バンビには日頃から新聞を集合ポストに取りに行ったり、洗濯物を取り込んだりのお手伝いをしてもらっている。
あと、夏場はたまにお風呂掃除や植物の水やりも。
お手伝いをすることは、手先の器用さを養う訓練になるという狙いもあるし
将来を考えたら ”役割を果たし、人のために役立つことを喜べる人になる”という意味もあるんだけどね。
で、今年の夏休みには お手伝いに朝食後の皿洗いも追加することにした。
まぁ、いざやらせてみると 食器を割りそうではらはらさせられるし
そこら辺水浸しになるし、その上きれいに洗いきれてなかったりで
当たり前だけど私が自分でやった方がはるかに早いし、気も楽。
でも、それじゃあいつまでもバンビができるようにならない。
バンビには将来、簡単な家事ぐらい自分でできるようになってほしいから
今から長ーい時間をかけて訓練を積んでおかないとね。
それにしても、バンビの手先の不器用さときたら...
PWSの中でも相当なレベルだと思う。どうしてかなぁ?
やろうという気持ちはあるにはあるんだけど(元来真面目だし)
でも、苦手なことはあまりやりたがらない傾向があって(これは誰でも同じだろうけど)
紐をちょうちょ結びにするのでも、タオルを絞るのでも
教えるのは本当に大変。
ところで、うちの区は支援学級の場合 4年生から夏の宿泊学習に行くので
バンビも来年には親元を離れて2泊3日 先生やお友達と生活をすることになる。
まぁ、バンビは幼稚園の時も2泊の林間保育を体験済みだし
去年はミニバスケの合宿にも行ってるんだけど。
でも、担任のT先生からの”来年に向けての心がけについて”のお手紙を読んだら
普段”できるようになった、うちの子も成長した”と思ってることでも
いざ環境が変わるとできない ということが多い。
例えば、一人でお風呂に入れると思っていても
脱いだ服はどうしてるか、シャンプーを適量出して全体を洗いちゃんとすすげているか
身体を拭いて出てきているか、脱衣場で下着を身に付けているか
濡れたままの身体でパジャマを着ていないか...
そういうことが、親の監視なり管理ナシでもちゃんとできているか。
環境(場面)が変わってもできるか。
そこまで行って初めて、”一人でお風呂に入れる”ことになるのだそうだ。
うちもバンビはもう9歳なので、そろそろ私と一緒にお風呂に入らなくても一人でできるように練習しているんだけど
たまに 耳のところにシャンプーの泡が残っていたり
タオルが絞れなくて、びしょびしょのままパンツも履かないで部屋に入ってきたり と
まだまだ課題が多い状態。
T先生曰く、同じ”林間学校楽しかった” でも
誰かに介助されて、できた気になっての楽しさと、支援されながらも自分でやり終えた時の楽しさでは
楽しさに大きな違いがあるのだそうだ。
(ま、どっちも本人的には”楽しかった”なんだろうけど、達成感という点では確かに違うかもしれない。)
目的を持って取り組む力を普段の生活の中で育てていくことにより、達成した時の喜びをより大きく味わわせることができる。
”見る力”、”聞く力”、”考える力”、”我慢する力”、”根気強さ”や、次に何をしたら良いのか”見通しを持って取り組む力”...等。
宿泊学習では、保護者と離れて生活していく中で、個々の能力に応じて支援しながら学習目的の達成を図っているわけで
まだそこまで育ってない子どもは支援の幅を越え、全面的な介助が必要となり学習の場であるとは言えなくなってしまう。
より少ない支援で自分でできることが、宿泊学習での生活を充実させることにつながるので
毎日の生活の中でそれぞれ力を伸ばしていってほしい。
それはきっと1年後の宿泊学習だけのためではなく
何年か先の「自立」のために 必要なこと。
決まりや約束を守って職場の人間関係をうまく保ちながら、自分の役割を果たせる人が
就労の対象者となるので
与えられた仕事に集中し、コツコツと最後まで取り組む力や
他者と協調しながら社会生活を営む力が育っていることが大事。
シンプルなようだけど、これが難しいみたいなんだよね。
クラスを見ていてもできてない子がほんとに多い。バンビなんてまだいい方だもん。
知的な能力の差とはまた別だからね。
誰だって一度にはできるようにならない。
ましてやこの子達には根気強く繰り返し、教えてやらせて、続けていくしかない。
うちも夏休みの皿洗い、親子で頑張るぞ!
親も忍耐、修行の日々じゃー。
メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp
あと、夏場はたまにお風呂掃除や植物の水やりも。
お手伝いをすることは、手先の器用さを養う訓練になるという狙いもあるし
将来を考えたら ”役割を果たし、人のために役立つことを喜べる人になる”という意味もあるんだけどね。
で、今年の夏休みには お手伝いに朝食後の皿洗いも追加することにした。
まぁ、いざやらせてみると 食器を割りそうではらはらさせられるし
そこら辺水浸しになるし、その上きれいに洗いきれてなかったりで
当たり前だけど私が自分でやった方がはるかに早いし、気も楽。

でも、それじゃあいつまでもバンビができるようにならない。
バンビには将来、簡単な家事ぐらい自分でできるようになってほしいから
今から長ーい時間をかけて訓練を積んでおかないとね。
それにしても、バンビの手先の不器用さときたら...

PWSの中でも相当なレベルだと思う。どうしてかなぁ?

やろうという気持ちはあるにはあるんだけど(元来真面目だし)
でも、苦手なことはあまりやりたがらない傾向があって(これは誰でも同じだろうけど)
紐をちょうちょ結びにするのでも、タオルを絞るのでも
教えるのは本当に大変。

ところで、うちの区は支援学級の場合 4年生から夏の宿泊学習に行くので
バンビも来年には親元を離れて2泊3日 先生やお友達と生活をすることになる。
まぁ、バンビは幼稚園の時も2泊の林間保育を体験済みだし
去年はミニバスケの合宿にも行ってるんだけど。
でも、担任のT先生からの”来年に向けての心がけについて”のお手紙を読んだら
普段”できるようになった、うちの子も成長した”と思ってることでも
いざ環境が変わるとできない ということが多い。
例えば、一人でお風呂に入れると思っていても
脱いだ服はどうしてるか、シャンプーを適量出して全体を洗いちゃんとすすげているか
身体を拭いて出てきているか、脱衣場で下着を身に付けているか
濡れたままの身体でパジャマを着ていないか...
そういうことが、親の監視なり管理ナシでもちゃんとできているか。
環境(場面)が変わってもできるか。
そこまで行って初めて、”一人でお風呂に入れる”ことになるのだそうだ。

うちもバンビはもう9歳なので、そろそろ私と一緒にお風呂に入らなくても一人でできるように練習しているんだけど
たまに 耳のところにシャンプーの泡が残っていたり
タオルが絞れなくて、びしょびしょのままパンツも履かないで部屋に入ってきたり と
まだまだ課題が多い状態。

T先生曰く、同じ”林間学校楽しかった” でも
誰かに介助されて、できた気になっての楽しさと、支援されながらも自分でやり終えた時の楽しさでは
楽しさに大きな違いがあるのだそうだ。
(ま、どっちも本人的には”楽しかった”なんだろうけど、達成感という点では確かに違うかもしれない。)
目的を持って取り組む力を普段の生活の中で育てていくことにより、達成した時の喜びをより大きく味わわせることができる。
”見る力”、”聞く力”、”考える力”、”我慢する力”、”根気強さ”や、次に何をしたら良いのか”見通しを持って取り組む力”...等。
宿泊学習では、保護者と離れて生活していく中で、個々の能力に応じて支援しながら学習目的の達成を図っているわけで
まだそこまで育ってない子どもは支援の幅を越え、全面的な介助が必要となり学習の場であるとは言えなくなってしまう。
より少ない支援で自分でできることが、宿泊学習での生活を充実させることにつながるので
毎日の生活の中でそれぞれ力を伸ばしていってほしい。
それはきっと1年後の宿泊学習だけのためではなく
何年か先の「自立」のために 必要なこと。
決まりや約束を守って職場の人間関係をうまく保ちながら、自分の役割を果たせる人が
就労の対象者となるので
与えられた仕事に集中し、コツコツと最後まで取り組む力や
他者と協調しながら社会生活を営む力が育っていることが大事。

シンプルなようだけど、これが難しいみたいなんだよね。
クラスを見ていてもできてない子がほんとに多い。バンビなんてまだいい方だもん。
知的な能力の差とはまた別だからね。
誰だって一度にはできるようにならない。
ましてやこの子達には根気強く繰り返し、教えてやらせて、続けていくしかない。
うちも夏休みの皿洗い、親子で頑張るぞ!

メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp