迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

きょりにためされてふたりはつよくなる。

2016-10-08 10:51:12 | 浮世見聞記
川崎市岡本太郎美術館にて、「鉄道美術館」展を見る。 アーティストたちが、それぞれに鉄道への想ひを、作品といふ形で表現する。 現代アートのイデオロギー臭の強さにはアレルギーを持つわたしだが、鉄道といふはっきりしたテーマを以て観れば、それぞれの“才能”の奥深さが素直に楽しめる。 数色のチューブを一見ごちゃごちゃに張り巡らした栗山貴嗣氏の「東京動脈」といふ作品は、東京の“網の目のやうな”地下 . . . 本文を読む
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