迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

もふいくつ寝ても……。

2022-11-12 22:07:00 | 浮世見聞記


散歩途中にスーパーマーケットに立ち寄ると、店頭では早くも正月飾りが賣られてゐて、その氣の早さに呆れる。

……が、まだ十一月半ばだと思ってゐるとすぐに下旬となって、十二月になる。

月日の流れは思ったより急流である。

十二月に入ったら早めに来年のカレンダーと手帳を買ふつもりでゐないと、いざその時になって氣に入ったものを買ひそびれたりする。

そろそろ、来(きた)る年への心積りを──

店もそのあたりを狙っての早賣りだらうが、しかし今日ではまだ早過ぎる。









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