バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

洗濯物と忘れ物

2010年04月16日 | 日々の出来事
自分が子どもの頃は、学校に持っていくのはせいぜいハンカチくらいのものだったと思うんだけど...。

今バンビが学校に持っていくのは、ハンカチ&ティッシュはポケットに、その他に紐付きタオルをランドセルに入れて行き、教室のタオルハンガーに引っかけて使用。
さらに給食の時に使うランチクロス&おしぼりタオルをランドセルにぶら下げた袋に入れて持っていく。
このランチクロスは給食のトレイの下に敷くんだけど、トレイがかなり大きいから必要ないと思うんだけど...。(実際見えてるのはほんのわずかの布だし)まったく意味不明。
でも区内の小学校(もちろん普通級も)はみんな使ってるみたい。うちの区だけなのか、全国的な習慣なのか...一体、誰が何のために始めたんだか?

そんなわけでやたらアイテム数が多く、それも毎日だから洗濯物が増えた。

でもそうかと思うと、バンビが通う支援級は週3日体育があり、体育が無い日はジョギングをするので(運動量が多いのも支援級を選んだ理由の1つ)結局毎日体操着に着替えるんだけど、それを持ち帰るのは金曜日だけなんだよね
これから夏になって汗もたくさんかくだろうに、ヤバくない?ってカンジだけど...

あと、注意力散漫なバンビは、昨日紐付きタオルを持ち帰るのを忘れたかと思うと、今日はおしぼりが袋に入ってないとか毎日忘れ物だらけ
もー、勘弁して~

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給食の見学

2010年04月16日 | 日々の出来事
前にも書いたとおり、給食はそのままだとバンビが1日に摂取できるカロリーの半分以上を1食で取る破目になるので、事前に先生に手紙を書いて相談しておいた。

支援級は偏食があったり食べるのに時間がかかる子が多いので、特に1年生は最初は少量にして(給仕は先生がしてくれるらしい)様子を見ますということだったけど、主治医の先生の”虐待かと思うくらいに少なく”という言葉を伝えたのが効いたのか、「一度実際に様子を見てみてください。」という話になった。

本日の献立は、ニンジンご飯に鶏肉と野菜の煮物、野菜の煮びたし、それに牛乳200mlパック。
見るとバンビのお皿によそわれたのは他の1年生の約3分の2の量で、ちょっと少ないかなぁと思う位の量。

量が少ないこともあるけど、バンビはあまり咀嚼せず丸呑み傾向もあるからか、グループの他の子より少し早く食べ終わるらしい。
そうすると周りのみんながまだ食べてるから自分ももっと食べたいという気持ちになってしまうみたいなんだよねー。
先生はゆっくり・きれいに食べるように指導して、間を持たせようとしてくれるみたいなんだけど...。

で、見てるとある程度みんなが食べ終わった頃に先生がおかわりタイムを宣言することになっているらしく、クラスの半数くらいの子はおかわりに並ぶ。当然バンビもおかわりを要求。
ほんとはできればおかわりをしてほしくないなぁと思っていたのだけど、そういう状況なので先生と相談して、最初を少なくし、1回だけわずかな量、それもカロリーの少なそうなアイテム1種類のみおかわりしてもいいことにした。

牛乳は1パック130kcal以上あるので、取りあえず半分だけコップに入れて飲ますことになった。バンビは量はともかく取りあえず飲めれば満足みたいで、今のところ不満は言ってない。
ほんとは低脂肪牛乳に差し替えしてほしいところだけど、さすがに学校でその対応は無理と言われてしまった。
牛乳を出さない(その分返金する)ことはできるので、後は個人で持ってくるのは構わないということなんだけど、低脂肪牛乳の小さいパックってなかなか無い気がするし。
それにこれから夏場になって牛乳を毎日持ってくるのもどうかと思うので、そこは要検討ということに...。

あと、見ていると1年生の中でもお箸がうまく使えないのはバンビだけだった。
まぁそれは想定内なので矯正用のお箸を持たせてあったんだけど、バンビにしてみれば食べにくくてもみんなと同じお箸を使いたいらしく、矯正箸の使用は拒否。
そこはプラちゃんのプライドなんだなー。

で、突き刺したり引っかけたりして何とか食べてはいるけど、やっぱり食べづらいのでお皿に直に口を付けんばかりの食べ方だったり(犬食いっていうのかな?)手を使ってたり。
うーん、これは家でも矯正箸に頼らず、正しいお箸の持ち方を訓練するしかないのかも?

そんなこんなでやっぱり実際に見てみると様子がわかって何かとよろしいなと思った。協力してくれる学校には感謝

学校で周りのお友達に刺激されてどんどん前向きに意欲的に変わっていこうとしている健気なバンビ。
でもやっぱりすぐにはうまくできないことも多いし、時間もかかる。
支援級だからってやっぱり学校に任せっきりじゃダメで、家庭での努力とか親の協力とかも必要なんだなぁと改めて感じた1日となりました。

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祈りのことば

2010年04月16日 | ことばのメモ
以前、このブログに「神様。バンビを守って生きていけるだけの知恵と力(気力・体力)と勇気を私に与えてください。」と書いたように記憶している。
これには下敷きがあったんだと(自分で思うのもヘンだけど)、4月7日朝日新聞・天声人語で 宇宙飛行士・山崎直子さんの著書に彼女を支えた言葉として「ニーバーの祈り」のことが書かれているという記事を読んで思い出した。

ラインホルド・ニーバー。アメリカの神学者。
短大生の時(ミッション系の学校だったので)「キリスト教概論」の授業で習ったんだった...。
聖学院理事長の大木英夫氏の訳で日本でも広く知られるようになったらしいけど。

神よ

変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、
それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、
変えることのできるものと、変えることのできないものとを、
識別する知恵を与えたまえ。


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