おとといの朝、川向こうに黒煙が登っているのが見えました
火柱も時々見えます
何かを焼却しているのか、火事なのか
でもやはり、火事の様ですが、いっこうに消防車の音も姿もありません
何分くらい経ったか、
静かなもので心配になり、119番通報したほうがいいかなと思った矢先、
消防車がサイレンを鳴らして来ました
続いて1台2台…合計5台来ました
パトカーも救急車も数台ずつ来ました
煙を見た時から30分位経ったでしょうか…
どうやら煙もわずかになりました
この日は、小雨で無風で、不幸中の幸いでした
もしも、今日みたいに雨もなく、突風だったら
類焼も免れることが出来なかったかも
ほんとに怖いです、火事は
昔大人達がよく言ってたのが、
「泥棒は全部持って行かへんけど、火事は全部持って行く」
それはそうですけど、最近の泥棒は、命を取ることもありますし…
これも昔の話ですが、
私が小学6年生の時、近所の子らと小学校に遊びに行った日の事です
日曜日でした
遊んでいると、家の近くが家事だと
誰かが言いました
話から、通学路にある家と分かりました
学校と自宅は近く、たいていその道で行ってました
その時、一緒に遊びに行ったのは、私より年下の子ばかり
6年生の私は、とっさにその子たちを家に連れ帰らないといけない
と思ってしまったのです
今思えば、学校で火事現場が落ち着いてから帰ってもよかった
そんな風にも思います
でも、その時は早くみんなで家に帰らないとという一心で
みんなで手をつないで急ぎました
さて、途中まで戻って来ると、通行止めになっていました
いつも通学してる道を通してもらえない
そのあと、自分で判断したのか、誰かに教えられたのか
記憶にないのですが、
とにかく、ひと筋西の通りを北へ進み、東西の通りに入り
我々の家のある道に差し掛かったところで
南に戻り、それぞれの家にたどり着きました
火事は、私の家から50mあるかないかの所で、
まだ煙がもくもくと上がっていました
家にたどり着き、中でほっとした時、
うわあ~っと泣けたのを覚えています
気が張り詰めていたのかもしれません
その火事の家は、同じ町内の1つ年上の男子がいて、
みんなでよく遊んだ仲間のひとりでした
友禅染の工場をされていて、その工場からの発火だったと思います
類焼はあったのかなあ~
碁盤の目の町でその間にも細道があったりの
家の密集した所でしたし、どうだったのか…
幼なじみというのは、小学校の時はほんとによく遊びましたが、
中学に上がるなり、顔を合わすこともなくなるものですね
今は、どうしているのか
火事の時、一緒に怖い思いをした子らも、
あの日の事、忘れられないでいるのでしょうか…
今も、どこかで元気にしてるといいな
今月は防災月間
町内で防災訓練もありました
台風は、この辺りは逸れてくれましたが
まだ日本からは離れていませんね
極力災害の少ないことを願います