![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/88/6374332f6a68f81478a6236b2a2db168.jpg)
そうだ。
この木々の繁る道を通ったのだ。
記憶にあるままだ。
そしてこの海原に、
身を任せたのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/c4/c13ede7a5679692e328f960eafaf3648.jpg)
砂浜に寝転がり、
白く照り付ける光りに、
身を任せたのだ。
楽しく笑って。
それが、
たのしみだった。
ささやかな、しかし、わたしには最高の、
たのしみ。
そこへは、誰であろうと入り込むことは出来ない。
はずだった。
彼らがやって来ると知った時、わたしは心の底から嫌悪した。
なぜだ、と思った。
しかし彼らは踏み越えてやって来た。
そして総てを破壊した。
わたしが恐れた通りに。
もう、あの世界には戻れなくなった。
誰のせいだ!
いま、
わたしは再び、
ここへとやって来た。
砂浜に、
海原に、
身を委ねて笑う人々の姿に、
わたしは在りし日を重ねる。
時の流れは残酷だ。
総てを消し去ってはくれないのだから。
だから
わたしは、
明日を想うのだろう。
この木々の繁る道を通ったのだ。
記憶にあるままだ。
そしてこの海原に、
身を任せたのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/c4/c13ede7a5679692e328f960eafaf3648.jpg)
砂浜に寝転がり、
白く照り付ける光りに、
身を任せたのだ。
楽しく笑って。
それが、
たのしみだった。
ささやかな、しかし、わたしには最高の、
たのしみ。
そこへは、誰であろうと入り込むことは出来ない。
はずだった。
彼らがやって来ると知った時、わたしは心の底から嫌悪した。
なぜだ、と思った。
しかし彼らは踏み越えてやって来た。
そして総てを破壊した。
わたしが恐れた通りに。
もう、あの世界には戻れなくなった。
誰のせいだ!
いま、
わたしは再び、
ここへとやって来た。
砂浜に、
海原に、
身を委ねて笑う人々の姿に、
わたしは在りし日を重ねる。
時の流れは残酷だ。
総てを消し去ってはくれないのだから。
だから
わたしは、
明日を想うのだろう。