宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

ネット環境の最前線ートラブル解決の日々

2013年07月13日 10時37分29秒 | デジタル・インターネット

 小さな会社を経営し、事務所+2世帯自宅であるから、ネット環境は中途半端に煩雑でトラブルも十分経験した。システムの構成やトラブルのドタバタ解決劇(一般家庭でも参考になる)などを報告したい。

 色々有って、今はNTT西日本の光フレッツ1Gbps、レンタルサーバーはWADAX、共用ハードディスクはIOデータの4ドライブLANDisk、電話はパナソニックのビジネスフォン(自動録音)、複合機はシャープが2台(大型、小型)、パソコンは14台(XP、VISTA、7,8)、ウイルス対策は8用にディフェンダー、エッセンシャルズ(いずれも無料)などとなっている。

 通信は当初100Mbpsを考えた。中国電力も検討したが、IP電話のチャンネル数の制限が有り、NTT西日本の光フレッツとし(IP電話が8ch可能)、パナソニックのビジネスフォンとのセットにした。15台近くのパソコンが動いていても支障はない。NTTのIP電話は普通の電話番号が使える。

 各部屋へのケーブル配線は通信屋に頼むと高いので、電気工事屋に発注した。半額以下だったかな。小さなスペースを確保し、端末などを入れ、ルーターにハブを繋ぎ、ハブ(自分で購入)から各部屋にケーブルを配線し、各部屋にハブを設置した。

 事務所移転に伴う最初の接続工事は大変だった。1か月以上前からNTTと打合せしながら進めてきたのに、この地区が電気、通信など埋設ケーブルということで、電信柱方式と考えていた業者が工事できず、NTTは帰ってしまった。

 NTTが次の工事は2週間以上先という。仕事が止まるので、担当課長と交渉。NTTは頑強で聞く耳を持たない。2時間ぐらい必死で食い下がり、5日ぐらい先にしてもらった。その間は社員の個人パソコンでバックアップ体制をとった。

  最近、1Gbpsに切り替えたが、土曜日の工事にパナソニックが来ず(電話の工事も伴う)、NTTの営業が対応して何とかなった。パソコンはXPが過半数で、VISTA、7、8と雑多。次第に8に切り替えているものの8は使いにくく評判が悪い。

 レンタルサーバーは当初OCNにしていた。ところが、ヤフオク通販向け説明文をホームページへのリンクで実施していたところ、閲覧が多くなり、課金を科せられるようになった。最初の4万円は払ったが、十分な説明も無く10万円を超えてきたところから説明を求め、納得できず遂に裁判となった。NTTは怖いもの無しでやくざ官僚みたい。

 裁判は明らかにNTTを勝たせるためのもので、事前に聞いてはいたが簡易裁判長の一方的に偏ったやり方で負けた。そこで、ネットで調査し、WADAXに切り替えた。閲覧が多くてもWADAXでは元々課金が無い。また、問い合わせに対しても親切で、メール設定やトラブル対応でも親切で助かっている。

 業務では共通のファイルを利用しなければならない。社員が関西や四国にも点在していた時は有料のウェブディスクを利用していた(ジャストシステム)。その後、広島本社に絞って以降は、LANDISKを利用している。このLANDISKも大変だった。

 当初の小容量(700GB)のLANDISKは特に問題なかったが、2ドライブのバックアップタイプにしたところ、読み書きができなくなった(いずれもバッファロー)。仕事が止まるので、エディオンに調査をお願いし、IOデータの4ドライブに切り替えた。

 バッファローの2ドライブでは書き込みを二つのディスクに書き込みバックアップできるとは言うものの、実際には不具合が起きると全体が動かなくなる。これに対して、IOデータの4ドライブでは、4つのディスクが独立したパッケイジになっており、不具合が有るとそのパッケイジを入れ替えれば、自動で修復される。やっと安心できるシステムとなった。

 ネットワークに共用ディスクのアイコンを作り、それぞれのパソコンは、ネットワークに入り、アイコンの右クリックで「アイコンを作る」をクリックして、デスクトップにアイコンを作成。デスクトップにアイコンをダブルクリックして共用のディスクの読み書きができるようになる。

 FAXの受けはLANDISKに書き込み、それをメール転送などで見るようにしている(ペーパーレス)。ファイルのFAXは複合機を利用してこれもペーパーレスで送付できる。

 最も困るのは、インターネットが使えなくなる場合、社員の手が全部止まり、業務にも支障が出る。社員はネットやパソコンを使いこなせるが、大きなトラブルは社長が解決しなくてはならない。

 例えば一般家庭でもネットが繋がらくなるとか、パソコンがフリーズするトラブルは多いはず。また、ウイルス対策にも苦労させられます。

 対策だが、いざという時に出張サービスを受けられるよう極力エディオンから購入するようにしている。(昨年度までは年間80万円購入で出張無料だったが、今年度からエディオンの特典制度がなくなり出張は3千円になった)

 どんな時にも、一番最初にやるのは、一度電源を完全に落として、起動させる(再起動より一旦完全に落とす)。単純だがこれで直る場合が多い。

 ネットが繋がらない時に多いのが、①パソコンの番地設定が固定になっている場合、②ハブが錯乱している場合。

 ①レンタルサーバーの場合、ルーターからパソコンへの番地が割り振られるが、パソコン側で固定に設定していると繋がらない。何故か突然、設定が突然固定になる場合が有る。この設定変更はネットで調べてください。

 ②ハブが錯乱状態になると通信できない。ハブの電源を落とし、1秒以上経過してスイッチを入れる。通信速度を上げる1Gbpsにするのも手。

 画像編集の作業では大容量となるのでパソコンがフリーズしやすく、古いパソコンでは泣かされた。画像処理カードは必需品。CPUがi5以上になってからはフリーズしなくなった。パソコン内にごみがたまると動かなくなる。例えば、シャットダウンで電源が落ちないなどの症状が出る。

 ウイルス対策ソフトはウィンドウズ7以前に関してはエッセンシャルズをダウンロードして使い、8に関しては内蔵するディフェンダーを使うことで十分対応できている。無料だから有り難い。

建設中!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宇宙の加速度的膨張(ノーベル賞)はビッグバン理論を根底から破壊する

2013年07月12日 18時40分29秒 | 宇宙

 以前にも紹介したが、サウル・パールミュッター博士、ブライアン・シュミット博士そしてアダム・リース博士は宇宙が加速度的に膨張している観測結果を発表し2011年度ノーベル平和賞を受賞した。この事は世界中の宇宙物理学者の脳天に衝撃を与えたに違いない。

 ビッグバン仮説では現在、宇宙の膨張は減速のプロセスのはずで、逆に加速していること自体が真逆の話である。更に、頭の体操をしていると、ますます、ビッグバンの矛盾が浮かび上がってくるのだ。

 現在も加速度的に宇宙が膨張しているということは、ずっとずっと以前はもっと宇宙の膨張は速度が遅かったことを示している。ビッグバン仮説によると無限大にエネルギーを持った宇宙卵が光速もしくはそれを上回るような速度で拡散膨張し、現在は減速時期にあるはずだ。ビッグバン仮説では初期の膨張速度が光速に近い速度だが、宇宙加速度膨張の観察によるとゆっくりした速度かあるいは停止していることになり、相異なる観察結果が出た。

 宇宙の創世期の膨張速度は現在の加速度(創世期も一定として)から逆算できる。この事は実は、宇宙の年齢が137億年であることも否定している。何故なら、宇宙の端から137億光年かかって地球に光が届いているのであるが、宇宙の膨張速度は光よりはるかに遅いのであるから、宇宙の中心から現在の宇宙の端に到達する時間は137億年より多くかかることになる。

 みなさん頭が良いからわかりますよね?更に、既に宇宙の端は137億光年も中心部から離れているにも拘らずまだ宇宙の外側に向けて加速されているのである。

 この原因として提唱されているのが暗黒エネルギーであり、物質と反物質との間に反重力を生むとの説だ。例えば、「ローカルボイド(観察されない空洞領域:例えば、天の川銀河に最も近いローカルボイドはおとめ座超銀河団の中に位置する)に反物質が大量に存在するとの仮説。

 反物質が大量にあるのに観察できないとはとんでもない話だね。また、物質と反物質の間に反重力を生じるという話も元々宇宙の誕生場所で物質と反物質がペアになり打ち消しあって真空を形成していたとする説を否定することになる。

 仮に、ローカルボイド説が正しいとして、我々の銀河系を含む全天体がローカルボイドを中心にして、加速度的に遠ざかっているのだろうか?

 話は飛ぶが、4次元の世界が有るとしたら、それは3次元を時間積分した「領域」だ。量子大の宇宙卵がトンネル効果で母なる領域から移動してくる距離はnm(ナノメーター)オーダーとされている。髪の毛の直径が100ミクロンとして、1ナノメーターはその10万分の1。

 つまり、宇宙卵の母なる場所はあなたのおなかの中のある場所から数ナノメーター離れた異次元領域かもしれないし、遥かかなたの宇宙空間のある場所から数ナノメーターは慣れた異次元領域かもしれない。数学では場所を特定できないのであり、実はあらゆる宇宙空間において宇宙の母領域は数ナノメーター離れた異次元領域と接していることになる。

 すなわち、3次元空間に薄い膜のような壁で接する4次元空間が有り、それが宇宙の卵が存在する場所になる。ところが、1次元空間とそれを積分した2次元空間との間に壁が有るのか?或いは2次元空間と3次元空間との間に壁が有るのか?何故、3次元空間と4次元空間とに間に壁が有るのか?これは空想漫画の世界だ。

 3次元を時間積分して出来たものをとりあえず「領域」としたがそもそも、時間は空間ではないので3次元を時間積分しても空間でもなければ場所でもない。何なんだろう?更に非常にトリッキーな話として、3次元空間には時間が有る条件で、更にその3次元空間を時間で積分することになっている。理解できない。

 例えば、加速度を時間積分したら速度になり、速度を時間積分したら距離になるのは、実は距離を時間微分したら速度になり、速度を時間微分したら加速度になることの実態を逆向きにしたに過ぎない。

 もし、ダーク(暗黒)エネルギー説が正しいとすれば、実は、反物質が宇宙全体に存在するのではないか?物質と反物質は互いに打ち消しあう。現に物質宇宙が存在しているので事実関係が矛盾する。

 元々のビッグバン理論が、サボテンにステンレスを繋いでそれに竹を繋いだようなとんでもないぎくしゃくした仮説だ。

 何度も何度もお伝えしているように、宇宙は無限で、我々の宇宙の外に大宇宙が有り、大宇宙の重力に引っ張られて我々の宇宙が膨張しているとするのが無理のない論理だろう。宇宙の端と考えているのは、その先の天体が光速を超え観察できないからにすぎない。

 始まりも終わりも無い宇宙はありとあらゆる可能性を試している。宇宙にエポッキングメイクな出来事が有るとしたら、それは巨大なブラックホールどうしの衝突で、抱えている大量の物質を放出し、新たな宇宙模様を描くことになる。

 宇宙の加速度膨張の観察結果は、私(ど素人)の無限宇宙仮説に実に大きな力を与えてくれた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

食材のリフレッシュ方法・・・鰹のたたき マグロ短冊 タコ&イカの刺身 豆腐 牛乳

2013年07月11日 18時45分48秒 | 食・レシピ

 夏場は、気温が高いせいで食材が腐敗しやすく鮮度が落ちてしまう。捨てるのはもったいない。意外に知られていないが、多くの食材が高鮮度にリフレッシュもしくは腐敗防止できる。対象は、カツオのたたき、刺身用の短冊、タコ&イカの刺身、豆腐、牛乳・・・など。知らなければ損する。

1.カツオのたたき、短冊の魚肉:カツオのたたき(スライスしてない)については以前紹介したが、更にバージョンアップさせた。前回のポイントは①なべをひっくり返し底を台に使う(バーナーの炎で損傷せず歪まない)、②バーナーはプロパン方式にする(例:新富士バーナーのRZ-760)、③たれを生協の味付けポン酢を使う(ヤマモリ社製)、④バーナーで焼く前に表面を洗い傷んだところを落とす・・・だった。

 書けば、何でもない情報だが、ここに至るには長年の調査や試験が有った。

台:ガスコンロが有る台所では、網の上にカツオを乗せる手もあるが(ただし汁が垂れる)IHではできない。鍋底は汚れても簡単に洗い落とせる。

バーナー:普通のバーナーでは火力が弱く(火力は命)、また何故かライターが着火できなくなる。軽く焦げ目をつけるのがポイント。焼き過ぎると中まで熱が通り硬くなる。

たれ:たれはメーカーを調査し、いろいろ試したが不合格。ヤマモリ社製の味付けポン酢は「たたき用に売っているたれ」よりも遥かに美味しい。ポン酢は全部試したがヤマモリ以外は不合格。

◆バージョンアップ:従来は水で洗っていたところ、50℃ぐらいの湯を使う。臭みが取れますね。マグロの短冊なども表面を湯でさらっと洗い、臭みを飛ばす。変色し表面の透明感がなくなるが焦げめをつけるので問題ない。

2.タコ、イカの刺身:鍋に湯を沸かし、放り込んですぐネットで受け(1秒以上は長すぎる)、冷水で冷やす。時間が経つとタコの刺身は曲がってしまうし、実が固くなる。100℃の湯なら瞬時で殺菌できます(湯の中が瞬時でも冷水で冷やすまでに数秒かかり殺菌できる)。要はタコ、イカの刺身が元々茹でてあることがポイント。元に戻すだけ。

注意:電子レンジは表面加熱ではないので適さない。腐敗は表面から進むので、表面のみを瞬時に加熱する。

3.豆腐:今の製品はホットパック(温かいうちにパック)で長持ちしますが、空気が入っているものでは劣化が早い。(水も空気もい入っていないタイプは長持ち) そこで、こまめに水を変えてやると劣化しにくくなります。更に劣化を防ぐにはタコ、イカのように瞬間的に湯にくぐらせると良い。

4.牛乳:耐熱性容器に入れて電子レンジで90℃ぐらいを目標に加熱します。冷めるまで待てば殺菌できています。鍋などに入れて加熱すると時間がかかり蒸発で濃度が変わり味が変化します。(電子レンジでは牛乳のみを加熱できるので余分な熱が少ない)牛乳も元々は加熱殺菌されているので、再加熱によりリフレッシュできます。

◆◆加熱殺菌の目安は100℃で2秒、60℃で30分であり、その中間の温度はこの2点から推定します。すなわち、100℃に達したら冷めるまでに時間がかかりますから十分殺菌条件に達していると考えることが出来ます。

注意事項:明らかに腐敗している食材は思い切りよく捨てましょう。殺菌しても毒が残っている場合が有ります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本は生き残れるのか

2013年07月07日 19時02分11秒 | 深刻な問題

 バブル期1990年日本のGDPは世界の14%だったが、2050年には2%に落ちると予想されている。中国が25%で世界一、アメリカは辛うじて14%で2位、軍事バランスは大きく変わる。経済だけではなく政治力、軍事力で相対的な地位を大きく落とすだろう。アベノミクスはかなり手遅れ気味のぎりぎりの回復策であり、先は不透明。

 中国内では官僚の汚職と愛人の関係が問題になっている。95%の官僚が愛人を持っているとされ、実は100%との情報も有る。中には50人、100人と愛人(学歴が高く美人)を持っており、愛人を比較し、自慢するという。愛人を持つため汚職する。中国は腐りきった国。

 私は中国企業と契約し取引してきた。共産党員とコネが無かったのでビジネスは難しかった。日本の一流企業は100%賄賂を渡し、ビジネスしている。賄賂を含め膨大な資金、ノウハウ、工場を差し上げ、中国人を教育してGDPを押し上げても、中国は感謝するどころか、尖閣諸島を取りに来ている。

 中国は共産党一党支配の強統制国家であり、外力を受けにくく、マシンに近い。流石のアメリカも打つ手は少ない。日本は決してダイジョブとは言えない。尖閣諸島は序の口。沖縄も危ない。

 時間を日本の終戦に遡ると、何も無い焼け野原に呆然と立ち尽くした帰還兵士の姿が有った。本能が全身に危機感を呼び起こしたことであろう。帰還兵はがむしゃら、無茶苦茶に頑張った。

 終戦直後世代の我々は食べ物が無く、物が無く、環境が整わず、どこでも過度な競争を強いられた。皆が貧乏だったが夢は有った。物凄くハングリーだったから痛いのかゆいの言わずに、無茶を言われても対応し、働き、成果を得た。

 今の日本は精神面では大国病だ。戦略無き奇跡的な繁栄を築いたのであるが、50歳以降では既得権維持の意識が強く、より若年層ではまずは自らを大きな流れに身を置く保守的傾向が強く、総じて発展意欲に欠けるのだ。

 また、日本人は現代史を習っておらず(GHQの強制以降)現在に続く歴史認識が無い。このため自国を十分理解できていないのだ。自国が分からないでは、比較ベースが無いから他国の事も分かりにくい。戦略的要素が決定的に欠如している。

 まず先の大戦を詳細に研究・分析(総括)するところから始めるべき。「失敗の本質」はその意味で教科書的存在であり、示唆に満ちている。戦時中の日本軍の問題はステージが異なるだけで、そっくり現在の問題だ。戦争は、極限状態での根本的な事実があぶりだされており、材料や情報を得易く、格好の日本研究になる。

 明治の頃は群雄割拠というべきか、優れたリーダーがたくさんいた。しかし、先の大戦の日本軍のトップは地位に対して実力が伴わなかった。科学や論理的思考の重要性は全く理解できず、嘘で固めた綺麗ごと組織を作り、イエスマンを重用する。自分が言いだしっぺでも何が事実か分からなくなる。これに対して、下士官以下の優秀さは世界一だった。

 ぼろなリーダと世界一の兵隊、これが先の大戦の構図で、現在も似ている。

 一度成功した作戦を繰り返した。夜襲は良い例で、2回目以降は敵が罠を仕掛けて待っているのに、全滅するまで繰り返す。失敗しても失敗を認めず(責任から逃れたい)反省しない。人命を軽んじすぎたため、優秀な兵士を大量に失い、敗走に次ぐ敗走に追い込まれる。

 ①トップに論理的判断が無い、②イエスマンの部下重用、③間違いを認めず責任を負わない=一度走り出したら止まらない(戦線拡大と大暴走)⇒一億玉砕。御前会議なんてひどいね。沖縄戦で負けてもまだ負けを認めない。

 ゼロ戦はピカイチだったが、軽量化目的で背板に鉄板を入れていなかったので、それを知った敵に背後から撃たれ弾貫通で簡単に撃墜された。特攻隊は爆弾を抱いて突っ込んだが最後は近づくことも出来なくなった。アメリカ軍は人命尊重から、スキップボンビング(安全な位置から艦船に向けて爆弾をリリースし高精度で命中させる)を考え、日本艦船を沈めた。

 痛かったのは情報戦略のお粗末さだろうね。日本軍の暗号はほぼ完ぺきに解読されていた。また、捕虜に対して守秘の訓練が出来ていないから蛇口の無い水道管状態で重要秘密が流された。

 ヒットラーは解読が不可能とされたローレンツ暗号機を開発させる。ヒットラーは悪魔のように言われ確かにその通りだと思うが、科学への理解力と率先力がドイツ軍の強さにもなったのだろうし、トップとしては凄いね。しかし、イギリスの解析チームにより解読コンピューターまで作られ、敗れ去った。

 各分野の専門家を集め、何が良くて何が問題だったのか、勇ましい話だけを取り上げるのでなく、悲観的自虐的な見方をするのではなく、冷静で客観的な分析が必要だろう。

 中国が日本の12.5倍の経済力と、更にそれを上回る軍事力を持ち、唯一の超大国になることを前提に日本がどうすべきか考えなければならない。そのため現代史を研究し、日本の仕組みや状況を把握することが求められる。まず己を知ることだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

進化の謎解明を阻む長沼毅的発想

2013年07月04日 13時07分55秒 | 思考空間

 土曜日の起き掛け、スイッチを入れると「佐和子の朝」に生物学者が出ていた。長沼毅?初めて見る顔。広島大学の生物学者らしい。生物の進化について語っていた。「生物は突然変異でランダムに進化する」。阿川佐和子は熱心に聞き入っていた。 

 実は、広島大学には、私の進化論について聞いてもらおうと、某助手を訪ねたことが有る。全く受け入れて貰えなかった。他の訪問先は慶応大学、広島市立大学など。生物研究者はどなたも教科書に書いてある通りの発言をする。長沼毅も一緒。

 お聞きしたいのだが、もし、DNAがランダムに変化したらどうなるだろうか?一般の人には分かりにくいか。従来説ではDNAは設計図だ。DNAは常に宇宙線とか過酷な環境にさらされ傷ついたり変化している。

 計算機解析の手法としてランダムシミュレーションが有る。例えば、DNAの場合、乱数を発生させ、乱数で生物のDNAの場所選択と変化を起こさせる。簡単なプログラムだが、このケースの結果はやらなくても見える。やればやるほど生命のDNAが壊れ無意味なタンパク質配列になってしまう。

 生物学者は自分で計算機演算する機会が少なかったと思う。工学部ではこのような数値演算は常識だ。もっと分かりやすい例を示そう。

 例えば、おもちゃ自動車の設計図のランダムな変化を考える。大雑把に①ボディー、②タイヤ、③駆動系が有る。ボディーの形が多少変化したぐらいだと影響のない場合も有る。ところが、タイヤや駆動系が少しでも変わったら大変だ。

 タイヤのうちどれか一つの形や径が変わったらどうなるか。四角形や楕円になったら、一つだけ径が変わったら、走れないか、ひどいことになるだろうね。ギアやシャフトの一部が変化したら動かなくなる可能性大だ。

 支障を起こさないような秩序ある変化ではないのか?タイヤの径が一つ変わると、全部のタイヤが同じ径になる?

 動物の例:キリンは首が長くなったので血圧が人間の2倍以上になった。これに対してキリンの血管や心臓や組織がこの血圧に耐え、機能するように変化している。実はこのような変化(全体協調)はランダムとは言えない。

 同時に、生物学者は獲得形質(経験から形や機能などが変化し遺伝する事)を否定している。私は獲得形質について、その一部を証明する証拠を電気学会で報告した。(何で電気学会か?遡ってブログを見てください)

 明らかに生物は環境や目的に合わせて、創造的に進化しているのですよ。ランダムに変化して、強いものが生き残るとは確かに説得力があるが、もし、本当にランダムな変化が起きたら、進化の前に生体システムが壊れてしまう。

 もし、長沼毅の言うように、生物がランダムに進化したと仮定しよう。地球にはランダムに発達した、とんでもない生物が存在するはずだが、全体を通して大変秩序あり継続的な進化を遂げていることが分かるのである。

 タツノオトシゴには目が頭に二つついている。実は魚も、クジラも同様である。海の生物だけではない、カエルもトンボも鳥も人間も目が二つ頭についている。皮膚の一部が変化して出来た目が位置も一緒で、機能が連続的に向上し、人間に至っている。他の器官も同様だ。

 ハード(身体)とソフト(体の動かし方)の関係についても触れておこう。ロボット(自分で動ける)でもそうだが、ハードだけでは動けない。動かすソフトが有るからこそ、動けるのであり、さらに言えば、これが私の進化論の核だが、評価するシステムが有る。

 従来の進化論は設計図とハードの関係を述べているだけである。設計図さえあれば、体が出来て、動き始め、子孫を残し、いつか進化するらしい。少年・少女の夢物語のようでほのぼのとはしている。何となくピノキオを連想しますね。

 ロボットのような単純なシステムでも、バランスだとか目標地点到達の判断だとか様々な評価システムが働いている。

 様々な経験値やソフトが従来ジャンク(屑)と言われていたDNAに記録されているとするのが、これも私の仮説の一つ。設計部分のDNAは全体のわずか2%、これに対して残りの圧倒的多数が従来はジャンクと呼ばれていた。

 生命体には変化をシミュレーションし、より良い変化(経験などに基づく)を選択できる評価システムが有るからこそ、創造的で、理にかなった、しかも発展を目指した一方向の進化が実現したのである。

◆◆本日、長沼毅准教授ご本人からコメントが届き驚きました。原文をそのままご紹介します。率直で温かい人との印象を受けます。お差し支えなければ、一度、お伺いし、意見交換させて頂ければ幸いです。

 私が進化論を阻んでいるのでしたら、それは謝りますし、自分の誤りを正しますので、御教示ください。遺伝子の突然変異はランダムですが、それが表現型として発現される前に「個体発生」しない、つまり、生まれてこないこともありますし、たとえ生まれたとしても、後に環境圧による淘汰を受けることなどで、もともとランダムだったところに方向性が付けられてくる、というのが私の理解です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スノーデン元CIA職員の問題は改めて日本政府がCIAにグリップされていることを示した

2013年07月03日 13時10分10秒 | 深刻な問題

 大平 正芳首相が断るまで、日本の歴代首相はCIAから現金を受け取っていた。また、後藤田元官房長官はCIAとの関係(金の受け取りを含む)を公言していた。日本政府内にはCIAのネットワークが隈なく張り巡らされている。

 青森にある米軍のエシュロン(NSAの通信傍受システム:電話、FAX,ネット)は対ロシア・中国というよりは、同盟国である日本国内向けに機能していたと言うべきであろう。日本に進出した有力アメリカ企業はCIAの諜報活動に協力してきた。

 ニューヨークタイムスだったか、かつて橋本首相時代の日米自動車交渉で、アメリカ政府が日本側の電話を盗聴したことを暴露した。その後も、アメリカは日本を含む同盟国の通信を盗聴し続け、ヨーロッパからは抗議声明が出されていたものの日本は音なしだった。

 これらの情報は私の思い過ぎでも、憶測でもない。中には雑誌記事(正しかったことが裏付けられた)も有るが、権威ある書籍やテレビで知り得たものである。

 今回、スノーデン氏の告発で、改めてアメリカやイギリスは同盟国の大使館を含む世界中の通信を盗聴していたことが明らかになった。深刻なのは同盟国に対する裏切り行為である。古くて新しい問題。

 ドイツはこの盗聴行為に抗議し、調査に乗り出している。然るに、日本は今回、深刻な事実が全世界で公表されたにも拘わらず全く何も発表していない。このことから、改めてCIAが日本政府内に張り巡らせたネットワークにより日本政府を制御していることが明らかになった。アメリカに協力してきた官僚は多い。

 CIAはアメリカの大統領の直轄組織であり、NSAなどを通じ世界中から集めた情報を分析し、アメリカの経済的利益を最大にする方法を提案する。バブル経済以降、情報収集の主な対象が日本であった訳で、どれだけアメリカが日本を利用して利益を享受したか(気が遠くなるような金額)、日本の財産が失われたかがおおよそ理解できる。日本はアメリカにとって最も御し易く利用し易い国。

 私は世界が健全に発展する意味合いから、情報は可能な限り開示すべきと考えている。戦略の基本の基本も情報収集と分析である。アメリカが一方的に同盟国を含む情報を盗聴し自国の利益のために使うことは許されるべきではない。

 安倍首相は間違いなく丸裸にされているよ。生い立ちから今日までの経歴が全て分かっているし、どのような考え方、行動パターンか、本日の詳細なスケジュールまでCIAは把握し、主要な情報はオバマ大統領に報告されている。逆に安倍首相はどれだけオバマ大統領の事を知っているだろうか。

 安倍首相はもっとオバマに率直に接すべきだろう。自国を愛するあまり、アメリカに対して屈折した感情を内に秘め、そのくせアメリカに従っている心のうちを見抜かれている。オバマはオープンではない安倍首相ながら既に諜報により十分な情報は得ており、儀礼的になる打合せはやりたくないだろう。

 ウィキリークスの存在も、とかく議論は有るだろうが、自由世界の健全さを担保する活動と解釈すべき。スノーデン元CIA職員の自由も確保されなければならない。アメリカが躍起になっているのは第2、第3のスノーデンが出ることを恐れているのだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今明らかにする:東京電力の社外取締役に関して要望し実現できたこと

2013年07月02日 18時36分35秒 | 社会・経済

 福島原発事故後の東京電力の新体制に関して、当時政権与党だった民主党の幹部に、「東京電力の社外取締役数を半分以上にして欲しい。もし、半分を下回るようであれば民主党の敗北である」と要望した。勿論、私の事はご存知である。

 昨年だったか新聞報道で半分以上の取締役が社外から選出されたこと(11人中6人)を知った。私の要望だけで実現したとは思わない。直接お礼を申し上げていないのだが、民主党に投票することは金輪際あり得ないことながら、お願いした幹部には、今後も資金面(非常にささやかながら)で協力したい。

 過半数の社外取締役体制でどうなるか期待していたが、はっきり言って期待外れ。社外取締役は、業務の具体的内容に切り込み、バリバリ改革して欲しかった。電力会社は問題だらけ。

 電力会社とは:自民党国会議員の推薦が常務以上を約束し、本店はおっさん集団が爺さん(トップ)へサービスするハーレム、土日や平日5時以降の上司へのサービスが高い評価を約束し、ばりばり仕事したらまず昇進は望めない(評価は気分と作文の世界)、事実を発言し続けたら100%排除される・・・そんな組織ですよ。

 最低限、原子力の安全性など重要なテーマについて、自由に議論できる職場環境は整備して欲しいね。電力会社はどこも横並びで同じ状況と思ってよいが、私の現役時代、会社に都合の悪いことなど間違っても口に出せる雰囲気ではなかった。

 経済産業省が相当介入して、同省の既得権を維持できるよう動いたんだろうね。しかし、東京電力は徹底的に改革しないと、利益を生み出す企業にはなれない。

 例えば、本店ビルを売り払い、中央給電指令所だけを残し(一部を間借り)、本店のスタッフは従来の4分の1にし、支店もしくは発電所に配属させる。研究部門の用地や設備も売り払い、研究開発は電力中央研究所や企業に全面委託する。

 営業所の営業部門は充実させ、顧客の要望を第一優先に満たすようにするなど。

建設中!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする