「韋駄天」
韋駄天とは、ヒンズー教のシバ神だったのが
仏教では「増長天八将』の中のひとつの神となり、
韋駄天と呼ばれるようになりました
日本寺院では特に伽藍(厨房、僧坊)を守る護法神とされます
釈迦が亡くなり荼毘に付された時に、
捷疾鬼(しようしつき)という悪魔が現れ、
仏舎利(歯だったそうです)を持って逃げ去りました
その時、韋駄天がこれを追って取り戻したことから天界一の俊足の神となりました
「韋駄天走り」
これは、どんな走り方をするのかなと思いましたが、
形ではなく、足の速いことを言うのですね
2018.10.6
この韋駄天は、京都宇治黄檗山萬福寺(黄檗宗)で撮ったものです
萬福寺は、中国から日本に渡った隠元禅師が宗祖でして、
建物も至るところ中国式です
本堂と三門の間の「天王殿」に韋駄天はおられました
確かにスポーツマン体形ですね
韋駄天の背中側には、対照的なスタイルの布袋さんがおられます
布袋さんは中国では弥勒菩薩の化身とされます
え~信じられません、ビフォーアフターみたいな…
天王殿
萬福寺の韋駄天さんのご紹介でした
大河ドラマ「いだてん」始まりました
第1回 夜明け前
とっても軽快なドラマだなあと思いました
ドラマは明治、大正、昭和と、我が時代も範ちゅうっていいますか、
ま、地球誕生のスケールで計れば、
今!でしょ
祖父母が明治生まれです
伯母に関して、父からこんな話を聞いたことがあります
父の姉は、走るのが苦手でゴールまで走って来なかった…
どうやら、途中でコースを外れ観客席を抜け家に帰ってしまった
このほうが、度胸要りそう
日本にはまだスポーツという言葉がなかったという
そんな時代のお話が「いだてん」なのですね
今日本は、スポーツの超大国になりましたね~
テレビつければ、どこかでスポーツ番組をしています
ドラマいだてん
あんな人、こんな人、どんな人?
たくさんたくさん人が出てきて、訳が分からなくなりました
第一印象、加納治五郎さんの横にいつもいた、
東京高師の助教授、可児徳さん、味がありますね、注目♪
マラソン、で思い出すことがあります
円谷幸吉さん
切なくて、悔しくて、大きな衝撃を受けた出来事でした
その後、お国のために戦うという言葉がアスリートの方たちから聞くことはなくなり
競技を楽しんできます、という方たちが増えていきました
それでも勝負の世界は、厳しい
このドラマはその東京オリンピックを実現させるまでの道のりが
描かれるのですよね
いだてんは、何を思い、何を目指して走るのでしょうか
「いだてん」の中で、走る人の呼吸の仕方は
”スッスッ ハッハッ スッスッ ハッハッ”でした
今となっては、聞くことのない呼吸の仕方ですが、
何だかクイズの答えが正解だったように嬉しかった♪
と言うのも、私はこの方法が一番楽です
いつ、だれから教わったものか分かりませんが
たまに近所の道をランニングしても、この呼吸の人に出会いません
一体、いつ呼吸してるの?
と思うくらい、弾む呼吸が聞こえません
私は恥ずかしくて、すれ違う時だけ、スッスッハッハッを止めます(^-^;
とにかくスポーツは日進月歩ですね
おそらく、データとか技術とかでなく
根性。努力。
それが選手を強くする!
そんな風に考えられていた時代もあった
とにかく、
いだてんは走り出しました
一年間、伴走…
は無理なので、マラソンコースの沿道の後ろで
ちゃらちゃら走ってすぐ止まる、目立ちたがりになって行こう!