強きをくじき、弱きを助ける。
まったくアルビの試合って、なんじゃらほい!!?
前節、王者マリノスに逆転勝ちをおさめた新潟。
今節の相手は、アウェイとはいえ、下位のサガン鳥栖。
しかも、サガンは、けが人が続出しているという状況。
ならば、確実に勝たなくてはいけない試合。
先発メンバーも、納得の顔ぶれ。
これは、勝つしかない。
ところが、コーナーキックからうまく入られた相手にきれいなヘッドを決められ、先制を許してしまった。
こうなると、無言のプレッシャーがかかる。
そこまであせらなくてもいいのに、無理な態勢から打ってシュートを外すわ、慎重に行き過ぎて機を逸するわ、…なんだか得点のにおいがしない。
後半開始から、FWを鈴木孝司→谷口とした松橋采配。
力みかえってシュートを外す三戸や、相手のマークにパスミスを連発する伊藤涼太郎に代えて小見、ダニーロを投入し、活性化を図った。
ところが、その代わった小見が、VARで相手の頭を蹴ったという判定が出て、80分、元新潟の河田篤秀にPKで追加点を許す展開に。
まったく、新潟にとって、VARの判定が出たときには、ろくなことがない。
柏戦などは、リーグ側に不手際でVARなしの試合になってしまい、得点シーンでオフサイド判定を受けるわ、ハンドは見逃されるわ…だったしなあ…。
選手交代も結局効果なく、0-2。
完敗だった。
試合のスタッツを見ると、ボール保持率も、シュートの本数も鳥栖を圧倒している。
だけど、この枠に飛んだシュートの本数が19本中5本だもんなあ。
少なすぎるよ。
どれだけあせってシュートを打っているのかが分かる。
ここが改善しないと、得点は増えないし、勝ちの可能性は少なくなっていく。
それにしても、また自分たちより下位に敗れて、上に上げてしまった。
弱きを助けるのも、いい加減にしよう。
自分たちはまだ弱いのだ。
挑戦する強い気持ちをもって、どの試合も臨んでほしい。
今日は、受けて立っていた。
来週は週半ばにルヴァン杯福岡戦があるが、リーグ戦の次節は5連敗と最下位にあえぐガンバ大阪が相手。
相手は死に物狂いで来る。
受けて立たずに、挑戦者として立ち向かい、勝つ試合を見せてほしいものだ。
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