突然、居酒屋さんの写真、入ったことはないのですが
京都市中京区三条通木屋町西入る北側
池田屋事件の跡の石碑(数年前に撮ったものです)
今、同じ名前の居酒屋さんがあって、
どんな方々が、どんな話をされてるんでしょ
元治元年(1864)6月、旅籠池田屋に集まった長州藩士らが
新撰組の襲撃を受け、多数の死傷者と逮捕者を出した
発端は、当時倒幕派に場所を提供していた、
炭薪商の枡屋喜右衛門(古高俊太郎)が、新撰組に逮捕される
実は古高は攘夷派の志士であり、
古高を奪還しようと池田屋で会合をもっていたところに
新選組が襲撃したのであった
この池田屋事件をきっかけに、翌7月、蛤御門の変(禁門の変)が起きる
今回の登場人物、スポットが当たっていた人は
なんと、乞食姿で登場の桂小五郎
天下の桂小五郎もこんな格好して…
ちょっと切ないけどこの先の小五郎さんの変身に期待します
もうひとり、中村半次郎
西郷どんと同郷
子供の頃から、腕がたつ武士の子で、
棒っきれを刀に、大人を負かしてさつまいもを盗んでいったシーンがありました
あの剣法は確か、薩摩の「自顕流」でしたね
鹿児島市加治屋町の・維新ふるさと館にて
「野太刀自顕流顕・のだちじげんりゅう」
半次郎少年は、このようには道場へは行けなくて、
自分で剣の腕を磨いたのでした
その後、極貧だった一家は夜逃げをしようとした
そんなところを西郷どんに見つかってしまった
幕末の武士は、仕事がなかった、
なにしろ戦が起きなかったから
そんな子が、京都で
「人斬り半次郎」の異名で恐れられるほどの武士になっていて、
西南の役まで西郷どんのそばに仕えたという、
幼い頃に受けた西郷どんの優しさを一生忘れなかったんでしょうね
でも、どこをどう京に来て、西郷どんに巡り合ったのか?
ドラマではちょっと分からなかった…
状況説明ありましたか? 私聞き逃したかな?
さて、吉之助は、どうしても戦を避けたかったが、
長州軍が御所に向けて進軍し、「禁門の変」は勃発した
薩摩、会津、桑名の諸藩、新撰組などの
公武合体派連合軍
対
長州及び諸藩浪士
蛤御門で、薩摩軍は長州軍の大将・来島又兵衛を討って
戦は一日で終わったかに見えたが、
慶喜は、天皇に歯向かうものを斬るようにと命じ、また、
幕府は、逃げようとする長州軍に火を放った
長州軍も自分たちの藩屋敷に火を放って逃げた
その二か所の火は大きく広がって、京の町を火の海にしてしまった
長州藩邸から出た火によって、京の町の多くが燃え尽きました
今この地は、京都ホテルオークラが建っています
また敷地内には、桂小五郎の銅像があります
他にも多くのお寺、神社も焼失しました
東本願寺、本能寺、六角堂、それに祇園祭の山や鉾が
それぞれの鉾町で、焼けてしまいました
山鉾には近年になるまで復興できなかったものもあったのです
「どんどん焼け」
京の町の人は、禁門の変による大火をこう呼んでいました
とにかく、どんどん焼け広がったからだそうです
幕末の動乱期です,市中そう簡単に被害から立ち直ることは出来ませんでした
その5年後には東京遷都が行われ,天皇はおられなくなるし、
京都の衰退は、留まることがありませんでした
京都は、どのように復興していったのか知りたくなりました