国民生活の実態と要求を視れば一目瞭然なのに!?
共産党との共闘を拒む口実に共産主義を持ち出す吉田忠智社民党首のピンボケ・頓珍漢!
以下、産経新聞の記事をご覧ください。社民党党首の思考回路の不思議さが浮き彫りになります。この人は、国会の中で、共産党の活動をどのように観ているのでしょうか?また沖縄2区をはじめとした沖縄の4つの選挙区で「共闘」が成立したのは、「共産主義を選択した」からでしょうか?全く不思議な思想回路と言われても仕方がありません!この人は共産主義を出せば、自分の主張を正当化できると思っているのではないでしょうか?もし、そうだとするならば、沖縄において執拗にばら撒かれた「共産党」論と同じ位置に、自らを置いていると言われても仕方がないということになります。それとも、産経のインタビューだということもあり、その読者層を踏まえてのリップサービスをしたのでしょうか?
吉田氏は、以下のように述べています。
1.今の経済体制・資本主義の体制は是認しつつ、正していくという意味では日本に非常に合っている主義、主張で、今の経済体制・資本主義の体制のひずみを是正していく社会民主主義、しかも憲法を守り、生かし、平和をつくっていく日本型社会民主主義を目指している
2.共産党は、今の経済体制を是認しない共産主義をめざし、極端な改革をやろうとしている
3.新たな政治勢力の結集以前に、野党が共闘、協力をしなければ、自民、公明に対峙できないから、民主党と共産党との接着剤のような役割をしていかなければならない
吉田氏は、資本主義を是認しない共産主義をめざす極端な共産党と資本主義を是認する自民党・公明党と「対峙」するためには、新たな政治勢力の結集=野党再編ではなく、野党が共闘・強力しなければならないので、ここは自民党と同じような民主党との接着剤が社民党だというのでしょうか。
ここで注目すべきは「自民、公明と対峙」することに眼目が置かれていることです。「対決」ではないということなのです。これは、民主党代表選に立候補お表明した細野氏の「安倍政権に対抗しうる勢力」というよりも弱いものです。
ここに安倍政権の政策と「対決」して国民生活の転換を実現していくというスタンスの違いが透けて見えてくるのです。
こうしたスタンスの違いを抜きに「野党一本化」が実現するはずがないことは明らかです。沖縄の「うまんちゅの会」のような組織ができるはずがありません!社民党は、沖縄では、この「会」に所属して学んでいるはずです。しかし、全国規模になると、「共産主義」を持ち出して安倍政権と対決する動きをトーンダウンさせるのです。これでは社民党に未来がないことは明らかです。
新基地ノー 勝利で示す/沖縄4氏が合同会見/衆院小選挙区「うまんちゅの会」2014年11月25日
【沖縄県知事選】オール沖縄で日本政府の不正義に立ち向かう翁長さんを応援したい―布施祐仁さん
共産党資金によるアカい反日左翼勢力に取り込まれた沖縄マスゴミの実態とは 2013/04/05(金) 11:51:49
【衆院選2014】「資本主義体制は是認、これが共産との違いだ」党首インタビュー(8)社民・吉田党首 2014.12.10 17:00更新 (1/4ページ)【党首インタビュー】
http://www.sankei.com/premium/news/141210/prm1412100008-n1.html.
インタビューに答える社民党の吉田忠智党首=東京・永田町の党本部(大西正純撮影)
目標議席は7人
--何を訴えているか
「この2年間の政治が問われる。安倍晋三政権が進めてきた政策の問題点を追及する。1つ目は、アベノミクス、雇用・福祉(政策)が本当に正しかったのか。私自身は現時点では失敗だと思っている。労働法制も強化し、最低賃金を時給1000円以上にし、社会保障の充実も求めている」
「2つ目は、集団的自衛権の行使容認は認めない。平和国家の日本のありようを根本から変えることだ。本当によいのか。平和憲法を生かし、守っていく必要がある」
「3つ目は原発再稼働を許さず、再生可能エネルギーを促進し、脱原発社会を実現する。東京電力福島第1原発事故は、いまなお収束にはほど遠く、12万7000人がいつ帰れるか分からない。すべての原発における避難計画も絵に描いたもちだ。イデオロギーではなく、しっかりと原発立地自治体の雇用や経済対策を提案し、再生可能エネルギーを促進するための仕組みを作りながら、脱原発社会の実現に向けて取り組んでいく」 「4つ目はTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)だ。原則関税ゼロ、規制完全撤廃が、秘密主義(で交渉が進んでいる)。アジアを中心に、柔軟で互恵的な経済連携を進めるようにする。そのことが地域の農林水産業を守っていくことにつながる。この4点を主眼に置いて、安倍さんの政治そのものを、このままでいいのか、と問う選挙にしなければならない」
--目標獲得議席は
「選挙区、比例代表を合わせ前々回の7人以上を目指したい。比例では全国で300万票をめざしている」
衆院解散はチャンス
--党勢回復のために何をしていくのか
「昨年、福島瑞穂さん(副党首)から、図らずも党首を引き継いだ。党の再建のために特効薬があるわけではないので、対話を重ね、政策を理解していただき、実現のためのアプローチをしっかりしていく。組織や運動も見直そうと、『対話続行、改革断行』のスローガンを掲げて、去年の11月から始めた対話キャラバンでは42都道府県を回った。私の思いを、全国の国会議員や支援者の皆さんは共有していただいていると思う」
--さらに議員が減るかもしれないとの不安は
「党首になり、1年間努力してきた。国民に判断していただくしかない。憲法を守り、生かし、平和をつくっていく。日本型社会民主主義と呼んでいるが、社会民主主義を掲げる日本でただ一つの政党という自負がある。社民党に仕事をさせていただきたい」
--党勢回復がままならず、歯ぎしりしたことは
「一番こたえたのは、前回衆院選で2議席になったことだ。代表質問や予算委員会にも立てず、憲法審査会にも委員を送れない。衆院でまったく表に出られない。そういう意味で露出の度合いが減って、発言の機会が減った。これが一番、こたえた。私はいつも楽観的だが、安倍さんが衆院を解散してくれたおかげで、議席を増やすチャンスが早まったと前向きにとらえている」
--民主党や共産党もアベノミクスへの反対票を取り込むだろう
「合わせ技で行くしかない。アベノミクス(への批判)も大事。集団的自衛権に反対し、平和憲法を守る。そして、脱原発、TPP反対。共産さんとの違いは、われわれは社会民主主義だから、今の資本主義の体制は是認しつつ、そのひずみを是正していく。社会民主主義は、欧州では普通に政権を担っている。日本でなぜ受け入れられないのか。疑問でしようがない」 「日本人は、あまり極端な改革を、どちらかいうと望まない国民性だ。社会民主主義は共産主義とは違い、今の経済体制を是認しつつ、正していくという意味では日本に非常に合っている主義、主張だ」
--社民党が旗振り役となり、野党共闘を仕掛けることはあるか
「新たな政治勢力の結集以前に、野党が共闘、協力をしなければ、自民、公明に対峙(たいじ)できない。そういう意味では、野党共闘に、社民党も役割を果たして、民主党と共産党との接着剤のような役割をしていかなければならない」(政治部 村上智博)(引用ここまで)
総選挙を前に荻上チキが各党代表と生セッション with 社民党·吉田忠智 2014年12月9日http://www.yomuradio.com/archives/5785
共産党は今度の選挙を
共産主義を選択するか、資本主義を選択するか!と国民に迫ったか!?
違うだろう!スリカエては、イカン!!
総選挙2014 http://www.jcp.or.jp/akahata/web_daily/2014/
総選挙公示 共産党の躍進で国民の声が生きる政治を/志位委員長が第一声/安倍暴走ストップ 五つの転換を [2014.12.3]
首相―政党助成金に指一本触れず、消費税増税にも反省なし/記者クラブ党首討論で志位委員長[2014.12.2]
日本記者クラブ党首討論会/志位委員長の発言 [2014.12.2]
歴史的総選挙 短期決戦 躍進へ総力を/共産党が第2回中央委員会総会・決起集会/志位委員長が報告/国民とともにたたかう壮大な選挙に[2014.11.26]
日本共産党の路線、理念、歴史を丸ごと理解していただく活動を/党創立91周年 志位委員長の記念講演から[2014.11.25]