関西では知らない人はいないと言えるほどの、
「関西電気保安協会」
各家庭を巡回して、間違った危険な電気の使い方をしていないか、
調べて周られるのがお仕事かと思います。
他のこともされてるかもしれませんが、TV・CMでは、
そうです。
数ヶ月前、関西電気保安協会のおじさんが来られて、
『 おたくの電気は安全ですか?』 のコンセプトのもと、
家電のアースや配線を見て周られました。
そして、洗濯機のアースが繋がっていないのを見つけ、
『 どこそこに、アースの取り付け口があるから繋いでおいて下さい 』
と、改修したことを知らせるはがきを渡すと同時にそう言い残し
関西電気保安協会のおじさんは立ち去られました。
ま、いいか。
そんな気持ちでほったらかしたまま、2ヶ月は経った頃だったでしょうか、
電話がかかり、
『 アースの取り付けは済まされましたでしょうか? 』
どう答えようか?
でも、 「すみませんまだです」 と、正直に言ってしまいました。
関西電気保安協会のおじさんは、
『 早いうちの取り付け、お願いします 』
と言って電話が終わりました。
年末、壊れた乾燥機を外した時、アースの取り付け口が
くっきり現れたのを好機と、アースを繋ぎました。
で、返信はがきの「 改修済 」 に力強く!自信を持って!
丸を付け、ポストに投入。
「終わり好ければ すべて好し」
気分もすっきり年を越せそうです。
これで、アースとも関西電気保安協会のおじさんとも当分ご用はなし
と思っていました。
年が開け、七日正月も過ぎた頃、なんと!
関西電気保安協会のおじさんから電話がかかってきました。
これから、直したアースを見に行くとおっしゃるのです。
ドキッとすることないのに、ドキッとしましたが、
おびえることはない! のだから、どうぞどうぞ。
そして、1時間経つか経たないうちにこられ、アースを確認。
これでけっこうです、とOKを出し、帰って行かれました。
たぶん、私は疑われたんですよね?
直しもせずに、直したと、はがきを出す様な卑怯なヤカラと思われたか。
ぐやじい~! けれど、
関西電気保安協会のおじさん は勤勉な方なのだあ~ッと、
尊敬しました。
年の始めにこんないい人に会えて、今年はいい年になりそうです。
♪ かんさい でんき ほ~あんきょうかいッ ♪ だから
(関西地区外の方には分からないと思われるCMソング)