予定していた場所での、花の進み具合を見て
急遽変更しました。
近県では、ソメイヨシノが、葉桜になりつつあります。
新潟方面に高速道路を進むにつれ
車中からまたまたお花見が出来、
周りの山々の雪景色と、コブシや木々の芽吹きが
まぶしく感じられます。
2011年4月11日に、長岡の雪国植物園を訪れた様子
今回は少し日にちが早いのですが
その年の積雪の関係でしょうか?
今年は植物の開花が早いように感じられます。
前回と違ってお天気も良いようで、
案内にあるように、カタクリに、
ギフチョウの吸密が見られるかもしれません。
6時30分に当町を出発して、約4時間半の道のり
11時に園内に入りました
入口に山野草の可愛い鉢花が並び
横目で見て出発
公園なので管理しているとはいえ
自然に近い状態で、日本海側特有の植物も見れます。
ナガハシスミレ
コシジオウレン
種になってました
トキワイカリソウ
エチゴキジムシロ
園内でアラゲヒョウタンボク、オクチョウジサクラ
タムシバ、ユキツバキ、オオバクロモジ等
日本海特有の樹木も見ることが出来ました
オクチョウジサクラ
オオバクロモジ
ユキツバキ
タムシバ
オオカメノキ
カタクリの咲いている場所に移動すると
今まで春先訪れた場所で一瞬で
お目にかかりたいと思っていたギフチョウが・・・
素早く縦横無尽に飛び交う姿
なかなかカメラには納められず
追いかけてシャッターを何度切ったか?
先ほど確認すると、
雑木林の下に枯れ葉が敷き詰められた画像ばかり
十数枚のうちには確かにギフチョウの姿が写ってました
切り取って拡大したらちょっとボケてしまいました
マキノスミレの蜜を吸ってます
珍しくジーとしている個体が飛び去った後には
コシノカンアオイの葉裏に真珠のような卵
卵は2週間ぐらいで孵化し、40~45日で蛹になり
来年の桜の開花の時期に成虫になるという
春に発生するとすぐに交尾して
子孫を残して、一生を終えるようだ
ギフチョウとよく似ているヒメギフチョウも
同様だが、食草が異なるようだ
本州を住み分けていて、南の方はギフチョウ
北や北海道はヒメギフチョウ
よく見ると見わけは簡単のようだ
何年か前に愛知の方に行ったとき
係員の人が、葉裏に産み付けられた卵を
見せてくれたのを思い出しました
発生は早春の天気が良く、
風のない日に出現するようだ
”春の女神”と言われる所以。
里山の明るい林で、食草があり
成虫が吸密する植物、カタクリ、スミレと、
この環境が減少しているので、
数が減っているのもうなずける。
昼食を広げた広場近くでも
産卵に立ち会うことが出来ました
この時もジ~トしていたので
姿を収めることが出来ました
後はオオムラサキチョウが見れるように
お願いします。
ヒオドシチョウやツマキチョウ(多分)見れました
カタクリ
フクジュソウ
イワウチワ
シュンラン
オオイワカガミ
開花株見つけましたが、これからでした
マキノスミレ
食事後芝生の広場の方に下りる
コシノカンアオイ
逆の方向にあると、作業している人が
教えてくれました
左側にあるのはミヤマシシガシラ
ミヤマシシガシラ
ショウジョウバカマ
トキワイカリソウ
シラネアオイ
雪割草が園内には50万株も群生しているという
花の形や色の変異が多い
雪割草と呼ばれるものには、
ミスミソウ、オオミスミソウ、スハマソウ等々
園内のは、オオミスミソウ
キクザキイチゲ
サワオグルマ
エゾノリュウキンカ
エチゴルリソウ
エチゴルリソウ 白花
ホクリクネコノメ
サンカヨウ
アズマシロカネソウ
コチャルメルソウ→コシノチャメルソウ
オオバキスミレの大群落
スミレサイシン
オオヤマザクラ
入口へ戻ってくると、
係りの方が親切に案内してくれました
ミチノクエンゴサク
白花のカタクリ
ゆっくり5時間ほどかかって見せていただきました。
春の女神に会えて、幸せな1日でした
※前回コシノコバイモ見たけど、
今回は見なかったと思いましたら
私が見落としたようです
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