迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

華許匂来。

2025-01-16 18:58:00 | 浮世見聞記
時折のぞく陽と、キンと冷えた空氣のせめぎ合ふ日中、近所の軒先で蠟梅がだいぶ笑ふやうになった。



その許に立つと豊潤な薫りに包まれて、いまが真冬であることをしばし忘れさせてくれる。

住めば都、ここにあり。







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