植物の分類学の基礎を築いた牧野富太郎博士
1500種類以上もの植物を命名し、植物を知ることを広めた業績で、
出身地の高知県に1958年に開園された、
牧野植物園を見学する機会を、Yさんにお願いして作って頂きました。
第1日目 26日(火)7時40分羽田発 高知竜馬空港9時05分着
Yさんに案内から運転と2日間お世話になります。
お天気が良いので横倉山(越知町)へ。
横倉山は牧野富太郎博士が魅せられ、発見したり、
命名した植物が多くある場所。
又珍しい植物だけでなく、地質的には4億年以上前に
南半球にあった大陸が分裂して、長い年月を経て
今の位置まで移動してきたという。
また歴史的には安徳天皇が落ち延びて、
この横倉山に住んでいたという伝説。
(横倉山自然の森博物館冊子より)
田中澄江さんが花の百名山にも紹介している。
我々の住んでいる場所とは違った自然に、
出会えることを期待して顔が自然に緩んでしまいます。
高知竜馬空港 山の黄色の木が車中より気になる。
途中伊野駅そばのコンビニで昼食調達 横倉山第三駐車場到着 11時20分
ムベが花盛り
登り口 バリバリノキ
シハイスミレ ミヤマシキミ
アカガシ スダジイ ウラジロガシ リンボク イヌガシ シラカシ ニッケイ
アオキ カクレミノ ヒサカキ 等々 なかなか見分けられません。
これは花盛りでしたので、確認できました
沢山あり大層目立っていました。
ハイノキ 染め物をする時、灰汁を媒染料に使っていた
トウゲシバ オオキジノウとキジノウシダ
杉原神社 杉の大木
社の前の石段に座って 昼食
後で聞いたのですが、牧野富太郎博士が、150名もの人たちと
この山に入って記念撮影をしたとか・・・
食事をしていた時に、地元の夫婦連れに良い情報
この先横倉宮から下へ下ってしばらく行くと珍しい花が咲いていると。
ユウシュンランというらしい。
画像を見せていただいたが、Yさんは何回か見ていらっしゃるようだ
イヌシダ テバコモミジガサ
高知県の手箱山で最初に発見されたようだ
コミヤマスミレ アオノテンナンショウ
ギンバイソウ 葉に特徴あり テンナンショウ
コミヤマスミレ 暗い苔むした環境がお好きのようだ
ヒメミズ
昨年9月にYさんは牧野博士が新種として発見されたコオロギランだけを
1泊で見に来られた。
帰りに横倉山自然の森博物館でレプリカを見せてもらいましたが
マッチ棒より長さはあるが、細いがランの顔をしていた。
ヤマアイ
横倉宮
教えて頂いたユウシュンラン見たさに、かなり下る。
すごい岩
ヤマルリソウ オオタチツボスミレ
良く正確に聞かなかったので、平家穴あたりで見たといわれたようなので
目を皿のようにして探し、諦めかけて引き返そうと思ったら
この岩の前に発見
全長10センチぐらい ユウシュンランです。
ちょっと傷んでいたのでしょうか?
戻るのもかなり急こう配でふうふう言いましたが、見れて良かった
横倉山山頂目指して歩いたが、何の標識もなし。
後で聞いた話では、横倉山という頂上はなく、三角点は違う場所にあるらしい。
畝傍山の眺望所まで行けばよかったが、途中安徳天皇の陵墓参考地に
立ち寄り山を下りる。
ツブラジイ これが山を黄色に染めていたらしい 道路沿いにユキモチソウ
歓声上げてなかなか前に進めない
越智町立自然博物館へ閉館30分前に滑り込む
モダンな博物館 安藤忠雄氏設計による。
館長さんが時間がないでしょうからと、ポイントを案内してくださる。
特別展示の写真展を見て宿に入る。
長く実のある1日でした。
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