かつて國立劇場の東と西でそれぞれに同じ時間を過ごした文樂太夫の語る「一谷嫩軍記 熊谷櫻の段」を、ラジオ放送で樂しむ。人災疫病禍の前年、橫濱の文化ホールで上演の「生冩朝顔日記 大井川の段」で、日々の精進と鍛練のあとが窺えるいい浄瑠璃を聴かせてもらって以来、機會があれば必ず聴くやうにしてゐる、そんな“樂しみ”を與へてくれる數少ない技藝者の一人、今回も“熊谷陣屋の段”につながる導入部を、さ . . . 本文を読む
goo blog お知らせ
プロフィール
-
- 自己紹介
- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
最新記事
カテゴリー
最新コメント
- GS/ニッポン徘徊──旧下大崎村点景。
- Stargate/帝国の関門、のちに海の玄関、そして永遠。
- ししまる/いまさらあってもしょうがない。
- ししまる/おなじあなのむじな。
- ししまる/かがみにはうつらない。
- ししまる/ごえんとはそういうもの。
- 紫陽花/よくみねぇ。
- 紫陽花/ささやき。
- ししまる/さりながら、さりながら。
- ししまる/あきぬあじわひ。