バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

いちばんの課題

2009年03月04日 | 日々の出来事
気づけばもうバンビも年長さんになるんだなー。早~い、信じられない。
成りだけはまぁ人並みだけど、大きな赤ちゃんみたいな状態なのに...。

たぶんバンビは PWSの中でも知的発達が遅めなんだと思うけど、言葉も遅い上に手先もすごく不器用。
(脳の中で言葉と手先に関する神経は近いところにあるらしく、手先が使えるようになれば言葉ももっとスムーズになっていくみたい。)

絵は相変わらずのグルグル書きだけ。人らしきものはまったく、書字なんてなおさら。
ボタンは何とか掛け外しができつつあるカンジだけど、すごく時間かかる。
お箸もエジソン以外のものに挑戦してるけど、悪戦苦闘。食べたい一心で必死にやってるけど、ときどき泣きが入る。

年長さんは7月に2泊3日の林間保育があって、親と離れて山の中で生活するので、取りあえずはそこに向けて着替えやお風呂や排泄など身辺自立を目指していくことになる。
例えば、脱いだパジャマを袋に入れる とか、そういう練習をそろそろスタートしていく必要がありそう。
もちろん林間がゴールじゃなくて、その先の就学に向けての自立をこの1年で考えていかなくちゃならないんだけどね。

でも、私が今いちばん気になっているのは そういう手先のことや身辺自立より、バンビのメンタル面のこと。お友達との関わり方とか。

幼稚園でもいまだ先生を介してのグループ活動はOKだけど、なかなか1対1での関わりまでは難しいみたい。
基本的に人が好きなので、先生に対してはすごく積極的にアピールするみたいなんだけど。
きょうだいもいないし、同年代の親戚もなく、いつも一緒に遊ぶようなお友達もほとんどない環境だし。

以前から書いてるけど、みんなと同じように動けない・反応できない、着いていけない。だからなのか、輪の中に自分から入っていこうという姿勢はほとんどナシ。
むしろ自分より大きな子、力の強い子、動きの早い子は生理的に恐いと感じるのか、何か働きかけられても固まってしまうことが多い。
身体がそれなりに大きいので 赤ちゃんみたいにかわいがられるというわけでもないし。

幼稚園までは先生が何かとフォローしてくれるからさほど問題ないけど、これが就学したらそうはいかないことは目に見えている。
だからこの年長の1年で、彼が自分の殻を破って、お友達との関わりをうまく作っていけるように。自分の居心地のいい場所を自分で作っていけるように。
そういう力を養えることが 今のいちばんの課題なのかなーと思っている。

悲しいかな それって親にできることじゃないんだよね。(それとも何かあるのかなー?)私の悩みの種でもあるんだなぁ。

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劇あそび

2009年03月04日 | 成長記録
バンビが通う幼稚園では 毎年2月に「劇あそび」と称して、子ども達の発表会があり親がそれを観にいくというイベントがある。

クラスが2つのグループに分かれ、それぞれ絵本のテーマを決めて演じるんだけど、今年バンビのグループは「バーバ・ヤガー」というロシアの魔法使いのお話だった。

でも、娘の役をなぜか3人くらいの子どもが演じていて、それも男の子がやってたり。
その他にも1人が2役やったりもするので、元の絵本を読んでないとたぶんぜんぜんストーリー展開がわからなかったかも...。
その辺の仕上げは各担当の先生の手腕が問われるところだけど、今回は新任の先生だったこともあって ”一体どーなっちゃうのー?”というハラハラした展開になってた。

ただ、この幼稚園では ちゃんとした劇であることはぜんぜん求められていなくて、1にも2にも子ども達がイキイキと楽しんでいることを重視。
そして、劇あそびを仕上げていくまでの時間の中で、グループの子ども達が仲間としてまとまっていくこと、先生との関わりが変わっていくこと、そういうことを大事にしているらしい。

それと、つぼみ(障害児)の子も当然グループに入っていて、その子にあった役を割り当てられ、その子にできる形で参加している。そして、例えば劇の内容に関係なくはしゃぎ回っていたりしても、他のお母さん達が”楽しそうにやってたねー。”と暖かい目で見てくれる。

たぶんその2点において、他の幼稚園のいわゆる発表会とはぜんぜん別物になってるんだろうなと思う。

で、バンビはというと 去年は年長さんのリードで何となくその場に参加していたカンジだったけど、今年はもうちょっと主体的に参加していた感があって、本人はとても楽しそうにやっていたところにバンビなりの成長を感じたかな。

ネコの役で、大きな声で「ニャー」と言いながら登場。
なぜか娘をいじめるシーンがあって(原作とは違う)娘役の男の子をボカスカ叩いていたし。
それでちょっとハイになっていたらしく、小道具のパンを観客席に向かって投げ始めた時は(もちろん想定外)あちゃーってカンジだったけど、後で他のお母さんに「ナイス・コントロールだったねー。」と言われ、”そこ 誉めてくれるんだぁ。”とおかしくて笑ってしまった。

ちゃんと台詞が言えたりすればもっといいんだろうけど、健常児でもいざとなると忘れちゃったりはずかしくなったりして言えなかったりする子も多いしね。
まぁ、園の方針どおり 本人が楽しければそれがいちばんってことかなー。

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バタバタな日々

2009年03月04日 | 日々の出来事
あっという間に3月。ブログを放置すること3週間...。

去年もそうだったけど、この時期幼稚園は 劇遊び(発表会みたいなもの?)、母の会主催のフェアウェルパーティ、クラスのお別れ会、学年別父母会、おじいちゃん先生(理事長)との面談もあり、子どもと一緒に観劇も行って、
子どもは子どもで 年中・年長さんのお別れ遠足
と イベントだらけ。
終了式・卒園式まで 怒涛の日々なのです。

加えて 区の発達センターでの発達検査とアセスメント(評価)面談。
幼児Gでも保護者会やら、おしゃべり会やら、他にもクッキングに修了祝い会の練習と、まったく慌ただしいことこの上なし。

来年の療育は 結果的にセンターのOTがもういっぱいで入れず。
幼稚園のイベントと合わせて考えると、センターでの療育は木曜日しか無理だし
幼児Gは年長になって土曜日の療育が始まる(入れる)ようになるので
バンビの体力なども考えると 現状維持ということで落ち着きそうです。

センターの発達検査は先週やって、まだ結果が出てないんだけど
本人眠いのと、あと最近おふざけがひどくて、普段できてることもまったくやる気を見せず...。
たぶん惨憺たる結果だと思う。まぁしょうがないけどね。

専業主婦なのに そんなこんなで嵐のような毎日。
アラフィーの身にはハードすぎて、毎日添い寝しながら自分も爆睡。
ブログも何とかボチボチ綴っていきますので、よろしくお付き合いのほどを...。

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