久能山⇔日本平間のロープウェイは何本も発着しているが、
駅に帰るバスの本数が少なく時間合わせが難しい…
そんな風に静岡駅の案内所で聞いたもので、
半ば諦めていたのですが、時間、旨くいきました
これで、またあの1159段の階段を降りる必要はなくなりましたヽ(^o^)丿
ロープウェイのゴンドラには葵の御紋が
久能山駅から お姫様のお駕籠気分で
眼下には、絶壁「屏風谷」
絶壁には、かつて海であったことを示すものがいっぱいだそうです。
久能山は太古海底の隆起により出来、長い年月の間に
浸食作用などで削られ固い部分が残り、現在の様に
孤立した山となったがもとは日本平と続いていたそうです。
ロープウェイ日本平駅(海抜308m)が近づいてきました。
駅へのバスを待つ間、見晴らし満点の日本平からの景色を期待したものの…
ガスか霞か視界が悪くて、富士山も何も見れませんでした(>_<)
雷も鳴りだし、もう早く駅へ戻るしかありませんでした。
こちらの門、久能山東照宮の一ノ門、その奥に見えるのは
門衛所。
こんな風に、極彩色でない落ち着いた建物もありました。
この先階段を上ると
立派な葵の御紋の入った、
久能山東照宮博物館
がありましたが、この旅は時間に追われ 「パス!」
を、余儀なくされました~(T_T)/~~~
鼓楼 : 鳴らして時報とする太鼓を設置した所
鐘楼と考え合わすと、分かりました。
途中、井戸に案内板が立っているのに気付いたのですが、
時間の無さと、登り坂に喘ぐ中、これまた 「パス~!」
したのが、【山本勘助の掘った井戸】 だったらしい…
NHK大河「風林火山」 以来ファンなのに…
残念
私が身を持って察するよう、家康さんはこう、仕向けて下ったのかも…
「急ぐでない」
こんな中、御朱印帳を持ってこなかったことに気付き、
仕方がないので、お~てがみか~いた
訳ではないですが、
すでに用意してある一枚物の御朱印を頂いて、
これを家に持ち帰り我が御朱印帳に張りました
さあ、お参りが済めば、待っているのは 「下山」
過酷な時の再来か…
久能山東照宮です
この写真で、何か変だなと思われる所、ありませんか?
これ、いわゆる『満つれば欠くる』の精神から来る
「変」なんです。
(前のブログで、瓦屋根にある葵の紋が逆さまになってる事も
そのひとつ、と)
実はこの写真、何も気付かず何も知らず撮ったのですが、
この直後、ボランティアで観光案内をされている方に
色んな事を説明して頂き分かったのです。
家に帰り、あの説明を表す写真が撮れてないだろうか?と、
探したら、あった
の、たった一枚なんです。
私はこの写真を階段上の門に対して真正面から
写したのですが…、
① 中央の灯篭⇒石畳⇒門の中心のライン、
② 門⇒その奥の(写真に写ってませんが)本殿⇒
⇒家康のお墓 の中心ライン、
このふたつのラインはずれています。
その事が、東照宮の建物がまだ未完成だと、
(まだ、伸びる余地があるという事?)
唐門の中心にある龍の彫刻 ↓
東照大権現という神様としての名前を持つ家康さん、
神廟はこちらです↓
これもあとから聞いたボランティアさんの話なのですが
家康さんのお墓の両側に、織田信長公と豊臣秀吉さん
も祀ってあるそうです。
家来であった時と、敵であった時と、
鳴かぬとも殺さず、 鳴かして見しょうともせず、
鳴くまで待って、やっと。
そんな時を経てこその、天下統一と…。