迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

東京言葉にあそぶ。

2021-06-26 23:10:00 | 浮世見聞記


三遊亭金馬のCDが手に入る。

金馬は現在、五代目を數へるやうだが、私にとって三遊亭金馬と云へば三代目、“昭和の名人”と謳はれる一人のはうだ。

ほかの噺家にはない明快な東京語が、私の性にはぴったり合ふ。


現今はいろいろな意味でさうした日本語を喋れるヒトがゐないので、古い音源に遺る金馬の語り口が、令和のいまも新鮮で、戀しい。



今日は良い買ひ物をした。






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