新車時から、レーダーと監視カメラ2台を付け、テレビは走行中も見ることが出来る。高速道路ではハードディスクに詰め込んだマドンナ、ガガ、サラ・ブライトマン、ビヨンセ他、新しい曲をガンガン流す。奥行きのある音は抜群にいいね。

 新しい曲を入れるには、どれかを落とさざるを得ず、それが面倒くさい。容量を2倍以上にして欲しい。ヤナセではハードディスクがいっぱいになったのを見たのは私の車が初めてと言っていた。

 ベンツのナビは三菱電機でこの癖もだんだんわかってきた。カロッツェリアのように曲がる場所を「ここです」とは言わないが、画面に手前から青い縦BARが出て、そのBARが縮んで消える直前が曲がるポイントだ。

 ナビがタッチパネルではなく、ベンツは頑固に採用しないのが泣き所。音声認識で「施設検索」と言い、ズバリ「スカイツリー」などというのが便利だが、「愛媛大学工学部」と言っても、工学部が出てこない。電話番号が有れば、それが最も的確。

 レクサスではナビ電話で女性が対応し、目的地を設定してくれるのに比べるとこの点でははっきり劣ると言わざるを得ない。最近、BMWでは緊急時に繋がるサービスが出来たらしい。

 操作方法はヤナセに行っては聞いたので、1年で主な操作の80%以上は頭に入ったかな。スマホのブルーツース設定も自分でできるようになった。今どきの車はスイッチ操作が多くて大変。

 ハンドルの右に有り、指で動かす電子サスペンションは最初驚いたものの、今では便利さが当たり前になって、特に感じなくなった。ただ、他の外車で相変わらずセンターのレバーを後ろに下げるミッションを見ると古いなと感じる。

 ブレーキは兎に角良く効く。低速でうっかり踏み過ぎるとガツンと止まるので、円滑さを欠くが、このブレーキの良さは安全性を支える。事故を防止できる。引き換えに、外車特有だが、ホイールがすぐ汚れる。

 広島ヤナセには、平日と土曜日は美人の受付がいるので、土曜毎に行く事にしており、毎回テーマを考えては聞く。すると、サービスや営業を呼んでくれるので、アイスティーを飲みながら話が聞ける。

 不満だった低速時1000~2000回転付近の排気音は気にならなくなった。パワーのあるエンジンは大なり小なり独特の排気音が有り、音量は小さい部類。チューニングしたAMGではアイドリング状態でボロボロ言っている。

 AMGはベンツで特別チューニングしたレーシング仕様の車だ。2リットルでも360馬力が出るらしい。4月以降、AMGを広島と東京で試乗してみる。

 ヤナセではほとんどのベンツ車が売り切れ、僅かに残った売れ筋ではない車をショールに飾っている。これを売るのも営業の腕と言っている。4月分も前倒しで完売で、暫く新車が在庫しない。

 ここ数年、絶対量はアウディーの方が売れているらしいが、最近の販売数の伸びはベンツの方が大きいだろう。何しろベンツは昨年、全車すっかり様変わりし、新しいベンツになったのだ。

 ベンツは確かに価格が高い。高いが、あらゆる場面での世界一の安全性を考えるとリーズナブルな保険料ではないだろうか。


琴欧州関は真面目で優しすぎた 惜しまれる引退

2014年03月23日 10時02分55秒 | スポーツ

 琴欧州は2mを超える身長で、ファイターとは思えないような美しいマスク。成績不振が続いていたが、負けが込み、残念な引退発表となった。欧米人にしては珍しく泣いていた。

 私は昨年春ぐらいだったか、琴欧州関に手紙を送った。それは、ツッパリを研究して戦いを有利に進めるべきとするものだった。琴欧州の取り組みを見ると、背の低い相手に対し、かがみ込みバランスを崩してまわしを取りに行く。

 何しろ琴欧州関は手が長いのだから、これを活かさない手は無かった。自分の有利な姿勢で、バンバン張り手や喉わなどを繰り出す。相手の姿勢を崩し、自分が有利になった段階で組んでも良いし、そのまま土俵外まで突き出しても良い。

 もし、ツッパリ、張り手、喉わなどを先に繰り出したら、琴欧州の圧倒的に長い手の攻撃を受けると対処できない。相手にとってまるでミサイルを射込まれるようなもの。琴欧州の独壇場となった可能性は有る。

 その後取り組みを確認していたが、ツッパリどころか、よろよろと前かがみにまわしを取りに行き、非常に不安定そのもので、カモになっていた。白鳳など背の高い相手には良い相撲が取れたが小さい団子型の関取には苦戦した。

 多分親方などが、伝統的な相撲の戦い方を指導してきたに違いない。全てが間違いではないが、圧倒的に長身のものが饅頭型で重心の低い相手とどう戦うかについて経験もノウハウも無かっただろう。

 多分バルトも、同じような悩みを抱えていた。相撲は日本の国技だから、ああすべき、こうすべきという、べき論が多い。琴欧州ほどやさしくてまじめで素直だと、指導されるがままになる。

 指導する側は何でも言う事を聞いてくれるので、気持ち良いが勝てるかどうかは別物。指導するなら、勝負にこだわるべきで、責任も有った。ツッパリ、張り手、喉わなどは研究して欲しかった。

  彼の顔は最後まで美しかった。勝負師にはなれなかったのか。2通目の手紙を書こうかと考えていた矢先で、実に残念だった。