これは、修学院離宮 の中離宮にある客殿です。
予約をしていた拝観、ようやく順番が回って来ました。
午後3時からのグループでこの日は暑かったです。
写真の客殿は天和2年(1682)に女院御所の奥対面所から
移築されました。
この床の間は十二畳半の一の間にある一間半の飾棚で
大小五枚の棚板の配置がいかにも霞がたなびいている様に
見えるところから「霞棚・かすみだな」 と呼ばれています。
「 天下の三棚 」 というのがあるそうです。
※ 桂離宮の桂棚
※ 三宝院の醍醐棚
※ 修学院離宮の霞棚
パンフレットなんかで、修学院離宮の案内のところには
この霞棚が掲載されていることが、よくあります。
この客殿の全貌は…
30人ほどのグループになって、離宮の案内人さんが
説明してくださいました。
桂離宮と比較すると、たいへん広大な敷地を擁していて、
なんと、普通の田畑の風景が広がっていて
ここも離宮?とびっくりしました。
せっかく拝観しながら、こんな事言っていいのかなあ?
各建物やお庭よりも、なぜかこの田畑の広がる風景に
心動かされました。
たとえば、
後ろの山から降りて来る段々畑。
今時めずらしくなったレンゲ畑。
赤いトラクターにビニールハウス、案山子に作業小屋。
離宮にあるとは思ってもみなかったこんなことが
不思議なくらい印象に残りました。
でも、離宮の格式ある御殿、茶室、回遊式庭園も
写真撮って来ていますが、本日はここまでで。
最近、次から次へと用事が生まれるもので、
老骨に鞭打ちがんばっております。
落ち着けば、もっとブログに関わりたいと思っています。
ブログを始めて、7月で4年になります。
自分でも感心しています。
今までよく、持ったなあ~ って (^_^;)
ぜひ、これからも続けたいです。
いつもご訪問いただき、コメント頂くことに本当に
感謝しております。
ありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします m(__)m