バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

接触が苦手?

2009年03月05日 | 日々の出来事
昨日書いた「いちばんの課題」=お友達との関わりについては、特にPWSの特性というよりは、バンビの持って生まれた性格なんだと思う。
思い返せば私の弟もなかなか気難しいところがあって母が手を焼いていた記憶があるし、オットも割とシャイで押しが弱いところがあるので、そんな性質を受け継いできているんだろうなぁ。

でもあともう1つ影響しているのかなと思うのが
”接触が苦手”ということ。

バンビは小さいころから触覚防衛反応があって(「感覚統合」についての説明はここでは省略するけど)要するに肌に何か付くことが生理的に苦手。
療育でよくやるスライムや小麦粉粘土も最初は手につくとそれを取ることに必死になっていたし、大豆遊びや砂場遊び(特に湿った砂)も泣いてイヤがっていた時期があった。
訓練を積んできて慣れたり、本人の成長もあってさすがに今はもうそういうことはないけど、それでもまだちょっと潔癖症気味で手や服が汚れたり、濡れたりすることに過敏に反応する。

他人との接触も、身内はもちろん大抵の大人は大丈夫なんだけど、子どもは苦手らしく、ちょっと寄ってこられたりしてもイヤそうにするし、手をつなぐのを拒否することも多い。

先日も療育で 子どもがつながって竹の子になり、それを先生が引っこ抜くという遊びをしてたんだけど、バンビは竹の子になるのを泣いてイヤがった。
電車が大好きなクセに、みんなでつながって電車ごっこ というのはイヤらしく、間に先生や私が入ればいいけど、子どもだけは断固拒否。

昨日もちょっと書いたけど、力の加減が子供だと難しいところがあるから、痛くされたり、自分の想定の範囲を越えた動きをされたりすることが恐かったり、どうもそういうことが原因のように思える。

これはねー、もう慣れていくしかないんだろうなぁ と思う。
感覚統合の訓練をもっと積んでいって、触覚防衛反応を弱めていくしかないんだろうし、自分の身体や精神が強くなって、自信を持って人と接することができるようになるしか解決の術はないのかなぁ...。
うーん、バンビってなかなか手強いのです。

メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp
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愛のワッペン

2009年03月05日 | お気に入り&おすすめ
2月27日(金)朝日新聞に載っていたのですが、地域面(うちは東京川の手版)なので、ここでも紹介します。

っていうか、私の立ち上げている「ふたばブログ」(葛飾区内の発達に遅れや偏りのある子のパパ・ママ応援ブログです)に載せたので、良かったらそちらをご参照ください。
→ 「ふたばブログ」 愛のワッペン紹介

例えば、もし将来 バンビが一人で通学するようになって、通学途中のコンビニかなんかでパンを盗って食べてしまうことだってありうるわけで...
(もちろん できたらそんなこととは無縁であるように祈るけど)
頭ごなしに万引き犯として扱われるより、こういうワッペンを付けていて この子は知的障害があるんだとわかれば お店の人の反応も違ってくるのかなと思ったりする。
もちろん 知的障害者だろうと万引きが犯罪であることには変わりないから、これを免罪符にするわけじゃないけどね。

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