第32回 栄一、銀行を作る
「 徳川を倒してまで
作りたかった新しい世とは
いったい何だったんだ 」
by家康
今日10月31日は、衆議院議員選挙の日ですね
自由民主党を倒したとして、
国民の望む日本にしてくれる党はあるのだろうか…
明治維新から150年余り経った今も、同じです
ま、明治維新後の改革は、大きな大きな改革ではありました
税を集める
租税の改正貨幣をまとめる
諸藩の測量
駅逓(郵便のこと)
戸籍
電信
鉄道など
今と比べれば、すべて一からですものね
すごいと思っています
理想の新政府を作ると、がんばった栄一でしたが
あっさり新政府に辞表提出
「官から民へ」
それにしても、なんと変わり身の早い栄一でしょう!
イタリアから帰国の喜作も新政府にいないことに
びっくり
その喜作はイタリアで絹をしっかり学んできたようで
横浜で絹に関わる仕事をすると決めていた
喜作も新政府から退いた
ところで、
西の五代、東の渋沢
と言われているとか
五代友厚は、朝ドラ「マッサン」で耳にし
渋沢栄一は、ただ今「青天を衝け」にて学習中です
だから、知識はとんとありません、私(^-^;
五代さん、栄一にこんなこと言ってましたね
” 政府は厄介な獣の集まりじゃったが、
商いの方は正に化け物、
魑魅魍魎がばっこしておる ”
” 大阪を基盤に、鉱山を商いするカンパニーを
起こしもした ”
栄一は、日本初の銀行「第一国立銀行」を起こし
総監となっている(三井と小野の頭取がまとまらないので
総監着任だそうですが)
国立銀行の紙幣発行の権利は持っていても、民間銀行なのですね
ま、「民」になった渋沢栄一が起こしたのですから
ややこしい名前です
だから今の日本銀行の元の銀行ではない、のですよね?
栄一は銀行に指導者として外人さんを招き入れている
大福帳から簿記へ、売掛買掛、昔やりましたね~
ここからスタートだったんですね
画面に映った算盤が上の段に二つ玉があった
下段は、五つか六つか分かりませんでしたが
どうやって繰り上げするんだろう
栄一のお母さんが、だいぶ弱って来られた
そんなお母さんの枕もとで栄一は
自分の銀行で発行したお札を見せていた
お母さんには、それよりも栄一の世の渡り方のほうが心配
近くにいるものを大切に
自分ひとりでなく、みんながうれしいのが大事
幼い頃から何にも変わらないお母さんの言葉に
ぐっときました
そしてしばらくして、お母さんは亡くなられた
その頃の新政府の中心人物は、大久保利通、岩倉具視
佐賀の乱が起きたり、岩倉具視が襲われたり
新政府、なかなか落ち着きませんね
江戸時代から武士は商人を利用していた
財布代わりと言ってもいい
そのやり方も次第に三井や小野が思うように動かなくなっていた
そこで、大久保は新しく白羽の矢を立てた商人が
三菱商会創立者 岩崎弥太郎
五代さんが商人は、魑魅魍魎
と言っていましたが…