きのうの夜、外で、風の音と、風が物をゆする音がしてました。
だから、真っ暗闇の不気味な『夜』を感じました。
けさ、まだ風が強く、仕事へ行くのに歩いていたら、体が風に押し返されるくらいでした。
寒いです。
半分片付けかけた、冬の服を引っ張り出して着ています。
お昼は温かいおそばにし、お茶も熱いお茶を飲みました。
北国では、この調子だと、吹雪になっているのかなあ?
今夜は、少し残っている酒粕と、鮭のあらと、大根、にんじん、ねぎ、お揚げで、『粕汁』を作ろうと思います。残り物のクリアランス料理で~す
カトレアのように 派手な人
すずらんのように 愛らしく
また忘れな草の 花に似て・ ・ ・
こんな歌、ありましたよね…、
「すずらん」 私はこんな、愛らしい女性とは程遠いですが…、
憧れる花です。
>職場の先輩、きつい方でしたが、なぜか、
『たくさん、増えたから、持って来てあげようか?』 と言われ、すずらんの苗を頂きました。
そのあと、間なしに、退職を知りました。
いつも、きつい言葉で、注意を受け、よくは思っていなかったのですが、そうして教えられた事は、しっかり身に付き、今は感謝しています。
”O先輩” お世話になりました。
頂いた、すずらん、咲きました。
ありがとうございました。m(__)m
昨夜遅くから、雨になった様です。よく降ってます。
さて・ ・ ・
マンションの廊下の壁に三日三晩、泊まっていた、
「こうもり」 今朝、いなくなっていました。
あーだこーだと言ったものの、いざ、いなくなると淋しいもんです。(/_;)
でも、体も癒えて、元気になったみたいです。(^o^)丿
やっぱり、「こうもり」だけに、雨の日、パサーッと…、
活躍するんですね
壬生狂言「花折」
先日、見た狂言の中に、たまたまこの演目もありました。
これは、まだ若い僧を通して、お酒の戒めを説く狂言です。
昔から、お酒での失敗は、後を絶たないのですね。
<あらすじ>
若い僧と、住持(住職)が出てくる。
寺には桜がきれいに咲いている。住持は若い僧に「この花折るべからず」のふだを枝につけさせ、花見客を寺に入れないよう命じて外出する。
若い僧が、読経をしながら留守番をしていると、どこかの旦那とお供の者がやって来る。
寺に入れてくれるよう頼むが、若い僧は許さない。仕方なく二人は門前で酒宴を始める。
お酒好きの若い僧はたまらず、塀越しにお酒を盗み飲み、それが見つかり供の者に縛られる。
しかし、寺内で花見する事を条件に、許して貰い、更に、酒宴に加わり、大騒ぎし、悪酔いして倒れ寝込んでしまう。
旦那は供に花の枝を折らせ、帰って行く。
そこへ帰って来た住持は、この有様を見て怒り、若い僧を、杖でたたきながら追い出していく。
・ ・ ・ ・ ・
たまたま見たものが、こんな内容で、その後、あんなニュースで…、
・ ・ ・ ・ ・
酔って、自分を失った人には、最後まで、見届けて無事を確認してくれる人がいればよかったのになあと思うのは、甘いですか?
それにしても、鳩山大臣の、コメントには、カチン!ときました。
政治家の醜態を棚に上げて…(ーー゛) よく言いますね!
それと、NHKは、このジャンルのニュースは、あまりしないのが常だったのに、今回は、他局より多いのではと思うくらい、報道してました。ちょっと、理解に苦しみます。(~_~)
こうもり、まだいます。
昨夜も、食事に出かけた様子もなく、今朝も、同じ場所に、同じ逆立ちで・ ・ ・
たぶん、三日三晩、飲まず食わずと思います。
それとも、仲間が、知らない間に、食事を運んでいるのでしょうか
『可愛い~!』 とおっしゃる方もありますが、私には、正直、そうは思えません。
大体、この風貌は、私がこの世でいちばん嫌いな『ねずみ』に、似ています。
・ ・ ・
まだ、ヘビやトカゲのほうが、よほど、可愛い顔していると思いませんか?
「バットマン」って、苦手なもの、ありましたっけ
4月21日(火)~29日(水・祝)まで、京都 壬生寺で、重要無形民族文化財
「壬生大念佛狂言」が、行われています。
きのう、見て来ました。
今から700年前の鎌倉時代から、京の庶民大衆に親しまれてきたものです。
撮影禁止でして、これらはパンフレットの写真です。
現在、30種類の演目があります。
かね、太鼓、笛によるリズミカルな囃子にあわせ、すべての演者が仮面を着け、一切「せりふ」を用いず、無言で、演じられます。
実際、使われる仮面は、室町時代から現代の作まで、約190点、衣裳、小道具は、江戸時代のものを含め、数百点を数えます。
「壬生狂言」を伝承して演じるのは、「壬生大念仏講」の講員の皆さんで、小学生から80歳代の長老まで、約40名です。
狂言は職業でなく、本職は、会社員、自営業の地元住民の方々です。
「衣装方…着付け担当者」以外は、全員が男性です。
近年は、壬生寺以外に、東京、宮城、福岡、沖縄、ハワイなどでも、出張特別公演を行っています。
昨日の演目は
1. 炮烙割り(ほうらくわり)
2. 花折(はなおり)
3. 舟弁慶(ふなべんけい) : この時、体つきからして中学生と思われる子が、狂言堂の手すりの直角の部分で、縁から縁へ飛び移る演技の時、足をすべらせ、かろうじて柱につかまり、ぶらさがってしまい、後見の人に、引き上げられるというハプニングがありました。
「うまく飛べるといいけど…」と、思っていた矢先の出来事でした。
隣の席にいた方が、『若いから、つかまれたんやで、私らやったら、絶対落ちてた。』なんて事を、言っておられました。(^_^;)
その後、何事もなかったように、狂言は進められは、しましたが…。
いやあ~、ほんとにびっくりしました。
この子の役は、「源義経」でしたが、本物の、牛若丸の様に、橋の欄干を、ヒョイと飛ぶことは、まだ無理だったようです。
いい演者になって、伝統を守ってくださいね。あと2つの演目は、
4. 酒蔵金蔵(さけぐらかねぐら)
5. 餓鬼角力(がきずもう)
これは、「炮烙割り」の写真です。
この場面は、クライマックスですが、狂言堂の幅10Cmほどの手すり上に、「ほうらく」を積み上げ、順に下へ(3mはあると思います)落とします。
きのうは、ひと積み、40枚、それをズラーッと、20箇所ありましたので、写真の倍以上の高さでした。
これは、信者や参拝者が、「家内安全」などと名前とを書いて、壬生寺に奉納したものです。
ほうらくは、大きな音と共に割れ、砂ぼこりが、もうもうとたち込めました。
撮影禁止で、何も写真が撮れなかったのですが、すべて終わったとき、狂言堂の、横にまわり、コッソリと…、
コッパミジンになったほうらくが、ありました。
このように、狂言堂が高い位置にあるので、物を落としたり、人が、演技で飛び降りたり、
「高所」のスリルをうまく、使っているのも、特徴のひとつです。
舞台では、終了のあと、講員の方々が、お経を唱えておられました。
この辺が、やはり、仏教に始まった狂言の所以たる所かと思います。
観覧席は、右側のコンクリート製の建物の上にあり、段々になっています。
入場料:800円
パンフレット:200円(購入自由)
あ、これも、売ってました。
(炮烙せんべい) 10枚入り 500円也(ちょっと、高いけど、ご奉納代わりに)
この日は、とても寒く、見ていても、冷たい風が吹き抜け、不覚にも、風邪をひいてしまいました。
もし、行かれるのでしたら、温かくして、ひざ掛けや、お座布団などを用意された方がいいかと思います。京都の夕方は、まだ、寒おすえ~