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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

今更、憲法議論など意味が無い 日本は中国という現実的な脅威に対抗しなければならない

2015年06月17日 16時57分54秒 | 深刻な問題
 憲法学者が自衛隊の海外派遣を憲法違反とするのは当然の事で、違憲でないとすればまともな憲法学者ではない。電力会社のオカマ(課長以上)みたいなもの。本来安倍首相は正面から憲法改正を目指しつつ、同時に憲法解釈の幅を広げる両面作戦をとれば混乱が無かったはず。

 安倍首相は、「みなさま、中国が尖閣諸島を強奪したら、中国に対して、よろしかったら沖縄や九州もどうぞと言うんですか?」「私は愛する日本の国土を何としても守りたい。しかし、憲法を改正したいが丁寧に説明し理解して頂くには時間がかかる。だから、当面は可能な範囲で解釈の幅を広げて現実的な驚異に対抗したい。どうかご理解を頂きたい」と主張すればよい。

 この主張だと野党とも十分戦えるね(安全か?憲法解釈か?)。国民も一定の理解を示す。大体、自衛隊の存在そのものが憲法違反であって(アンタッチャブル)、下手な議論を始めると収拾がつかなくなり、無理筋を強行すると悪しき歴史を残す事になる。

 アメリカも最近まで中国の意図が見抜けなかったなど、ちょっと信じがたいお人好しだね。そこにオバマの様な過度な中国経済依存の大統領が登場し、また世界のポリスを辞めるなどと世界に宣言したものだから、相当食い込まれてしまった。

 フィリピンの近海小島に強固な中国軍事基地が完成しつつある。ここに至っては、次期アメリカ大統領候補が、「私が大統領になったら1日で中国の南沙諸島基地を破壊する」などと脅さない限り、中国の猛進は止まるわけがない。

 特別に私が主張したいのは、アメリカとの関係である。数年前までは、アメリカ人にとって信頼できるのは中国であり日本ではなかった。極端に言えば、アメリカ人と中国人の共同の敵が日本だった。実は日米同盟とアメリカ人の意識はベクトルが反対だった。

 為替が円安になり、株価が何故上がっているか。多くの日本人はアベノミクスや日銀の頑張りと思っているし、それも事実だが、アメリカが支持し容認しているから実現できている。この事は絶対に忘れてはならない。

 中国の巨大化と、横暴さが実はアメリカをして日本に近づけることになり、安倍首相はうまく立ち回っている。野田首相では絶対にこうはならなかった。だから、私は安倍首相を支持する。

 自衛隊は後方支援を厳守するよう、また60歳を超えても志願できるように法整備したら良い。平均70歳を超える後方支援部隊が有っても良いのではないか。

続く

コメント
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