ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

今冬初の除雪作業&昨日の雪中RUN

2016-01-12 18:08:56 | 新潟
まだ真夜中とも言える午前2時過ぎ、近くの工場の敷地内で、ゴゴゴゴゴと動く音が聞こえて、目が覚めた。
音の正体は、すぐにわかった。
除雪車が動いているのだ。
工場の駐車場の除雪作業をしている音だ。
眠い頭で、除雪が必要なくらい雪が降ったのだなと考えていた。
30分ほどすると、どうやら工場の除雪作業は終わったらしく、静かになった。
そして、4時半過ぎ、今度はわが家の前に除雪車が通った。
大きな除雪車が来ると、わが家は揺れる。
その揺れが、往復で2,3度あった。
今朝は、起きたらすぐに道路わきの除雪作業をしなくてはならない。
そう思った。
朝6時、起きて上下に水のしみこまないものを着用して、長靴をはき、「スノーダンプ」を引っ張り出して、除雪作業を行った。
ざっと見て、20cm余りの積雪。
それだけでも多いのに、道路と直面する車庫の前には、除雪車が毎回たっぷりの雪を置いていく。
車庫の前の雪を除くだけでも、スノーダンプにで5,6回雪を積んで運ばなければならない。
除雪は、結構大変な作業である。

こんなふうに積雪になるのは、ある程度予想していた。
昨日午後、雪が降り出していたが、元旦マラソン以来走っていないことがどうにも気持ち悪く、近くの運動公園周回を中心に走ったときのことだ。
近くの景色で、土の上などはもう白くなっていた。

アスファルト道路は、土の上と違ってまだ黒いままだった。

それが走っているうちに、どんどん路面が白くなっていった。

それも、わずか数分のうちに、である。
同じ樹木の並木なので、2枚の写真を見比べて違いが分かるであろう。
周回コースを走っていると、自分が6分ほど前に通った足跡が、うっすらついている。

【写真右は、他の人が通ったばかりの足跡。左は、6分ほど前の私の足跡。】
それが、およそ12分前のものは、ほとんど見えない。
18分以上前に通った足跡は、すっかりわからなくなっている。
ニット帽をかぶって、首当てをして、手袋をして、万全の態勢で走り出したから、寒さは感じない。
走ることの気持ちよさはたっぷりだ。
雨中を走るとびしょびしょに濡れてしまうが、この日のような雪では、雪中といえど体に当たって雪は落ちていくから、あまり濡れずにすむ。
靴が濡れるのと寒いことだけ覚悟すれば、降り始めは雨中より雪中の方がはるかに気持ちよいと思った。

こんな降雪の中でも、健康のためのウオーキングをする人。
犬の散歩を兼ねながら来る人。
杖をつき、リハビリを兼ねながら歩いている老夫婦。
雪の中を走っている物好きは自分くらいであったが、歩きに来る人はそれなりにいた。
この雪中ランを行っている1時間のうちに、雪はそれなりに積もっていた。
帰る時の道路脇の気温表示は、0℃。

「凍結注意」との文字。
相変わらず、日によって頭痛はあるのだが、この日は、頭痛を感じるより雪の風情を楽しんでしまっていた。
走っている時は、頭痛は感じないのだから、現金なものだ。

夜寝る前にも、窓越しに結構な勢いで雪が降ってくるのを見ていた。
だから、今朝除雪車が来るかもしれないことは予測していた。
今日一日、雪はちらついていた。
下越地区のスキー場も、これで助かったことだろう。
本格的な新潟の冬景色だなあ、と思った昨日、そして今日であった。
コメント
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