愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

NHKは原発再稼働問題について各党の政策をどのように報道したか!対立軸鮮明に!

2014-12-06 | ゲンパツ

世論=民意を尊重しているのはどこの政党か!ハッキリしています!再稼働反対の有権者の選択は?

NHKが、原発再稼働問題に関する各党の政策を並べました。これだけでも、どの政党が世論にマッチしているかハッキリしました。
国の原子力規制委員会が安全性を確認した」という条件が、どれだけ国民の中で「確認」「合意」されているか、その点が曖昧であることが、「どちらともいえない」31%となっているのでしょう。しかも、5%の不明者がいることを考えると、政府は、その再稼働を含めた「安全」問題について、説明責任を果たしていないということです、これは大きな問題です。このことの是非も問われなけえr場なりません。

また各党の政策についての説明も大変不公平であることが判ります。選挙戦ですから、時数も公平にすべきす。

衆院選 原発再稼働 エネルギー政策も争点に 12月6日 4時43 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141206/k10013763331000.html
 衆議院選挙では、原子力発電所の再稼働や再生可能エネルギーの活用など、エネルギー政策も争点の1つとなっていて、各党が主張を掲げ論戦を繰り広げています。
NHKが行った先月の世論調査では、
国の原子力規制委員会が安全性を確認した原発は運転再開を進める」という政府の方針に、賛成かどうか尋ねたところ、

▽「賛成」が24%
▽「反対」が40%、
▽「どちらともいえない」が31%

で意見が分かれています。各党の衆議院選挙の公約などによりますと、

▽自民党は安全性の確保を大前提に、原子力を重要なベースロード電源として活用し、原子力規制委員会によって新しい規制基準に適合すると認められた場合には原発の再稼働を進めるとして、再稼働にあたっては国も前面に立ち、立地自治体など関係者の理解と協力を得るよう取り組むとしています。また、徹底した省エネルギーと再生可能エネルギーの導入や火力発電所の高効率化によって原発依存度を可能なかぎり低減させるとしています

▽民主党は原発事故を想定した避難計画について、国の責任を明確にする制度を整備し、責任ある避難計画がなければ原発を再稼働すべきではないとしています。そして2030年代の原発ゼロに向けて再生可能エネルギーを最大限導入することや発送電の分離など電力システムの改革を進めるとしています

▽維新の党は、高レベル放射性廃棄物の最終処分の問題が解決しなければ、原発の再稼働は認められないとしています。また、発送電の分離など電力の自由化や、再生可能エネルギーの導入を促進し、既存の原発は市場競争に敗れ、徐々に消えていくとしています。

▽公明党は、原発の新設を認めないなどとして、依存度を可能なかぎり減らし、「原発ゼロ」を目指す としています。また、原発の再稼働は、国民、住民の理解を得て判断し自治体の避難計画が充実したものとなるようしっかりと支援するとしています。

▽次世代の党は安全性が確認された原発は、当面は再稼働を認める考えです。そして原子力技術を維持したうえで新エネルギーや自然エネルギーの活用を拡大するなどして、脱原発依存体制を構築するとしています。

▽共産党は原発事故が収束していないなか、再稼働は論外だと反対し「即時原発ゼロ」を訴え、原発輸出にも反対するとしています。そして、再生可能エネルギーによる発電量を飛躍的に増やすとしています。

▽生活の党は、原発の再稼働や、新たな増設は一切容認できないとしています。そして原発はすべて廃止し、再生可能エネルギーを急ピッチで普及させる としています。

▽社民党は、原発の再稼働は一切認めず、新たな増設はすべて白紙撤回するとしています。そして再生可能エネルギーを促進するとしています。

▽新党改革は、原発事故が収束にはほど遠いなかで、再稼働を推進する政府の方針は受け入れられないとしています。
このように原発の再稼働や、原発への依存などを巡って各党の主張には違いがあり、中盤以降の選挙戦でも、活発な論戦が繰り広げられる見通しです。(引用ここまで

NHKより、こっちの方が比べ安い!ご覧ください。

【総選挙2014】各党の公約に見る原子力政策 http://politas.jp/articles/218

【総選挙2014】政党の公約を読む http://politas.jp/articles/207

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一強多弱を批判しているようでいながら「一強自民」の対抗軸を黙殺する報道が有権者を白けさせている!

2014-12-06 | 安倍内閣打倒と共産党

安倍政権と真っ向勝負しているキョーサントーが浮き上がれば、選挙はもっと面白くなる!

消化試合ではなく「決戦」を見せろ!の声をマスコミに!

「一強多弱」論の「野党」論。その「野党」論のポイントは「だらしない野党」論です。これでは政治が緊張感が出てこないのは当たり前です。政策の中身で丁々発止の論争して、その政策がどのように実現したのか、否定されたのか。それがリアルに判れば、どの党に、誰に入れてみようかとなるはずです。しかし日本のマスコミは、一貫して、この手口を曖昧にしてきました。ここに自民党政権を温存させてきた最大の要因があります。以下の記事は、その典型の一つです。

「だらしない野党」論の典型!「政策で競う野党」論黙殺こそ政治不信の温床!

始まる 師走の叫び2014年12月02日 http://www.asahi.com/area/kanagawa/articles/MTW20141202150150001.html
拡大公示を翌日に控え、気勢をあげる立候補予定者の支持者ら=1日午後、厚木市
衆院選が2日公示され、12日間の選挙戦が始まる。投開票は14日。1日時点で立候補を準備しているのは県内18の小選挙区に65人。候補者は2年前の衆院選(83人)より大幅に減りそうだ。前回は14選挙区で勝った自民党の「一強多弱」の構図を野党がどこまで崩せるかが焦点だ。
■65人が立候補準備
今回は自民の一人勝ちを変える選挙。(自民に)漁夫の利を得させない」。1日、民主党の枝野幸男幹事長は県内でそう語った。民主、維新の党などの主な野党は、党本部レベルで候補者を調整。民主候補は前回の17人から半減する。その結果、県内では1区(横浜市中区、磯子区、金沢区)や10区(川崎市川崎区、幸区、中原区の一部)など8選挙区で、自民、共産党の両候補に加え、民主や維新、無所属といった野党候補の3人の争いになりそうだ。ただ、急な解散で調整できなかったり、野党各党の利害が絡んだりした選挙区も多い。5区(横浜市戸塚区、泉区、瀬谷区)、7区(同市港北区、都筑区)、18区(川崎市高津区、宮前区、中原区の一部)など9選挙区では共産のほか複数の野党系候補が立候補を予定している。
65人の内訳は、自民17人、民主9人、維新8人、公明党1人、次世代の党6人、共産18人、生活の党2人、無所属4人。小選挙区制になってからは2005年(61人)に次ぎ少なくなる見込みだ。社民党は、初めて県内の小選挙区での候補擁立を見送る。前回は13人を擁立したが、分裂の末に解党したみんなの党の支持層の動向も注目される。
ただ、急な解散総選挙で、「いまひとつ有権者の関心が高まっていない」というのが多くの陣営の見方。自公が政権を奪還した前回の県内の投票率は59・87%。県内の戦後最低は1979年の54・71%。投票率の行方も選挙結果を左右する。 (久保智)
■18区 激戦模様に拍車
衆院選で18区(川崎市高津区、宮前区、中原区の一部)の候補擁立をめぐり、維新の党の県議が反発している。維新新顔に加え、次世代の党の中田宏氏(50)も立候補を予定しているからだ。党勢拡大を狙う維新の江田憲司代表は強気の候補擁立を進めたが、選挙を支える地元議員らは一枚岩にはなっていない。
維新は県内で、江田氏や県総支部代表の青柳陽一郎氏(45)ら前職3人に加え、新顔5人を擁立する。県内では共産、自民、民主に次ぐ多さだ。うち4人は元横浜市議ら若手で、解散後、急きょ公認した。擁立の背景には「神奈川は党勢拡大のキー」(青柳氏)との思いがある。
こうした姿勢に対し、新顔の北村造氏(31)を擁立する18区では、維新内部から異論が出た。18区には日本維新の会(現・維新)から次世代入りした元横浜市長の中田氏も立候補する。中田氏に近い維新の地元県議らが「野党が競合するのはよくない。候補を擁立しないで欲しい」と江田氏らに求めていた。
だが、江田氏は北村氏の擁立を決定。反発した維新の斉藤尊巳県議(川崎市高津区選出)が11月26日に離党届を出した。斉藤氏は「地元に何の相談もなかった。党への疑問を持っていては、選挙はできない」。
国政選挙では、地方議員は運動の大きな下支えだ。斉藤氏は、中田氏の支援に回る方向だ。別の地元県議にも中田氏を支援する動きがあるが、党県総支部の幹部は「県議らは党勢拡大への協力を約束している」と離反の動きを否定する。ある維新幹部は、「いざ選挙となったら自党の候補を応援するのが政党人。あるまじき行為」と批判する。
18区には他に、自民前職の山際大志郎氏(46)、共産新顔の塩田儀夫氏(64)、生活の党の元職、樋高剛氏(49)が立候補を予定している。 (及川綾子)(引用ここまで

安倍批判はすれど対立軸は示さず!


自民300議席の異常 2閣僚ピンチ「大物落選危機リスト」  2014年12月6日
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155528/1
自民党への“追い風”はまったく吹いていないが、議席だけは増えそうという異常な選挙戦になっている。 「安倍首相が新宿駅西口で街頭演説をした時も、立ち止まって真剣に聞いている聴衆は200人もいませんでした。皆、チラッと一瞥して通り過ぎていた。驚くほど熱気がない。なのに大勝しそうなのだから、ちょっと不気味です」(自民党関係者)  異常な選挙戦となっているためか、選挙に強い“大物”が苦戦を強いられている。黄色信号がともりはじめているのが渡辺喜美氏(栃木3区)、平沼赳夫氏(岡山3区)、亀井静香氏(広島6区)の3人だ。(引用ここまで

有権者の諦め選挙区の典型!これが無風選挙区と言われている実態!

デタラメ政治資金でも小渕優子氏「当確一番乗り」の仰天理由  2014年12月5日
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155502
共産以外の野党が候補を立てられない選挙区が多過ぎて、自民はすでに“当選確実”がゴロゴロいる。中でも投票締め切りの午後8時と同時に真っ先に「当確」が出るといわれているのが、群馬5区の小渕優子前経産相である。  政治資金のデタラメ問題で、経産大臣就任から1カ月半で辞任に追い込まれた小渕氏。地元の市民オンブズマンから公選法違反で告発されたばかりでなく、先月末には観劇ツアーが旅行業法違反に当たるとして告発された。「政治とカネ」の疑惑まみれの“戦犯”が、最も早く「当確」とは驚くが、その理由もビックリ仰天だ。 「有権者に聞くと<観劇ツアーに参加したから><ワインをもらったから>といった理由で小渕さんの人気は今でも高いのです。地域で彼女を守ろうとする意思が感じられますね」(地元記者)(引用ここまで

共産党以外の野党が候補を立てられない選挙区が多すぎるから自民党に「当選確実」がゴロゴロいるという指摘は大問題です。日刊ゲンダイの二大政党政治を土台にしているスタンスについてはすでに記事にしました。これこそが政治不信を元凶です。政策を重視すれば当然のことですが、「自共対決」という構図にならざるを得ません。

これが、ホントの「反安倍」ではないのか?「政権交代可能な二大政党政治と小選挙区制」と煽ってきたマスコミの、この「野党」論がなければ、結構いい勝負になるのに、スリカエているのですね。ここが自民圧勝論を突破するカギです。その点で有権者をミスリードするマスコミに大喝です。

そのことは、小渕さんの選挙区を視ると一層浮き彫りになります。群馬第5区の有権者314,198人 小渕さんの獲得票134,685票 一票の格差・宮城5区との比較1.35 倍です。小渕さん、凄いですけど、絶対支持率42.87%です。過半数は支持していません。有権者は、選挙前に、すでに諦めているます。日和見主義の有権者の姿が浮き彫りになります。これもマスコミの選挙報道の問題が浮き彫りになります。諦めさせてしまって「長いものには巻かれろ」ということになってしまっている!しかも、政策の、政治の中身より、議席だけが優先されている!ここがカギです。勿論小選挙区に立候補している共産党の革命戦略とそれにもとづく日常活動も問題です。

それにしても、今度はどうなるか?以下の「現状」をどう突破するか!そこに、自民圧勝モードを変えていくカギがありますね。

2014年12月6日  朝日新聞デジタル:特集「2014衆院選」【総選挙2014】衆院選の投票率は過去最低? 「必ず投票行く」7割切る http://politas.jp/articles/221

日刊スポーツ 共産党の志位委員長が躍進手応え語る[2014年12月6日9時6分 紙面から]
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20141206-1405439.html
日本共産党の志位和夫委員長(60)が、日刊スポーツのインタビューに応じ、衆院選での党躍進の手応えを語った。共同通信社の公示直後の情勢調査で、自民党が300議席を上回り、他の野党が伸び悩むとされるなか、共産党は躍進が予想されている。選挙応援で全国を飛び回る移動中の新幹線の車中で、党としての選挙戦略から野党間協力へのスタンス、NHK連続テレビ小説「マッサン」まで語った。
無風の選挙といわれているが、志位委員長は「風が吹いている」と実感している。「街頭演説で、どんどん人が増えてきていることが手に取るように分かります」。民主、維新などの野党が低迷する最近の選挙で、共産党は躍進。昨年6月の都議選、同7月の参院選では議席を倍増させた。
地元船橋市の「ららぽーと」で買い物をしている時も声を掛けられるようになったという。「目立つんですかね。『志位さん何しているの?』『志位さんもこんなところに来るんですね』と。僕もたまには買い物にいきますよ」。
今年4月以降、党員は月に1000人ペースで増えている。インターネットでは、ゆるキャラ「雇用のヨーコ」に政策説明を任せるなどユニークなコンテンツで党をPR。志位氏は「政治を身近に若い人たちに知ってもらう点では、新鮮で柔軟なものが必要」と、ネット戦略の重要性を語る。
自民党に対抗するため、野党間の選挙協力が進み、候補者を一本化させた選挙区は195。ただ、共産党が野党協力している選挙区は限定されている。志位氏は「できるところでは柔軟にやっています」とする。11月の沖縄県知事選で、他党と協力して現職を破った実績を強調し、「沖縄では保守革新の垣根を越えて共闘しています。1区は共産党の候補者を立てますが、2、3、4区は候補者を立てず野党協力をしています」と胸を張る。一方で、他の地域での協力は「大義がない」と否定した。沖縄3選挙区以外の全てに候補者を立てた理由については、「共産党が立てないと自公が無投票で当選する選挙区が40近くある。消費税増税の中止を訴える政党もなくなる」と受け皿としての存在を強調した。
選挙期間中の党首別移動距離は、毎回トップクラスだ。前回の参院選では17日間で約1万5000キロ移動した。今回も、積極的に遊説に出るが、「できるだけリラックスしたい」と可能な限り帰宅する。自宅ではNHKの朝ドラを見るのが楽しみだ。「『マッサン』はビデオ録画してでも絶対見ています。面白い。ヒロインのシャーロット・ケイト・フォックスが良いよね。日本語が全然分からないところから頑張っている」。ウイスキー造りにいそしむストーリーも、奮闘の源になっている。
選挙期間中は1カ月近く休みがないという。共産党は、派遣労働やブラック企業の問題にも積極的に取り組んでいる。「政治家もブラックな仕事ですね」と、少し意地悪な質問をした。「そういう面もありますね。選挙が終わって平素に戻れば僕だって休みます。でも、私たちが頑張らないと、本当のブラック企業はなくならない」。終始笑顔で応じた志位氏だが、この時ばかりは表情が引き締まっていた。【上岡豊】(引用ここまで

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偽装・偽造の自民圧勝報道を撃破するためには「自共対決」をどれだけ浸透させることができるかだ!

2014-12-06 | 安倍内閣打倒と共産党

自民圧勝のムードをひっくり返すためには!小選挙区制のトリックをマジックに変えることだ

全国紙が自民圧勝を報道しました!誰もが驚きました。一番驚いたの安倍首相でしょう。FBに油断するな!と書きましたから。この報道がどのような影響を与えるか!「もう決まった!やってもしょうがない!選挙に行くのは止めた!」となるか、それとも「よっしゃ!」となるか、それとも「なにくそ!」となるか、各党と、その支持者、そして国民、とりわけ無党派層と言われれる日和見主義者たちの動向に注目です。

この日和見主義者たちは雨が降りそうだと家を出ません。雨だったら勿論のことです。晴れた時は意気揚々と家を出ます。「雨にも負けず」なんてことは、賛同していても、自分から、そのような行動はとりません。また美味そうなものだったら、並んでも食べます。美味くても「風評」がなければ、見向きもしません。

でも、そのことは悪いことではありません。誰だって「苦労をしてまで」という意識はあります。「苦あれば楽あり」なんですが、判っていても、実際になると、そういう行動はなかなかできるものではありません。できるだけ省エネで、成果を得たいというのが人情です。自分から率先して、何かをやるのではなく、観戦することで楽しみ、癒される位置にいた方が良いのです。

そんな国民性の日本国民・有権者がどのように行動するか、以下を視ると、小選挙区制のトリックとマジックが、国民意識を決定づけていることが判ります。

投票率の推移について http://www.soumu.go.jp/2014senkyo/election/


2014年12月6日  朝日新聞デジタル:特集「2014衆院選」 【総選挙2014】衆院選の投票率は過去最低? 「必ず投票行く」7割切る http://politas.jp/articles/221

そこで、既に愛国者の邪論も記事にしてきました。以下をご覧ください。

棄権10%にみる自民大勝の真の要因を探らないマスコミの確信犯的役割を断罪し、その変革を探る!その1  2012-12-21 23:52:39 | 日記
http://blog.goo.ne.jp/aikokusyanozyaron/d/20121221

偽りの憲法違反の選挙制度で圧勝できた自民党の議席!民意は虚構!ハードルの低さの悪弊の典型!1  2013-07-23 22:01:31 | 日記http://blog.goo.ne.jp/aikokusyanozyaron/e/0cfb9bf054ebf23093710e90c417401b

偽りの憲法違反の選挙制度で圧勝できた自民党の議席!民意は虚構!ハードルの低さの悪弊の典型!2  2013-07-23 22:04:30 | 日記
http://blog.goo.ne.jp/aikokusyanozyaron/e/33aa76e1df79412bfa72d65ab807169a

つづきです。以下をご覧ください。

自民が比例27%の得票率で小選挙区79%が取れる小選挙区制の弊害と、戦後最低の投票率の衝撃2012年12月18日 | 日本の政治http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/9eae3895f12d02764ca02c6d9abbd117

しかし、この制度を今変えることはできません。それにしても、日和見主義者たちの1票で民主党の政権交代は実現しました。またその日和見主義者たちの投票忌避という1票で、安倍政権が誕生しました。そこに持ち込んだマスコミのその手口を逆に使えば、アッと驚くことが起こることは可能ではないかと思うのです。勿論マスコミの出方にかかっていることは、これまた明らかなのですが。それにしても、黙って手をこまねいているだけでは何もなりません。

そこで以下のような記事を見つけました。小選挙区制のトリックをマジックに変えることはどれだけ可能か!そこに、残された時間の使い方があるように思います。要は政党の持って生き方にもかかっているということです。

天声人語  2014年12月5日(金)付  http://www.asahi.com/paper/column.html?iref=comtop_gnavi
 今から思えば、「惻隠(そくいん)」という難しい言葉を覚えたのは1976年だった。人に同情すること、あわれみの心を抱くことをいう。一党支配を誇った当時の自民党の党内抗争で使われていた

▼時の首相は三木武夫。2月にロッキード事件が発覚、真相究明を掲げた首相は党内から反発を受ける。「惻隠の情」がないというわけだ。退陣を迫る「三木おろし」は、夏の田中角栄逮捕という衝撃を受け、激しさを増していった

▼三木は持ち前の粘り腰で応戦した。ただ、狙っていた衆院の解散には持ち込めなかった。「首相の大権」などと称される解散権だが、派閥の力が強かった55年体制下では、党内の反対が強くて封じられることもあったのだ

▼この結果、任期満了による衆院選を迎えることになった。解散によらない総選挙は戦後初めてであり、その後も今に至るまで例がない。投票日は76年12月5日。38年前のきょうである

▼自民党は大敗し、過半数を割った。政治腐敗や内紛が敗因とされた。当時の本紙に「戦後構造に大きな風穴」の見出しが躍る。社説も「日本の政治全体が、何か地滑りでも起こしたような」と驚いている

▼とはいえ、自民党はすぐに無所属の当選者を入党させて過半数を保った。中選挙区制時代は地滑りといってもその程度だったのだ。小選挙区制での滑り方は比ではない。劇的な政権交代を起こせば、「一強」体制も生む。極端な結果になるかどうかは一票の投じ方次第。有権者にとっては考えどころである。引用ここまで

不可能を可能にするようなトリック制度をマジックでひっくり返すのです。オセロゲームと同じです。レスリングの試合を視ていると、判ります。ポイントで負けている選手が、タイムアウト直前にアッという間に形勢逆転でホールアウトに持ち込むことができるのです。そのような事例は、80年の大平首相の弔い同時選挙、小泉首相の郵政選挙にも見られることです。振り返ってみると、

日本人特有の感情論=弔い合戦と「保革逆転」ではない「与野党逆転」論と「新民主連合政権構想」論のぶつかり合いだったように思います。自民は衆議院では418万、参議院では560万も増やした!共産党の獲得票は衆議院では594万、参議院では407万です。その民衆パワーの凄さに驚きます。理屈ではないところです。教訓は。日和見主義たちの秘めたパワーです。

では、それを今に当てはめるとどうでしょうか?「一強多弱」論に基づく「野党一本化」論、ま、これは「野党だらしない」論となり日和見主義者の国民は「厭戦」感が根強い。政権交代後の二つの国政選挙の投票忌避がそれです。しかし、今どうか!共産党が受け皿になれるかどうか、それが焦点になってきていることは支持率にも、各地の反応にも表れています。

しかし小選挙区制のトリックと、この世論調査で、国民はシラケ、忌避者が増えるかも知れないというのが、一貫して言ってきていることです。そうなると共産党に吹いて来た風が弱められる可能性があります。しかし、これは思っていた通り、想定の範囲内です。これを安倍派は狙っているからです。民主を跳ね飛ばして共産党も跳ね飛ばす!郵政選挙の時もこれでやられました!

ではどうするか?小選挙区でも勝つ!ということをもっとアピールしていくことです。それぞれの選挙区の課題と国政を結び付けて、ぜひ国会に送ってほしい!と。しかし、これがイマイチ弱い!比例優先思想が染みついています。負け犬根性です。

共産空白区 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B1%E7%94%A3%E7%A9%BA%E7%99%BD%E5%8C%BA

実際これまでの獲得票を視ると、小選挙区の方が比例より多い。一度だけです、比例が少ないのは。有権者の気分は自分の票が議席に結びついてほしいと思って投票しています。だから「勝てそうな方に」「可能性のある方に」流れます。だから、共産党には入れて来なかった!「良いこと言ってるのに実現性がない」と言われてきた。そういう気分の人が、実はたくさんいた!日和見主義者たちの感情、こころです。

 

全国各地の小選挙区で自民党に勝ちたかったら、ホントに対決しているキョーサントーを浮上させることではないかと思うのですが、そうはなりません。勝てると思っていないからです。ここをどう変えていくか!です。

ま、これだけ供託金を出してまでやっているんです!政党助成金も企業団体献金もなしに!自前です。それだけ国民が支持しているから、カネが集まる!この力です。この力を引き出すためには何が必要か!共産党本部の力量が試されていますね。

 

有権者が最初からキョーサントーはどうせ!なんて思っていることそものものが、どうなんでしょうか?投票用紙を棄てているように思います!マスコミの策略、諦めさせ低投票率に持ち込む!寝ていた方が良いって言った森元首相、キョーサントーを取り上げるなと言った椿テレビ朝日報道局長の思想が継承されています。みんながみんな、みんなも!って思っているのです。これがホントに危ない!ダメよ、ダメダメ!ということを、どれだけ訴えていけるか!

今度の選挙は、自民がダメだから民主にした!しかし、その民主は、日和見主義者たちを裏切った!そうして第三極をつくって期待をさせた!しかしそれは蛇の生殺しだった!だから、それをゴマカスために政界再編劇を演出してゴマカス!しかも、安倍自民は危ないって判ってきた!ちっとも恩恵なんかないって判ってきたのです。

今、みんな、維新、民主に投票した日和見主義者たちは、どこへ入れて良いのか、迷っているのでは?「共産党」より自「由民主」の党の方が安心かな?ってことを感じている。どっちがいいか迷っている日和見主義者たちも大勢いる!そんな中で、キョーサントーでもイッカ!という芽がようやく吹きだしてきたのです。それは支持率にも表れています。だから、もっと太陽と水と肥料を施す!その一つは違いを鮮明に、何をやるか!「転換」ではなく「実行」を呼びかける。そのためには「議席をぜひ!」と訴えていくことでは?有権者が待っているのは、橋下氏のような「力強さ」ではないでしょうか?

その点で、これでは物足りません。大将がこれでは!自らが敵陣に突っ込んでいく気概がありませんよね。大喝です。安倍内閣打倒!暴走ストップを掲げても、新しい憲法を活かす政権をつくるんだという覇気がありません!革命的気概がありません!と視られてしまいますよ。これでは!

日本記者クラブ党首討論会 志位委員長の発言 2014年12月2日(火) http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-12-02/2014120203_01_1.html
自共対決」について 政治の基本問題で対決軸は鮮明――始まった躍進の流れを本格的な流れに
主催者側から、日本共産党が「自共対決」を掲げていることについて「300議席近い自民党と10議席に満たない共産党で『自共対決』かなと疑問もある。自分たちは正しいことを主張しているというなら、どうして増えないのか」と質問されました。志位氏は次のように答えました。
 志位 私たちはもちろん、自民党と力の差は大きくあると思います。しかし、日本の政治の基本問題では正面から対決している、この対決軸がはっきりしていると思います。
 私は、日本の政治の「五つの転換」ということを申しました。
 私たちは、消費税10%は「先送り」実施ではなく、中止にといっております。安倍さんは2017年には景気がどうあろうと10%にするという。この対決が問われます。
 それから「アベノミクス」について、私たちは、格差拡大と景気悪化を招いた、チェンジ(転換)が必要だといっておりますが、安倍さんは“道半ばだからこの道しかない”(という)。
 集団的自衛権の問題でも、私たちは「海外で戦争する国」づくりに反対です。この問題でも真正面から対決しています。原発の問題でも、沖縄の問題でもそうです。ですから、この対決軸が鮮明で「自共対決」でたたかっていきたい
 最後のご質問ですが、私たちは昨年の都議選、参院選挙で躍進させていただきました。そしてその流れが、その後もずっと広がってきているという手ごたえを感じております。ようやく私どもの主張が、多くの国民のみなさんの気持ちと響きあって、躍進の時代が始まったのかなと思いますので、ぜひ今度の選挙ではこれを一過性の流れにしないで、本格的な躍進の流れにしていきたいと決意しているところです。(引用ここまで)

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