「日本」という国名にはいろいろあるにしても
日本の政党のなかで老舗中の老舗に失礼では?!
面白い記事がありました。日本の政党の中で、面白いことに、「日本」を名乗り続けているのは「日本共産党」しかいないのです。これまでも、「日本」を名乗っていた政党はありました。しかし、これらの政党は、アブクと同じように、出て来ては消えてきたことも、また事実です。しかし、一貫して「日本」を名乗ってきたのは92年の歴史を刻む「日本共産党」しかいないのです。不思議なことに!
しかも日本を変えていこうとする政党であるということが最大の特徴というか、皮肉なことでもあります。フツーに考えれば、「日本」を名乗るのは、「保守」政党のような気がしますが、全くの逆なのです。ま、「日本共産党」こそ、「保守」の側面を持ちながら、同時に「革新」の性質を持った政党と言えます。
ところが、以下の記事を読むと、「白紙投票の意味で「日本」とだけ書いた可能性も」などとしてえ、「推察する向きが少なくない」「可能性もないとはいえない」などと、「可能性」をものさしにして判断していったら、自分で土俵を大きくして言って寄り切られることは永遠になくしてしまおうという姑息な発想が想起されます。共産党の躍進に対する難癖の域を出ない、恥ずべき記事と言えます。
しかも面白いことには、祖父が元参院議員の町村敬貴氏の北海道大学大学院法学研究科の町村泰貴教授を登場させて「解説」をさせているのです。全く笑止千万と言えます。これこそ「笑えるレベル」と言っても可笑しくない人間の登場と言えます。知識人・有識者とされている大学教授を登場させ語らせていますが、これほどの「アンフェアー」ぶりには、「全くいい加減な奴がいるよなー」としか言いようがありません。
「たまたま日本維新の会が分裂して、いずれも『日本』を書かなかったものだから、共産党が漁夫の利を得た」などというのであれば、「日本」を名乗る政党をつくって「漁夫の利」を得させないようにすれば良いだけの話ではないでしょうか?「日本自由民主党」。或は「日本民主党」。更には「日本公明党」と、その政党の前に「日本」を冠すれば良いのです。これは「不正」でもないし、しかも関係者の「合意」によってくだされた「判断」なのです。
そんなことよりも政党助成金目当てに、12月を中心に、「政界再編劇」を繰り返すことの方が、寧ろ「全くいい加減な奴がいるよなー」ということではないでしょうか。しかも、以下の記事を読めば、「なんだ!」と言われても仕方がないとなりませんか?
町村信孝系図 http://kingendaikeizu.net/seizi/matimura.htm
町村泰貴http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BA%E6%9D%91%E6%B3%B0%E8%B2%B4
町村信孝家系図
何も問題はないのでは?何故記事にするかどうか、不思議!
産経 【衆院選2014】比例票「日本」、共産に 秋田・大館市選管「他に該当政党ない」 2014.12.15 19:36更新 http://www.sankei.com/politics/news/141215/plt1412150192-n1.html
14日から15日にかけて行われた衆院選開票で、秋田県大館市で投票された比例代表の票の中に「日本」とだけ書かれたものがあり、共産党の票になったことが分かった。
市選管によると、14日午後10時48分に県選管に開票結果速報を報告した際には無効票にカウントしていたが、協議した結果、開票管理者である選管委員長が共産党の票と訂正した。
記入欄の中央付近に「日本」と書かれていたという。「比例代表届け出政党で日本が付くのは日本共産党しかなく、筆致などから総合的に判断した」としている。
前回衆院選のときは「日本」が付く比例代表届け出政党が日本共産党、日本維新の会、日本未来の党だったため、「日本」とだけ書いた票は3党で案分されたとみられるが、今回は全国的に共産党の票になったとみられる。
公選法は「投票した選挙人の意思が明白であれば、その投票を有効とするようにしなければならない」と、なるべく無効票にしないよう定めている。総務省選挙課は「公選法に基づいて開票管理者が判断しており、総務省としてマニュアルは示していない」としている。(引用ここまで)
J-CASTニュース 比例代表で「日本」と書いたら共産党 「こんなの無効だろ」「ブラックジョークすぎる」... 選管判断に異論続出 じぇいきゃすとにゅーす 2014年12月17日(水)19時10分配信 http://www.j-cast.com/2014/12/17223553.html
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/1217/jc_141217_4344782519.html
画像:「日本=共産党」なの?(画像は、日本共産党の公式ツイッター)
第47回衆院総選挙(2014年12月14日投票)で、比例代表の開票判定を巡って、選挙管理委員会の判断にインターネットで異論が出ている。秋田県大館市で投じられた比例代表の票に、「日本」とだけ書かれていた投票用紙があり、それを「日本共産党」の票としてカウントしていたというのだ。
速報では「無効票」、共産党の立会人の申し出で「加算」
秋田県大館市の選挙管理委員会によると、2014年12月14日22時48分に秋田県選挙管理委員会に開票結果(速報ベース)を報告した際には、「日本」と書かれた投票用紙を無効票にカウントしていたが、その後、開票管理者である選挙管理委員長が共産党の票に訂正した。
「日本」の表記は正式名称でも略称でもないため、「開票スタッフの判断では無効票としましたが、その後、共産党の立会人から申し出があり、協議しました」と、大館市の選管は明かす。
公職選挙法では「投票した選挙人の意思が明白であれば、その投票を有効とするようにしなければならない」と、無効規定(第68条)に反しない限りは投票を有効にするよう定めている。
大館市の選管は、「票数は1票ですが、選挙管理委員長から投票の意思を汲み取りたいとの意向があり、届け出政党(9つの党)のうち5つの党の立会人が了承したので(加算した)」と説明。「(委員長が)単独で決めたわけではなく、各政党の立会人も了承したうえでのことです」と話す。また、「共産党」の票と判断したことについては、「比例代表の届け出政党で『日本』が付くのは日本共産党しかありませんから、それらを踏まえて判断しました」としている。
前回の衆院選(2012年12月)のときは「日本」が付く比例代表の届け出政党は、日本共産党のほか、日本維新の会、日本未来の党があった。そのため、「日本」と書かれた投票用紙は3つの党で案分したが、今回は「日本」共産党の票と判断したという。
こうしたケースに、総務省選挙課も「公選法に基づき、開票管理者(選挙管理委員長)の判断にまかせています」と話し、とくに「問題はない」との認識だ。
白紙投票の意味で「日本」とだけ書いた可能性も
こうした事態にインターネットでは、日本共産党よりも、「『日本維新の会』から党名変更した『維新の党』に投票するつもりだった可能性が高いのでは・・・」「旧たちあがれ日本=次世代って書きたかったんじゃねえの」と推察する向きが少なくない。 また、「支持する候補者・政党の名前もきちんと書けない奴に投票する権利はない」「はあああ? こんなの無効だろ」「『日本=共産党』かよ、ブラックジョークすぎてわろえない」「もうチェックシートでいいでしょ。略称やめろ。書かせるからわからなくなる」といった声が寄せられている。
今回の衆院選は、政策もない「支持政党なし」が北海道だけで10万人以上もの人が投票したほど、「反与党」票は流動的だった。投票したい政党がなく、白紙投票の意味で「日本」とだけ書いた可能性もないとはいえない。 そのためか、「日本共産党の略称に『日本』とかないだろ。さすがに、ちょっと無理があるんじゃね」との声もある。
祖父が元参院議員の町村敬貴氏で、北海道大学大学院法学研究科の町村泰貴教授は、2014年12月16日付のBLOGOS「『日本』という名前を付けた政党は?」で、「これは笑えるレベルだ」と評している。これまで、「日本」を押し出した政党名には「日本新党」や「新党日本」「たちあがれ日本」があった。ちなみに、2010年7月の第22回参院選では、「新党日本」と「たちあがれ日本」が略称「日本」を使用。「日本」と書かれた票が両党に案分されたことがある。直近では、2014年9月に「結いの党」と合併した「日本維新の会」(現・維新の党)も、「日本」を冠していた。 町村教授は、「もともと『日本』という言葉に識別力がないのに、略称に選ぶ方がおかしい。たまたま日本維新の会が分裂して、いずれも『日本』を書かなかったものだから、共産党が漁夫の利を得た」とみていて、「選択肢としても存在しない『日本』という記載をわざわざ投票用紙にするというのも、全くいい加減な奴がいるよなー」との感想を漏らしている。(引用ここまで)