真田丸と共に船出するも、わたくし、いつの間にやら船底で眠ってしまった様で
気付けば景色はずいぶんと変わってしまいました
第一次上田合戦で徳川を倒し、
真田信繫が青春の日々を送った上田の地より大坂へと舞台は変わりました
こう言っては申し訳ないかもしれませんが、やはり
信繫は田舎から都会へ出て来た感があったと思います
この信繫、上杉景勝の人質から秀吉の人質になり
大坂に来たわけですが、
人徳と、やっぱり優秀な方だったのでしょうね
景勝の人質になっても相互の信頼を築き、また秀吉の馬廻り衆となれば
秀吉のそばで警護の役、更には政策会議にまでも参加するようになりました
大坂の日々は人質の割には充実していたようです
それから茶々さんね~どうなんでしょ
信繫に行為を抱いてるようですが
ギリギリのところで阻んでますね、信繫さん、今のところは
今後何か起こるような、そんなことないような…?
妖しい空気が…
『そなたと私は一本の糸で結ばれている…』
と、なんだか呪いの言葉
これから先、茶々は蟄居中の九度山より大坂城に信繫を呼び戻し、
大坂夏の陣で信繫は討たれるというのは紛れもない真実で
変えようもありませんが…
正直、今生きている人は歴史のオーソリティであろうと誰一人
自分の目で見た人はいないのですから、
その史実と史実の隙間にどんな出来事を持ってこようが御沙汰はお咎めなしですよね
そこんところを三谷幸喜さんのとっておきの妄想、あ失礼、構想力で
視聴者をアッと言わせて頂きたいものです
期待しております
語り~NHK社員