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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

バクテリアにもオスメスが有ったなんて 教科書にも載っていない

2018年02月08日 18時46分17秒 | 生命
 バクテリアとは細菌の事です。
あなたの腸の中には100兆個とか、あなたの細胞数を遥かに上回る数が存在し、多くは味方で、腸細胞とバクテリアは助け合っています。協力バクテリアがいないと免疫などの不都合が起こります。

 これらバクテリアにもオスとメスが有ることが分かりました。
有性生殖をするオス&メスではないのですが、以前書いたプラスミド(補助的なDNA:環境への対策ノウハウが有ったりする)を持っているのがオス、持っていないのがメスになります。

 このオス&メスの用語使い方は便宜的なものでしょう。
オスは性線毛でメスを捕まえ固定すると、パイプの様なブリッジでメスに接合し(このへんが動物のペニスの様で名前の由来かな)、プラスミドを注入します。注入されたメスはオスになります。

 プラスミドのDNAはリング状になっており、リングのDNAを鋳型にしてリングの外側を巻くように新たなDNA(プラスミド)が複製されます(ローリングサークル法と言います)。複製されたDNAは、はがすようにして引き離され、メスに渡す新しいDNAになります。

 バクテリアは薬剤耐性の機能を持つプラスミドを仲間に渡すので人間にとっては厄介です。
この行為はダーウィン説に反するように思えますが、学説では社会性の集団動物や親子の愛などを含めてダーウィン説とは矛盾しないとなっているようです。
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