昨日の強風と今日の雨に打たれて、今年の東京の櫻はまず見頃を終へたやうだ。春の〆に開く牡丹櫻と、初夏の藤が混在して咲く有様を見ると、つぎの紫陽花はいつ開くつもりかと、あまり嬉しい氣がしない。そのうちに、百日紅が紫陽花と一緒になって現れることだらう。やがて日本の四季は、歳時記のなかだけで識り得る風情となるのだ。 . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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