久しぶりに渋谷区郷土博物館•文学館へ出かけ、「寺院が語る 渋谷の歴史」展を觀る。昔の資料に乏しい澁谷の歴史を、當地に續く寺院に遺る文物から偲ぶと云った特別展だが、展示解説が冒頭で既に認めてゐる如く、第二次大戰の大空襲と戰後から今日まで延々と續く再開發事業により昔日の痕跡が徹底的に破壊されてゐる澁谷で、歴史のにほひを聴くなどしょせん無理な噺だ。 ちなみに柴田錬三郎の「眠狂四郎」では、狂四郎の母の墓が . . . 本文を読む
goo blog お知らせ
プロフィール
-
- 自己紹介
- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
最新記事
カテゴリー
最新コメント
- GS/ニッポン徘徊──旧下大崎村点景。
- Stargate/帝国の関門、のちに海の玄関、そして永遠。
- ししまる/いまさらあってもしょうがない。
- ししまる/おなじあなのむじな。
- ししまる/かがみにはうつらない。
- ししまる/ごえんとはそういうもの。
- 紫陽花/よくみねぇ。
- 紫陽花/ささやき。
- ししまる/さりながら、さりながら。
- ししまる/あきぬあじわひ。