5月は、万博記念公園へ行って来ました
毎月の、シニアのためのカルチャークラブです
1970年の大阪、あの賑わいから50年経ったんですね~
今は建物はまばらで、お祭り広場の大屋根は無くて、
一部だけモニュメントとして残っていました
でも若葉がとても美しかった♪
たぶん、閉会後何年かして植えられた樹木が多いと思いますが、
のびのびと、立派な木に育っていました
当時、大屋根の上に、にょきっと、太陽の塔の顔が付きだしていましたが…
太陽の塔の背中には、「黒い太陽」が描かれています
正面は「黄金の顔」と「太陽の顔」
(この前向きの写真は、今年1月8日、下見の時に撮りました)
他に第4の顔があったのですが(地下に造られていた)、
閉会後の解体からずっと紛失したままだそうです
昨年からの一般公開に向け、4つ目の顔「地底の太陽」が復元されました
残念ながら、写真は撮れませんでした
塔の内部は、撮影禁止ですが、↓この一階部分だけは許可されました♪
「生命の樹」
原生類から哺乳類への進化を現しています
パンフレットを読みますと、これぞ岡本太郎の太陽の塔なればこそ
と思える一説がありました
生物の進化、しかし、
アメーバは下等で人間が最上級と訴えているのではない
根源から未来に向かって噴き上げる”生命のエネルギー”だ
芸術が爆発しておりました
一階から仰ぎ見てもこれ以上、見えませんでした
これより上(多分6階)にはブロントザウルス、プテラノドン、マンモス
チンパンジー、ゴリラ、オランウータン、
ネアンデルタール人、クロマニヨン
などの模型が、生命の樹の枝にとまっていました
よくこんな高い所へ、こんな大きな恐竜模型を上げたものだ、
と思いました
もちろん他にもいっぱいあったのですが、名前が???
50年の間に、破損したり無くなったりしたので
減ったものを、壊れたものを、
ある程度まで戻しての公開だったそうです
中には…、
例えばゴリラ、これは動く模型のひとつだったのですが、
頭が壊れ機械がむき出しでしたが、そのまま展示してありました
恐竜も動いたそうですよ、もしかして、ガオォォォォ~~って
ところで、太陽の塔の腕ですが、
今までポキッと折れへんかったんやなあ…って思いませんか?
百人乗っても大丈夫…?
ガイドさんによりますと、この腕は造船の技術を駆使して造られたとか
むき出しの鉄管?鉄骨?はとても緻密に組まれていました
あれだけの腕を支えるには、あれだけ細かく組み上げるのですね
感動しました
'70大阪万博開催中は、塔内部の見学者は、右腕の中のエスカレーターで
お祭り広場の大屋根展望部に出ることが出来たそうです
なんと!そんなことになっていたとは
左腕は、非常階段、たまに従業員が通り抜けた、とか(*ノωノ)
まだまだ驚きはありました
これから行かれる方、じっくり観察してください
実は私、幹事でしたので見ていても、心ここにあらず
次の段取りは?
時間は?
いつか、一人でじっくり見てみたいものです