迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

“正念場”な十分間。

2021-10-28 12:09:00 | 浮世見聞記


いきなり抗原検査器を渡され、緊張する。


だうも私の行動範囲内に“怪しき”が現れたらしいが、そのためなのかは分からない。

唾液を採取して容器に戻し、すこし待つ。


結果は「陰性」。

心底、安堵する。


日々確認の感染者數は減少してゐることになってゐるが、根本的な感染要因は確實にいまも根強く存在してゐる──だから集團感染が収まらない。


一時は絶滅したかと思はれた電車内での“ゲホちゃん”も、この頃は息を吹き返しつつある。



場所によっては、来春に予定と云ふ催しの、参加者を募集してゐるところもある。


規模の大小はともかく、“第六波”はあり得ると感じざるを得ない。


感染症の専門家なるものが得意になって宣ってゐた「いまが正念場」とは、



まさに“いま”なのではないか……?





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 彼方なる華。 | トップ | 繋がらなくなった歴史。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。