バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

7歳

2010年04月28日 | 成長記録
バンビは今日で7歳になりました。

7歳 って、何かちょっと大人な響き。
もう”幼児”ではないカンジというのかな...。

今日久しぶりに抱っこしてみたら、ずっしり重かった。
いつの間にかこんなに大きくなってた。
あの、保育器の中の小さな弱々しい赤ちゃんだったバンビが... と思うと感無量。

それでも まだまだ言葉もたどたどしくて、中身は3歳児くらいなんだけど
それもまた可愛い。
今や日々イライラしたり、やきもきさせられたりすることも多いけど、ちょっとした仕草や何気ない言葉がかわいくて愛おしくてたまらない。(親バカ全開モードですが)
バンビと過ごす時間が(前よりちょっと少なくなった分一層)楽しいし、幸せを感じる。

そういえば バンビが生まれた時、他の方のホームページ(当時はまだブログなんてなかった)を見て、”あぁ、バンビもきっと普通級には行けないんだ。やっぱりそういう子(障害児ってことかな)なんだ、この子は。”って思ってすごく落ち込んだ気分になったっけなぁ。
(今思うと、そのお子さんには申し訳ない話だけど)

だから、今このブログを読んでくださってる方の中にも もしかしたら当時の私のような気持ちになる方もいるかもしれないけど
(まぁ、それはそれで仕方ないことだろうなーと思うけど)

でも、たぶんきっと7年もたつと、そういうことで「不幸」だとは感じなくなる。
子どもの(その子なりの)成長に小さな幸せを日々感じているうちに。

だから 今不安に思うあれやこれやも、きっとその時になったら些細なことに思えたり、何とか乗り越えられてたりするに違いない。
恐れずに行こう。子どもはどんどん成長するんだもん、親も前向いて歩いていかなくちゃ。

バンビ、生まれてきてくれてありがとう。
神様、私にバンビを授けてくれてありがとう。

バンビ、7歳のお誕生日 おめでとう。

メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp

おうちに帰りたい

2010年04月28日 | 日々の出来事
月曜日の朝、いつもなら自転車の後ろでしゃべりまくっているバンビが途中で急に静かになった。
見るとうつらうつらしている。

いつもは寝起きのいいバンビだけど、この時は学校に着いた時点でもまだ眠気が覚めなかったらしく、「眠いから、おうちに帰りたい。」とぐずり出し、チャリを降りるのを拒否。

珍しい。よっぽど疲れてるんだろうな...。
土曜の学校公開の後、午後は映画観に出かけたし、日曜は教会学校の後、実家に行ったしなぁ。

かわいそうだとは思いつつ、眠いからって学校休める程世の中甘くはないわけで、「だったら教室に行って、先生に自分で言いなさい。」と取りあえず教室まで連れていく。

でも、先生に「おうちに帰っていいですか?」と聞いても、当然「帰っていいよ。」と言ってくれるはずもなく...
バンビはたまらず泣きだしてしまった。

しばらくは私も教室にいて様子を見ていたけど、朝礼が始まるということで校庭に連れ出されたのでそのまま後ろ髪を引かれる想いで帰ってきた。
ちょっと無理させちゃったなー と反省。

私自身も疲れて体力が低下し、寒いのもあって思いっきり風邪をひいたし、バンビも新生活で張り詰めていた分の疲労がそろそろ溜まってきてるのかもしれない。
今週は少し家でゆっくり静養しようっと。

メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp

学校公開

2010年04月28日 | 日々の出来事
小学校はゆとり教育の反動で年に何回か土曜日の授業が復活しているらしいけど、バンビが通う学校ではそれを学校公開に当てているみたい。
で、先週の土曜日に早速1回目の学校公開があり、オットと一緒に行ってきました。

1時間目は生活単元(理科や社会から家庭科、自立訓練的なことまでが含まれているらしい)で、自己紹介をすることになっていた。
参観の父兄まで入れれば50人近い人の前に自ら手を上げて出ていくのはかなり勇気がいる。それでも6年生を中心に積極的な性格の子から発表するんだけど、中には最後まで手を上げられず、先生に引きずられるようにして出てきた子もいた。

バンビは自分から手を上げたものの、前に出ると恥ずかしくてモジモジ。
小さな声ながら、それでも自分の名前と年齢を言う。

先生:「好きな食べ物は何ですか?」 バンビ:「お寿司です。」(入学式の時はイチゴと言っていたはずだが...)

先生:「お寿司の中では何が好きですか?」 バ:「納豆!」 
恥ずかし~!
マグロだって、穴子だって食べさせてるじゃん。(そりゃ、回転寿司だけどさ
ちゃんと教えておけば良かったと、オットと苦笑。

その後、黒板に書かれた今日の予定を各自日課帳に書き写すんだけど、バンビだけひらがなが読めないし書けないので、先生が下書きしてくれたものをなぞり書きする状態。
当然、他の子より時間がかかる。
(そもそもトイレに行ってなかなか戻ってこなかったので、スタート時点から出遅れていた。)
みんなが終わって教室を移動し始めても、バンビはマイペースで最後まで頑張っている様子。
まぁ、諦めず投げ出さず意欲的に取り組む姿勢は評価してあげたいとこだけど...うーん、これはフォローが必要だなぁ。

2時間目は国語。1年から6年までを4つのグループに分けて学習。
実はグループ学習はまだ2回目ということだったけど、各グループ立ち歩く子もいないし(高学年は当たり前か)なかなか落ち着いて学習している様子。

バンビ達1年生4人と、2年生の内の2人が同じグループで、担任の先生と補助員の先生が1人着いてくれていた。
最初は絵カードを使ってものの名称を当てたりして、その後はプリントを使って運筆の練習。
一応バンビもまじめにやっていたけど、姿勢が悪いのが気になったかな...。

3時間目は体育で、講師の先生による指導。
体育館で サーキットと呼ばれるいろんな遊具を組み合わせた運動をぐるぐる回ってやっていた。

バンビは順番待ちの間、5・6年生のお兄ちゃん達と何やら楽しそうに話している。
サーキットも跳び箱の上を歩いたり、斜めに組んだ平均台を上り下りしたり、頑張っている様子。体育自体は好きなようで一安心。

というわけで、学校には馴染んでいてとても楽しそうに、また意欲的に頑張っているのはわかったから良かったんだけど、とにかく何をするにも人の3倍くらい時間がかかるのが...

まずとにかくぼーっとしているし、他の人のことが気になるし、不器用だから何するにも時間が掛かるし、ほんとじれったい。

それでも、最初はできなかったハンガーに上着を掛けることも毎日やってるうちにできるようになったし、風呂敷結びもあともうちょっとってカンジだし、運筆もだいぶしっかりしてきてるからバンビなりに日々進歩はしてるんだけどね。

学校任せじゃなくて、家でもフォローして毎日練習する必要有りだと改めて思う。
それに字の読み書きとか 学習面は療育などでフォローしていくしかないような気がする。

毎日頑張ってるバンビに「頑張れ!」というのは酷な気もするけど、「ママも頑張るから一緒に頑張ろうね。」ってところなのかなぁ。

メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp

教会学校

2010年04月28日 | 日々の出来事
バンビが通っていた幼稚園は敷地内に教会があり、卒園後は日曜日の教会学校に子ども達が集まってくる。
学校と言っても、聖書の言葉を聞いたり讃美歌を歌ったりするだけだけど。

バンビも就学して土曜日の療育が無くなったので、今月からは毎週出席している。
別に信仰を持っているわけではないけど、学区外の支援級に通うバンビにとっては地域の健常児と触れ合う大切な機会。
学校以外の、ありのままの自分を認めてくれる大切な場所でもあるし。

正直、日曜の朝9時に教会に行って子どもに付き添って(健常児は親は別でいいんだけど)、1時間半余りを過ごすのはちょっと大変。
終わってからも園庭で遊んでいいことになっているので、それに付き合っていると午前中がつぶれてしまう。

バンビはまだまだ他の子と同じように遊べるわけでもないけど、行けば「バンビ、久しぶり。」と声をかけてくれる友だちもいるし。
私自身も地域から孤立しないためには地元のママ友とのネットワークは大事にしないとね。

メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp