2002年から無謀にも全く専門外のテーマに取り組み始め、当初は空想と思い入れで気ままに原稿を書いては電気学会で発表してきたが、ここ4年ぐらいは文献を真面目に読み始めて、改めて自分が何も知らなかったかを思い知る事となった。何を知らないかも分かっていなかった。
ま、しかし、何も分かっていない乱暴な進め方が、従来の学説や常識に捕らわれず、独自の道を心地良く進むことが出来たのではないかと思う。幸い、毎年(最近)仲間の工学博士に提出前の原稿をチェックして貰う中で、僅かに肯定的な感想が得られつつあることで良しとする。
読む文献は分子生物学、進化、遺伝子、免疫学、薬学、生理学、タンパク質、生命科学、微生物、内臓、感覚器・・と幅広い。関係の有りそうな本は全部目を通すが、進化に関わるところだけ飛ばし読みする。飛ばし読みしても理解できないところは多い。
16年ほどが経過して、一部大きな変更も決断したが、最もコアである「進化の駆動力として評価システムが有った」とする概念は維持しつつ続けている。統一メカニズムによる物質からの進化も辛うじて残している。
大きな変更とは、当初、細胞の中に計算機のようなものが存在しランダムシミュレーションでもやってきたのかと思っていた。現在では「進化対象が与えられた環境で活動する中で、ありとあらゆる可能性を試し、それを記憶させる事で進化の評価に使う」に変更し、ランダム性は確保しつつ世界をバーチャルからリアルに切り替えた。
計算機のバーチャルシミュレーションは現実とのギャップの問題が有り、リアル世界で起きた事を記憶させて進化材料として使う方が、当然ギャップも無く、精度も高い。今年の発表ではセンシングなどに関して利用できる報告が見つかり紹介する。
生物の動きや形状などをセンシング(情報として獲得)出来るのか、確証の無いまま議論に取り入れ進めていたのが、全く根拠の無い嘘出鱈目ではないと言えそうな所へ来た。
最近では、ダーウィン説や中立説も読むが、ざっくり言って、進化論はまだほとんど分かっていないというのが現実だと考える。僕の場合、かなり突っ込んでより具体的なメカニズムを仮定しているものの、現実の細胞の中で起きている事は「想像を絶する」の3乗ぐらいの内容である。もしかしたら10乗かもしれない。
膨大なシステムで、例えば1細胞に数百万個あるとされるリボソームにしてもそれぞれが秩序正しく正確に働いている。だから、人間の様な高度な生物が出現するのであるが。
建設中!!
ま、しかし、何も分かっていない乱暴な進め方が、従来の学説や常識に捕らわれず、独自の道を心地良く進むことが出来たのではないかと思う。幸い、毎年(最近)仲間の工学博士に提出前の原稿をチェックして貰う中で、僅かに肯定的な感想が得られつつあることで良しとする。
読む文献は分子生物学、進化、遺伝子、免疫学、薬学、生理学、タンパク質、生命科学、微生物、内臓、感覚器・・と幅広い。関係の有りそうな本は全部目を通すが、進化に関わるところだけ飛ばし読みする。飛ばし読みしても理解できないところは多い。
16年ほどが経過して、一部大きな変更も決断したが、最もコアである「進化の駆動力として評価システムが有った」とする概念は維持しつつ続けている。統一メカニズムによる物質からの進化も辛うじて残している。
大きな変更とは、当初、細胞の中に計算機のようなものが存在しランダムシミュレーションでもやってきたのかと思っていた。現在では「進化対象が与えられた環境で活動する中で、ありとあらゆる可能性を試し、それを記憶させる事で進化の評価に使う」に変更し、ランダム性は確保しつつ世界をバーチャルからリアルに切り替えた。
計算機のバーチャルシミュレーションは現実とのギャップの問題が有り、リアル世界で起きた事を記憶させて進化材料として使う方が、当然ギャップも無く、精度も高い。今年の発表ではセンシングなどに関して利用できる報告が見つかり紹介する。
生物の動きや形状などをセンシング(情報として獲得)出来るのか、確証の無いまま議論に取り入れ進めていたのが、全く根拠の無い嘘出鱈目ではないと言えそうな所へ来た。
最近では、ダーウィン説や中立説も読むが、ざっくり言って、進化論はまだほとんど分かっていないというのが現実だと考える。僕の場合、かなり突っ込んでより具体的なメカニズムを仮定しているものの、現実の細胞の中で起きている事は「想像を絶する」の3乗ぐらいの内容である。もしかしたら10乗かもしれない。
膨大なシステムで、例えば1細胞に数百万個あるとされるリボソームにしてもそれぞれが秩序正しく正確に働いている。だから、人間の様な高度な生物が出現するのであるが。
建設中!!