路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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《斜面・11.24》:長期記憶

2024-11-24 09:31:48 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

《斜面・11.24》:長期記憶

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:《斜面・11.24》:長期記憶

 「大きな音がした。花火の音がした」。きのう長野市で長野えびす講煙火大会の花火を見上げ、幼少だった息子の一言を思い出した。言葉を話し始めた頃で、「おなかの中にいた時のこと覚えてる?」とさりげなく聞いてみたのだった

 ◆問いかければ胎内の記憶を語る子もいる―と、出産時に産科で勧められていた。半信半疑だったけれど、確かに出産が近い頃に大音が響く会場で花火を見ていた。生後の記憶と混同したのか真偽は分からない。とはいえ人間の記憶の謎に触れた気がした

 ◆フランスの作家マルセル・プルーストの長編小説「失われた時を求めて」の冒頭には、

(残り334文字/全文592文字)

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 元稿:信濃毎日新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【斜面】  2024年11月24日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。


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