第27回 鎌倉殿と13人
鎌倉殿「と」です「の」ではない
どういうことかな~
頼朝の突然の死
嫡男の頼家が二代目鎌倉殿に就任しました
政子と義時から、
あの因縁のおじい様のどくろを託され
覚悟を決めてねと念を押されました
そして、鎌倉殿として初めての
所信表明です
ずらりと並んだ御家人を前に
「私は父、頼朝の成し遂げたこと、
成し遂げられなかったことを引継ぐ
その上で父を超える!」
自信ありますね
すると、比企能員と北条時政が
何やらもめ出した
取り決めの時は自分を通すようにと各々言う
何でも首を突っ込みたいのですね~
頼家が、ビシッと決めた、弁舌巧みです
「名ではなく力の有るものを登用する」
はあ~実力主義ですね、頼家君
早速外部から事件を告げる書状が来ました
京より、
「土御門通親暗殺計画発覚」
源頼朝の縁戚の一条家と縁のある御家人が捕らえられたという
上皇からは鎌倉が処罰せよ、とのお達し
文覚が関わってると義時からアドバイスを受けた頼家は
お裁きを上皇に丸投げした!
ヘエー!
結構、はっきりしてます、頼家君
それから、蹴鞠のトレーニングが始まった
頼家プロデュースでしょうか、
イケメンニューフェイスの6人
頼家の側近となった若き御家人が始めました
上洛を見越し朝廷との交渉に役立つからと
日本のバブル期、サラリーマンの必須課目「接待ゴルフ」の元祖かな蹴鞠は
さて次は、山積みの訴状が問題
今までの文官四名に粗方まとめてもらい、
頼家に提出、
彼の気を悪くしないよう
「最後のお裁きを~m(_ _)m」
と奉る
何だかね~
また、問題が起きた
比企能員VS北条時政の数取り合戦
今も昔も政は数、なのですね
シーソーゲームは取りあえず
止まりました
文官 4名
北条 4名
比企 3名
梶原 1名
そして尼御台政子の、推しです
「十三人目は、あなたです」
江間義時参入決定
頼家は自分が信頼されてないからこの人数になった
と、ご立腹だが、それだけで引く頼家ではなくなっていた
「私は騙されない
はなから信じてはおらぬ
紹介したき者達がいる
信じられるのは奴らだけよ」
頼家は若き六人衆を十三人衆に
紹介した
小笠原弥太郎
比企三郎
比企弥四郎
中野五郎
江間太郎(金剛)
北条五郎(時連)
「これより私の政はこの者達と行う
十三人とも切磋琢磨して
新しい鎌倉を築こうではないか」
生まれたばかりの鎌倉殿と十三人の間には壁がある
いつか、鎌倉殿の十三人と言える絆が生まれるといいですね
追伸: 幼い頃から頼家を見てるから
どんな気性か分かってる
と、義時の妻の比奈が言った
困った時ほど、助けてくれと
言えない性分なんですよ
木に登って降りられなくても
助けてくれと、言わなかった
あ~、しんどい性格かも
長男長女にありがち
違ってたらごめんなさいm(_ _)m