青天を衝け
第二回 栄一、踊る
家康さま、今回もお出まし♪
今日は日本の鎖国のお話でした
家康さんの頃は、イギリス、オランダとは貿易をしていたのですね
その後、あちこちとも一時は外交があったみたいですね
でも、結局オランダだけが貿易相手として残ったとか
そんな時、他の国々の情報を知りたくて
オランダに提出させていたのが、「オランダ風説書」
オランダ風説書は、日本が鎖国政策をとっていた時期に
江戸幕府がオランダ商館長に提出させた
海外事情に関する情報書類で
海外情報を得る上で大切なニュースペーパーだった
そういうことなのですね
何だか、一枚の布がふわふわと
地図になったり船になったり
まるで、仮想大賞でもしているみたいでしたよ
でも、家康さんのその後200年余りのあいだに
外国も江戸幕府も変わりましたね~
その江戸時代の土壇場に現れる
渋沢栄一
まあ、あの信長さん、光秀さん、秀吉さん達の
戦国時代以来の大きく揺れ動く日本だったのですね
光秀の待ち焦がれた、麒麟
どうだったのでしょうか
家康さんは、光秀に「あとをヨロシク」と言われましたよね
光秀さんは、山崎の合戦で亡くなっていないという
噂もあるんです
本当のところ、どうなんですか?
九歳になった栄一、いい子ですね~
明るくて、のびのびして、素直、無邪気、青空みたいな子
家族はじめ周りの人達から
愛情いっぱい注がれて育ったからでしょうね
ま、強情だけれど
一方、七郎麻呂
物質的には何不自由ないけど、
大人に権力を握るための手段に使われるから、嫌やろね
そりゃあ、屈折してきますわね
でも、この子、切れ者
上手く、世の中~渡って行きそうな…
世渡り上手って、褒め言葉なのかどうなのか?
藍は夏に刈り入れするのですね
とっさまの市郎右衛門さんが言ってました
嫌~な感じの代官が、労役に大勢の人を出すように言うてました
百人の人足と、御用金二千両を用意⁈
無理難題をいう悪代官、お前も悪よのう
と時代劇にはよく出てきますが
栄一が「承服できん」
井戸に怒りをぶつけていましたね
小さくても道理の通ったことを言うんですよね~
どこで覚えてきたん、というようなことを
三男坊主に私もお説教されたことがあります(^-^;
言い返す言葉もございませんでした
ところで栄一を演ずるこの子
ちょっと前の氷川きよし君に似てませんか?
似てます
繭の収穫も藍の刈り取りも女の人たちが仕上げた頃
栄一と喜作と長七郎は、なんと
獅子舞の支度をして藍畑へと練り歩いて来ました
村中の人が喜んでくれた
とっさまも嬉しかったんでしょうね、獅子の舞をいっしょに踊った
「みんながうれしいがいちばんだに」
ワンフォアオール オールフォアワン
ちょっと違うかな、大体合うてるかな
月日が流れ、栄一はもう青年!
やっぱり底抜けに明るい、飾り気がなくて無邪気
ナチュラル派
そうそう、明智十兵衛光秀さんは、颯爽としてスカッとスマート
シティ派
でも、平らかな世の中を願ったのは同じですね
山田長政、シャム、という名前が出ましたね
聞いたことあるなあ~と思いました
学校で習ったみたいですが、教科は?
もひとつ、引きずり出てきたのが
安南
シャムと安南をセットで覚えた記憶
でも、今で言う…どこか分からない
なので、そのうち調べてみます
さあ、二宮尊徳さんによく似たヘアスタイルの栄一さん
次回も何か承服できない事が起きるのかな
何だか、見所がいっぱいだったので
まとまらないままですが<m(__)m>
” お天道さまと武州の人は天下無双の藍を生む ”
血洗島の人々は、
自分たちの作る藍に自信を持っておられたのですね
私なんか、自信を持てること、ないなあ