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肝心な日経平均2万円の底割れでETFを買えなかった日銀!運用失敗で資金が焦げ付いたか

2015年06月18日 16時21分33秒 | 社会・経済
 本日は日経平均がどんどん下がり始め、遂に2万円割れ。遅くとも14時45分ぐらいから日銀のETF買いが入ると予想されていたが、全く音無しであっさり底が抜けたまま終わってしまった。

 原因はいくつか考えられるが、日銀は結構高いところでETF買い介入している。2万円を割ると赤字が相当膨らんで来る。赤字が資金を食ってしまい、余力が無くなったのか、或いは担当者の手が震え何もできなくなったのか。

 いずれにしても、株価を保ち上昇させたいのであれば、底割れ場面こそ出動時期で、ここで買えないのなら、日銀の実質的な存在意味がない。例えば、2万円割れから一気に2万300円ぐらいまで買い上がるとかね。売り方は恐怖で震えてしまう。

 日銀はいつも凄い大量買いをする。まるで竜巻のように株価が上がるのだ。資金は莫大。その日銀が高いところで竜巻を見せて、いざこの場面で購入しないとなると何の意味が有るのか。アメリカの売り方ヘッジファンドなどと、裏でつるんでいるのか?

 多分市場は日銀の出方を試すだろうね。意図的に株価を下げては様子を見る。2万円割れを放置しておくと次の目標は1万9千円だ。株価上昇ムードは一気に冷水を浴びせられ、回復も難しくなる。

 前から指摘しているようにETF買いで株価を保ちたいのなら、株価が下がってきたここぞという場面で買いを入れるべきだ。高い場面では、過熱感を冷ます程度に売るべきだろう。資金の問題も有るが、加熱は暴落に繋がるからだ。

 何が有ったか知らないが、訳の分からん日銀の運用ではある。日本の銀行元締めだから、世界の笑いものにならんようお願いしますよ。

続く