藤棚 2017.4.28 岡崎城にて
当時のお城の痕跡がいくつかありました
家康さんのお好きな豆味噌
城内にお店がありました
カクキューの赤味噌は、うちもよく使いました
夫が岐阜出身で赤味噌派なのでした
八丁味噌~岡崎城から八丁の距離の八丁村で作られたから
家康は、麦と豆味噌が好きだったとか
健康オタクだとはよく聞きますね
「氏真」と、どんと副題
氏真と家康を天秤にかければ、どうなる
氏真、家臣、掛川城に籠城して半年近くが過ぎた
10日で落とすと言っていた家康ですが
なかなか手強いのと、相手が氏真だけに
ちゃっちゃと進めることが出来ないようで
駿府で兄弟のように育ち、父と崇めた今川義元には
氏真を支え今川と三河を栄えさせるようにと言われたことが
ブレーキになってしまってる
でもとうとう終わりが来た
榊原小平太が城の抜け穴を見つけそこから脱出して来た
糸と侍女を捉えたのだ
氏真が糸に北条に身を寄せるよう言ったあとだった
糸という女性は北条氏康の娘で三国同盟の人質的な理由で
今川氏真の妻となった人
おとなしいけれど、意志の強い女性で
形成の悪くなった今川氏真を支えた、素晴らしい人ですね
「三国同盟」は武田、今川、北条の締結したもの
ところで北条といえば、昨年度の「鎌倉殿の13人」がまだ
心にしっかり残っています
主役だった北条義時から何代か後の北条さんの氏康さん
どんな立ち位置だったのでしょうね~
城内で氏真と家康の一騎打ちになった
槍一本でふたりは戦う
勝利は家康となった途端、氏康は自刃しようとした
止める家康
ふたりの間には、兄弟の情、武芸の腕の優劣など
信頼やら、嫉妬やら複雑な心情があったのですね
とても出来た妻の糸が現れ、
「もう充分、そこから降りましょう、楽になりましょう」
この辺からなんです
えッ?と思ったのは
戦国武将、妻のひと言で心変わりしますか
嫉妬、恨みを持ってる敵に簡単に
「妻と北条に身を寄せたい、力添え願う」
言えますか
今川のトップですよ
如何なものでしょうか
まあ、家康がいいならまあ~ね~
さあ、これを聞いた武田信玄
「何、氏真を助けた
喧嘩を売ってるらしい
大いに怒っておると
岡崎のこわっぱに伝えろ」
ばちばち火花が飛ぶのが見えます
大変
家康の重臣たちは、口々に
「せめてくるかも」
「北条と手を取り挟みうちすれば
勝てるかもしれない」
「殿、どうします」
さあどうするのでしょうね
それにしても、亡くなった今川義元といい、
織田信長といい、武田信玄といい
家康を味方につけようとするのはなぜ
家康の才能、三河の地の利
正直、家康びいきでない私には
分かりません
これが家康の生きる道となったのでしょうか
信長のそれとはまた違う、恐るべし
褒めてますよ、私は
氏真さんにひとこと
奥様の糸さん、いい人、ドラマの中で一番いい人
小沢良太さん、もっと糸さんを描いてほしかったです
岡崎城天主 1959年再建
大手門 1993年再建