今年最後の"花とも”グループの観察会でした
それにふさわしいツツザキヤマジノギク
圏央道の事故渋滞に合い、
約束の時間には遅れましたが
松川町の教育委員会の方や長年保全活動を
行っている方の案内と説明を受けることが出来ました
何故貴重な植物か?
以前はこの下伊那地区で見られたのが
現在確認されているのが、この天竜川と小渋川の
河川敷だけで、平成27年の4万株をピークに
昨年の河川の洪水で流されたりして
今年は何と40株ほど(?)
二年草の植物なので、
来年,開花する株のロゼットの状態の姿を見て
関係団体や市民の皆様の保全活動により
守られていきますように。
ロゼット葉
舌状花や冠毛の違いなどで
15・6の変化が確認されているようです
何でこのように石がゴロゴロしている
場所を好むのでしょうか?
土手の上の方で、もともと自生していた株
保護していたところで、流されないで残った株
長時間付き合ってくださいまして感謝です!
種子の播種から、根生葉を守るために
外来植物のハリエンジュ、オオキンケイギク等の駆除、
観察会での保全への意識の高まり、
日々の活動が、この貴重な植物を守るために
欠かせないという事を実感させられました
詳しくは ツツザキヤマジノギクご覧ください
ツメレンゲ
クロゴマダラシジミの食草
カワラヨモギ
カワラサイコ
30分ほど車で移動して
陣馬形山頂上で昼食
前方に雪をかぶった南アルプスの山々
背後には中央アルプス、
眼下には美しい村に選ばれた”中川村”の村落
最高の天気と共に、何を食べても満足
最後に頂上で保護されているツツザキヤマジノギク
頂上でキャンプをしている人は
関心を持たないでしょうが
我々には、今年観察した植物として
記憶に残る花となりました。
来年はどんな花に出会えるか
春が待ち遠しい
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます