kohは今日も元気です

思うようにブログアップが出来ませんが、俳句のこと、テレビ番組のこと等、日常をぼちぼち書いていきます。

鎌倉殿の13人 第48回報いの時

2022-12-24 00:24:00 | 鎌倉殿の13人

鎌倉殿の13人

終わりましたね

最終回、あっけなかったです


ところで、映画は
ラストシーンのあと
エンドロールと言うんですか
実に延々と続きますよね
字幕が
このエンドロールが何とも心地よいのです

なので、これも映画のシーンのうちと思ってます



それで、鎌倉殿の13人
最終回

ラストシーンからの字幕
その黒い画面の後ろで
政子のすすり泣く声がかすかに聞こえる
その間、わずか数秒

完

でした


ちょっと物足りなかった~
あのエンドロールの醸し出す
「間」が欲しかったな~


ま、不満はこのくらいにして

このドラマは、吾妻鏡を柱にして脚色されたとか

鎌倉時代のことは
殆ど知らなかったです
勉強になりました

義時も振り返ってましたが
本当に次々と大切な人が
逝ってしまって…


源頼朝が亡くなってから

梶原景時

阿野全成

比企能員

仁田忠常

源頼家

畠山重忠

稲毛重成

平賀朝雅

和田義盛

源仲章

源実朝

公暁

阿野時元

仁田忠常は、自刃でしたが
他の方は殺されたんですね

「それにしても血が流れ過ぎました」 と政子


ここにも13という数字が
偶然なのか

頼家をバックアップのため
選んだ御家人も13人でした



最後のシーン
姉政子と義時との会話が
続きました

胸に激痛が走るのか
苦しみ、薬を欲する姿

「私にはまだやることがある
この世の怒りと呪いを全て抱え地獄へ持っていく
私の名が汚れる分だけ
北条の泰時の名が輝く」

まだ血を流そうとしている
義時

こんな話を今際のきわまで
姉と弟は続けていた


政子は薬を渡そうとせず


政子があんな行動をとるとは

じっと姉を見つめている
義時の苦しい表情
何と言いたかったのか

義時の表情から安堵の気持ちは
伝って来ない
もう一度、録画を見ても
苦しさだけ

"報い"

二つの意味がある
正反対の意味、
どんな報いの時だったのか
義時は…


「ご苦労さまでした小四郎」

姉政子は最期にこう言ったけど

私なら、ごめんねと言う

なぜかそう思う

「たまに考えるの
この先の人は私達をどう思うのか
あなたは上皇様を島流しに
した大悪人
私は身内を追いやって尼将軍に上り詰めた希代の悪女」

政子さん、ご推察通り
そう言う声、耳にします
でも気にしないんですよね

義時、不器用なんでしょうね
そうそう、頼家も一緒

名前すら知らなかった

北条義時

歴史上の大切な人
として心に留めおきます



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鎌倉殿の13人 第47回ある朝敵、ある演説

2022-12-17 18:59:00 | 鎌倉殿の13人




義時の人生、
最大のピンチが近づいてきた

承久元年七月
京で源頼茂が、内裏に火を放つ謀反を起こし自害した理由?
諸説あり
分かりません、私には


後鳥羽上皇は内裏の再建を
鎌倉御家人に命じた


上皇に従わない義時と御家人の間の溝が深まった
これぞ、上皇の思うつぼ


これを発端に承久の変へと動き出した、という


義時が変わった


北条義時追悼の院宣が出る

院宣は
鎌倉有力の御家人八人に
出された

これを知り義時は力尽きたのか

泰時ら、次代の者に
鎌倉の今後を託した

泰時もびっくりしたでしょうね
びっくりです、まさかやあ~
です

「鎌倉を守るため兵をあげる」
なんと、泰時が言った

父義時は
「太郎、おまえはいつも
逆の事を考えるなあ~」

義理の母ののえさんが、
言ってましたね

「あの二人はぶつかればぶつかる程、心を開くのです🤨」

なるほど、いいえて妙!

この父子は~?😵と
思っていたのがすっきりしました


「私ひとりのため、鎌倉を灰にすることはできぬ」

義時は、ひとり京へ向かう
もよう


いつもの「殺せ!」はない


そして、姉、妹に話した

「執権としての最後の役目

頼朝様より引継ぎ
何とかここまでやって来た
心残りはない
あとは執権を泰時に」

「もとはと言えば
伊豆の片田舎の小さな豪族の
次男坊

その名を上皇が口にされるとは

それどころか、この私の討伐のために、兵を差し向けようと
される

平清盛、源九郎義経、
征夷大将軍源頼朝と
私は肩を並べたのです

面白き人生でございました

正に遺言ですね、続きます

「いささかな後悔もありません

私を憎む御家人も多い

よい頃合いではないでしょうか」


御所に御家人たちを招集し
義時が最後となるであろう、
執権としての意思表明
を始めようとした矢先、

尼将軍政子がストップをかけた

この辺は姉上風を
びゅーびゅー吹かせてます🌪️

尼将軍政子のスピーチが
始まりました
実衣が脇を固めています

まずは、義時の鎌倉を思い、
献身的精神で事に当たってきた
と強く訴えた

"頼朝様の恩は山より高く海よりも……"

あら、最後まで読まないのですか

大江広元渾身の書
急ぎで書いてもらったのに
もういらない?
広元さんが傷つきますよ~

尼将軍政子の言葉は
鎌倉殿の幾百人
あるいは幾千人の
心をとらえました

政子はスピーチ上手
押しても駄目なら引いてみな
この手で続けます

上皇に味方したい方は
そうして下さいと
優しく語りかける


それに泰時が応えた

「そのような者がここに
いる筈がございません」

ここの受け答え
北条家の連携プレー
お見事❗️


遠く振り返れば
源頼朝がことの発端

あれこれありまして
義時は執権として鎌倉をまとめています

頼朝が宿ったかと思うくらい
義時は変わっていった

頼朝が悪い

なんて思ったりもします

そんな頼朝の魂が

"もう義時を楽にしてやろう"

と義時から抜け出したのでしょうか

明日、最終回

早いなあ

随分振り回された全47回

いっそ、最終回も思いっきり
やってください

何事も一期一会

明日は目を凝らして見ます


このように名前の漢字が
全て左右対称の人は
特別だそうです

飛びきり良運
Or
飛びきり悪運

だそうです

知りませんけど😅


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鎌倉殿の13人 第46回将軍になった女

2022-12-10 22:06:11 | 鎌倉殿の13人


私には3つ違いの妹がいました
母に似て色白でぽっちゃり系

私は父そっくりとよく言われ
色黒でやせ気味😩
妹が羨ましかった
でも仲はとてもよかった
9年前に亡くなりました


政子と実衣

この姉妹の間に大きな差が生じました

実衣はずっと上の方の人である姉を見てきた

今度はどうしても
息子時元を鎌倉殿にしたい

だが、義時と義村の計略にはまり
時元は兵を挙げた
それを理由に謀反人として追われ自害
母実衣も加担したとして
囚われた

政子は何とか実衣を救おうと
義時に訴えた
実衣の命は救われひとまず
部屋にとじ込められるだけに留まったが…


政子は何とか妹の命を救ったが
暗い気持ちは晴れない

そんな中でも自分を奮い立たすかの様に
町の皆に会いたいと思った

「施餓鬼」
大江広元のアドバイスだった

施餓鬼のお供えを町の皆に配ります
プレゼントは嬉しいものです
魚心あれば水心

好い人💕なんて思います
今、クリスマスプレゼント期待中🤗

町の皆に慕われ好感度⤴️の
政子

今の実衣に、その事は
どう響くだろうか
一旦死を覚悟したら考え方は変わるのだろうか


実朝の後の鎌倉殿には本来
迎える筈であった頼仁親王ではなく三寅という慈円関係の
僅か二歳の子
乳幼児寄りです

政子は
「私が鎌倉殿の代わりとなりましょう」
「鎌倉殿と同じ力を認めて頂きます
呼び方は
尼将軍にいたしましょう」

義時が
三寅が二歳でも自分が執権
として政を執り行うので不都合はない

これをはね除け御家人を前に
宣言したのだった

尼将軍

とうとう、登場ですね

尼将軍政子

ドラマを見るまで知らなかった
優しく好い人政子

これからは?
変わるのか変わらないのか

何が起きるのでしょうか

三谷幸喜さんの手のうち?
謎多き人です
予測不能です



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鎌倉殿の13人 第45回 八幡宮の大階段

2022-12-04 14:50:00 | 鎌倉殿の13人

義時は言う、我も終わるかも
公暁、実朝を打ち損じれば

《八幡宮の大階段》

公暁、義時を討ち取ったと
叫ぶもそれは人違い
思いもよらぬ仲章

歩き巫女、正気を失うか
告げてまわる
「天命に逆らうな」

実朝の公暁に刃を向けらて思う
これが天命か

迷いは消え
口もとに笑みも美しく
公暁の刃を待つ


大江広元
「手間は省けました」

実朝に渡された歌一首
別れの歌に妻の千世泣き崩れ


出ていなば主なき宿となりぬとも
軒端の梅よ春を忘るな


公暁は祖母政子の館に現れた

「源頼朝を父に持つ公暁であると、知らしめたかった
武士になりたかった」

恨んでも恨みきれない祖母政子最初で最後の甘えとなって

公暁は、乳母夫の三浦義村に
京へ戻る手配を頼んだ
しかし
義村の刃が背中に二度三度

公暁は殺された


北条家はもはや一枚岩ではなく

泰時
「父の思い通りにはさせない
私が止めさせる」

政子
「伊豆に帰りたい自害したい」

義時
「姉上、頼朝様のご意向を
示せるのは姉上だけ
とことん付き合ってもらいます」


またしても忌まわしい恐ろしい
八幡宮の大階段でした

でも、公暁に阻まれた時の
実朝の微かな笑みが
なんとも穏やかで優しくて

源実朝
歌人としても名を残した人
その和歌のいくつかを
ランダムに並べてます


我が心いかにせよとか山吹の
うつろふ花に嵐たつらむ


世の中は常にもがもな渚漕ぐ
海人の小舟の綱手かなしも


秋はいぬ風に木の葉は散果てて
山さびしかる冬は来にけり


いとほしや見るに涙もとどまらず
親もなき子の母を尋ぬる


時により過ぐれば民の嘆きなり
八大龍王雨やめたまへ


山はさけ海はあせなむ世なりとも
君にふた心わがあらめやも


身につもる罪やいかなるつみならむ
今日降る雪とともに消ななむ





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鎌倉殿の13人 第44回審判の日

2022-11-26 21:58:00 | 鎌倉殿の13人

源実朝は、頭がいいんですね

親王を鎌倉殿に、自分は大御所となりサポートに回るのだと言った

これで鎌倉と京のパイプは手抜かりなし
何かと大変な京との関係もよくなる…
筈だったが

実朝は、御所を都へ移し自分も上皇の側に仕える

はあ~?
鎌倉という土地に居て鎌倉の御家人や民衆のこと、
考えていく気はないのか?
ないがしろにすることになるよ~

義時の「愛想が尽きた」というのも分かる
落胆するのも当然ですよね
私もそう、思いますよ
このところ、極悪な義時だったけど
今回は気持ちが分かるような

そんな中、仲章が実朝の右大臣任官の拝賀式を前にウキウキでいる
義時は、何のために鎌倉に来たのかと尋ねた
私もこの事、知りたかったんです、よく聞いてくれました

「望みは人の上に立ちたいだけ、
執権は退き私が鎌倉を治める」

義時は穏やかではいられない、ですよね

大江広元に今の気持ちを打ち明けている

義時、「私の望んだ鎌倉は頼朝様が死んで無くなった」

大江「あなたは頼朝様に鎌倉を託された
臆することはありません
これが鎌倉の流儀、仲章には死んでもらい…

雑色のトウは仲章暗殺を命じられた
また、このやり方なのですね、義時さん

拝賀式は刻々と迫ってくる

三浦義村は公暁と実朝暗殺計画を中止とした
泰時に見破られたようだから

公暁は聞き入れず決行するつもり
公暁の母つつじが来て、とにかく自分の道を生きてと、
命を大切にと、
不吉な何かを感じたのか一心に公暁に訴える

でももう誰の声も公暁には届かなかった

実朝の詫びる言葉さえ、信じずに突き進む

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鎌倉殿の13人 第43回 資格と死角

2022-11-18 15:36:50 | 鎌倉殿の13人

 

ほんとに、鎌倉は戦が何度も起きて乱れに乱れ

 

向かって左から、義経、範頼、阿野全成、北条義時、源頼朝

義時以外の源氏の面々(義兄弟)は、誰一人いない

 

 

信濃源氏の木曽義仲も亡くなったし

 

その義仲の子、源義高も

 

二代鎌倉殿 源頼家(頼朝の嫡男)も

 

一幡(頼家の長男)

こんなに幼いのに、殺されてしまった

 

今、源実朝(頼朝の次男、幼名・千幡)と

公暁(頼家の次男、幼名・善哉)が鎌倉に居るが

 

公暁は実朝の甥っ子

園城寺(三井寺)での修行を終え鎌倉に戻って来た

頭も切れ、剣の腕も天下無双といわれ

次の鎌倉殿になってみせると自信満々だが

周囲の動きに、紛々たる時を過ごしている様

 

実朝は今、心情穏やかで後継を都から招こうと生き生きとしている

その実、鎌倉殿の座を後継に譲り大御所となり後見を務める意思を表した

同時に、公暁には鎌倉別当となり新鎌倉殿の相談役にとのこと

 

母、尼御前のアドバイスがあったのだろう

 

そして、京に政子と北条時房が赴いた

政子は藤原兼子に、時房は上皇に上手く取り入り

後鳥羽上皇は上機嫌で

頼仁親王が次期鎌倉殿になることが早々と決まった

 

実朝は親王の後見として、左大臣に

 

政子は”棚からぼたもち” なんてやっかみを言う資格も私にはないけれど

 

見事な肩書が並びました

 

でも、

 

北条義時と三浦善村

このふたりが、どういう策を打って出るのか

 

一代鎌倉殿の時のように強力な鎌倉殿の13人はもう居なくて

今、力のあるのは義時と三浦善村と、大江広元でしょうか

 

大江広元、目を病んでしまった

広元は争いは好まないようだが、政治的手腕は突出している

ただ、政子寄りですね、私情も挟んで

 

 

向かうところ、敵は幾万ありとても

 

難関は後鳥羽上皇と源仲章、そして義時には三浦という

 

白黒つかない厄介な親友が、ある

 

 

今月、皆既月食もあり、ドラマも満ちて参りました

 

 

満月や実朝の夢信長の夢

 

 

 

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鎌倉殿の13人 第42回 夢のゆくえ

2022-11-11 19:17:48 | 鎌倉殿の13人

 

 

「義時に惑わされるな、くせ者よ」

 

「この世を北条から源氏の手に取り戻す」

 

ピンッと鼻先を上皇にはじかれ、実朝は目が覚めた

 

 

”山はさけ海はあせなむ世なりとも

君にふた心わがあらめやも”

 

前面服従ですね

この歌を後鳥羽上皇におくったのも、この頃なのでしょうか

 

実朝は、武士の猛々しさよりも、京の雅を好みました

和歌など文化的なもので、西の方々との交流を深めたのですね

 

上皇に従い源氏の頭領として鎌倉を統べると固く決心したきっかけは

この夢見だったのでしょうか

 

そんな純粋な実朝を利用した

 

源仲章が連れて来たのは、宋から来た僧だそうで名はチンナケイ

 

まあびっくり!松山千春が出てきたのか?と思いました

 

 

仕掛け人は、後鳥羽上皇と源仲章と想像できますが

あとで泰時のした推測は正しいと思う

少し前には仲章は泉親衡と名乗り素性は明かさず

鎌倉を罠にはめた

結果、和田義盛が犠牲になり合戦に討ち死にした…

 

 

鎌倉御所に入り込んだ仲章が

実朝の「ゆめ日記」をこっそり見たに違いない

これが、泰時が推理したことでしたね

またもや、罠が仕掛けられた

 

「ゆめ日記」に書かれた話を利用し、

すっかり実朝を信じさせてしまったチンナケイ

仲章が調子に乗って勧めるもので実朝の心ははやり、

船を造ることを命じた

 

進水式の前夜、時房とトウが船底に何やら仕掛けていた

これは、義時の命令だろう

 

実朝の船は、海に浮かぶ前に砂浜で壊れてしまった

 

義時は心がちっちゃいのと違いますか

船で宋へと使者を送り交易のチャンスを掴もう、とか

異文化を吸収して鎌倉の発展に役立てよう、とか

そういう考えはないのかなあ~

 

朝ドラの「舞いあがれ」の舞ちゃんを見てください、義時さん

旅客機のパイロットになりたいと打ち明けました

五島に住むおばあちゃんなら、きっと賛成してくれます

夢を叶えてほしいな

 

 

義時さん、顔つきも悪い

もうブレーキが利かなくなったのですか

昔の小四郎はどこ行った

 

 

鎌倉殿の13人、今残っている方は

三善康信

二階堂行政

八田知家

大江広元

北条時政

(時政は伊豆に隠居ですからもう違うかな)

三浦善村は、父がそうだったから、

父亡きあと、善村が継いだと思っていましたが、

違うのですか?

でも、とても大切な立ち位置にいますよね、充分メンバー

 

さて、造船の計画が失敗し、落ち込んでいる実朝を奮起させたのは

母、政子さん

 

実朝は、家督を譲り「大御所」となる

外から養子を取り相続させる

朝廷とつながる高貴なお方を選ぶという

 

またまた、義時の目が吊り上がりました

 

どう出るのか、義時

 

 

 

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鎌倉殿の13人 第41回 義盛、お前に罪は無い

2022-11-06 13:05:43 | 鎌倉殿の13人

 

 

それなら、誰の罪?

 

候補

 

後鳥羽上皇

藤原兼子

慈円

泉親衡(実は源仲章)

北条義時

三浦善村

和田胤長

和田義盛(一旦、挙げます)

或いは、

 

三谷幸喜

 

思いつくままに、言うならば…

 

♯後鳥羽上皇

閑院内裏の修復を鎌倉にやらせる

これは、気に入らない義時を困らせるに充分な沙汰ですよね

兼子さん、慈円さんは同じ穴のムジナだと思います

 

 

♯泉親衡(源仲章)

鎌倉御家人たちは、修復工事を突きつけられて大憤慨の中

付け入ってきたのがこの人

北条を討とうと皆をあおる

和田義盛は、皆から先導者にまつり上げられてしまった

ところが、泉は混ぜ返すだけ混ぜ返して、姿を消した

 

大江広元は、この不可解な事件を鑑みて

これには、京の香りがしてくる

都が放った人物だろうとにらんだ

 

♯和田義盛の息子や一族

甥の胤長は、泉親衡に翻弄されてしまったのが悪かった

和田一族は北条を敵とする気持ちは、かつてより持っていたのだろう

義盛さん、まったく罪は無いとは言い切れない…

下手したかな

 

 

♯三浦善村

周りの御家人もこの人は風見鶏的な人と見ているようだし

まして幼なじみの義時さえ、分かっていながら手の内を明かすことも多々あった

そういうところを、善村もしれっとすごす

どちらも、上手に利用するかにかかってる気がする

今回も、和田方と北条方間を、ひらひら飛び交う善村ですね

どちらが自分にとって得なのか!ここなんですね善村さん

滅私奉公はしません

 

義時

和田義盛を警戒しだしていた

倒してしまいたい、だから戦する大義名分がほしい、頼朝のやり方だ

 

義時は鎌倉のトップとなりすべてを牛耳たいが

近頃とみに実朝の内に秘めた強さを見、まずい、邪魔だと感じている

 

息子泰時のような優しい、無垢な心は今は、ないです

 

 

 

「和田合戦」としても伝わるこの戦は

鎌倉で起きた中で一番激しい戦いだったという

 

あの、さわやかな若宮大路

一度だけ行きましたが途中までしか歩かなかった

もっと歩いていたら、海にたどり着いてたとは、残念です

 

で、誰の罪?

 

 

今回、びっくりして感動して見直したのが

大江広元

 

持ち前の京文化を鎧に、情報の多さを武器に理詰めで政に参加した

鎌倉殿の13人のひとりと思っていましたが

今回逃げ回る中、実朝が御所に忘れてきたという源氏の頭領の証の

髑髏

すでに和田勢が攻め入って来た中を、大江広元は鶴岡八幡宮へ取って返した

広元は、兵とかち合った

 

ああ~ここで広元さんは、最期なんや~と思いました

刀を持って太刀打ちするところ、見たことないですし

そう思っていました

それが、なんと!

なんと美しい立ち回り (;´∀`)

あっさり、やっつけましたね~

そうか~京に居る時から文武両道、極められたのですね~

ええもん、見せて頂きました

 

 

義盛は、由比ヶ浜で負けた

巴御前はその後、どうされたのだろう…

 

 

和田合戦を勝ちとった義時ですが、心は穏やかではない

実朝がどんどん冴えてきましたから

義時は怖いのでしょうか、追い詰められている

確かに小四郎、気の弱そうな青年でした

 

鎌倉の不穏に追い打ちをかけるよう大地震が起きたようですが

誰の罪?

三谷さんは、もう少し泳いで頂こう(^-^;

 

 

 

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鎌倉殿の13人 第40回罠と罠

2022-10-30 16:29:03 | 鎌倉殿の13人

 

罠と罠

 

どういうこと、と悩む副題です

三谷幸喜さんは笑わせること、悩ませること、驚かせることがお好きなようで

 

まずは、この企みですか?

後鳥羽上皇の思い立った、火事で焼けた閑院内裏の建て直し

普請は鎌倉にやらせる

これを義時へのお灸と上皇は言う

大きな負担を鎌倉にかけ、力を付けてきた義時を困らせる魂胆のようだ

結局いつの時代もそうですね

 

坂東武士たちは、猛反対

鎌倉が、乱れるに充分の出来事のようです

 

そんな時、「泉親衡」という信濃の武士が御家人を集め

北条を倒そうと持ちかけているらしい

 

 

泉親衡ですが、おや?見たことある顔ですね

 

この人、疾風のように現れて、武士たちが乗って来たら消えてしまった

 

大江広元は、京の香りを感じる、と

北条の躍進が気に入らない上皇に絡んでると推測した

 

これが、大当たりなんですね

泉親衡 は 源仲章 だったんですね

 

その罠に引き込まれた和田義盛の身内、三人も居たなんて

 

泉親衡は、義盛の甥っ子の和田胤長に声をかけている

 

まるで、詐欺電話みたいに引っかかってしまったのでしょうか

 

内裏の修復で御家人の北条への反感が増幅してたタイミングに

悪魔が入り込んだようなものかも

 

 

この騒動、子供や甥を必死で擁護する和田義盛

 

「戦をせずに鎌倉を栄えさせてみよ!」と久々に弟義時を叱った政子

 

「北条と和田、手を取り合ってこその鎌倉

私に免じて、こたびは矛を収めてくれないか」

と義時に嘆願し一心に平和を望む実朝

 

”世の中は常にもがもな渚漕ぐ海人の小舟の綱でかなしも”

実朝(小倉百人一首93)

 

 

義時は和田を許すような口ぶりでしたが、

和田は滅ぼさなければと思っているようですね

 

こんな場面がありました

大江広元と話し合っている

「最も頼りになる者が最も恐ろしい…消えてもら…」

 

これは、初代鎌倉殿の頼朝が

味方にしておきながら上総介広常を殺したことを思い出していた

坂東制圧に力を見せた広常だからこそ、早いうちに亡き者にする

 

という

頼朝のやり方をすべて、自分のやり方にしていっている

今の義時になった原点は頼朝なのか

 

義時が、息子の泰時みたいに素朴で優しい青年から

冷徹なトップに成り変わった訳、これなんですね

 

人の良い和田義盛さん、「和田合戦」へと足を踏み入れました

 

だれがどうなるのでしょうか…

 

wana  wana  wanaに落ちそう~♪

 

 

 

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鎌倉殿の13人 第39回穏かな1日

2022-10-22 13:01:47 | 鎌倉殿の13人

 

 

(い) 今朝みれば山もかすみて久かたの天の原より春は来にけり

 

or

 

(ろ) ひさかたの山もかすみてけさみれば天原より春はきにけり

 

どちらがお好きです?

 

(い)は実朝の初めに詠んだ歌

(ろ)は三善康信が逆にした方がと手直しした歌

 

源仲章が藤原定家からの文を意気揚々と持って来た

内容は、実朝の和歌への添削だった

↑上の歌のことではなかったですが、それも

三善康信が逆にした方が…と直してたようで

三善さん、また出禁になってしまいました

実朝さんは優しいですね

でも、ここぞという時強くなる

本当に強い人は、優しいと昔から言いますね

 

それから驚いたのが、実朝の歌唱力

朗々と歌い上げましたね♪

 

つぎは、この歌

 

春霞たつたの山の櫻花おぼつかなきを知る人のなさ

 

仲章さん曰く、これは恋の歌

差し出した実朝、渡された泰時

史実は知りませんが、三谷幸喜さん歴史書をこう読み取られたのですね

in today's  world

 

昔の方が、今よりもっと自由だったような

 

実朝さんのせつなさが、優れた詠み人へといざなったのでしょうか

 

”大海の磯もとどろに寄する波われて砕けて裂けて散るかも”

 

泰時に以前に詠んでいた歌と取り換えましたが

さらに切なさ募ります~

 

利発な泰時ですから、充分理解したでしょうね

 

紀行コーナーでは、この句も紹介されました

 

山はさけ海はあせなむ世なりとも君にふた心わがあらめやも

 

大地震があった時、後鳥羽上皇に向けて詠んだ歌だとか

 

ダイナミックに詠んだと思えば、消え入りそうなくらい寂しげだったり

見事ですね

 

とはいうものの和歌のこと知らないのです、関西人のあれです(^-^;

知らんけど

 

一方、鎌倉は穏やかな一日と言えるでしょうか

あちらもこちらも、虎視眈々

義時の「悪」が凄みを増して来ました

うっかりこぼした言葉が命取りになります

 

ドラマを見る以前は、北条にはちょっと違和感がありました

このドラマで初めの頃、好感度が⤴だったけれど、今⇄

なんとか、爽やかな鎌倉にならないでしょうか、三谷幸喜さん

今は、歴史を感じ、おしゃれな町を感じ、とてもいい所ですものね、鎌倉

 

ドラマ、残すところも少なくなってきましたが…

 

 

実朝の和歌、さっとうわべを見ただけですがいいなと思ったのを

何しろ百人一首での歌、そう言えばあったなあ程度でして

 

 

・もの言はぬ四方の獣すらだにもあはれなるかなや親の子を思ふ

(あはれなるかなや”の最後の「や」が面白いですね

俳句なら切れ字の2連結)

 

・時により過ぐれば民の嘆きなり八大龍王雨やめたまへ

 

・身につもる罪やいかなるつみならん今日降る雪とともに消ななむ

 

ほんと、気付く罪も気付かぬ罪も、雪みたいに消えておいてほしいです

 

 

 

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