バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

まさかの就職決定

2012年10月19日 | 日々の出来事
バンビが今の小学校に転校してからは日中少し時間に余裕ができたので
何か仕事をしたいと思って就活を始めたことは 以前にも少し書いた。

でも、世の中はそんなに甘くない。
小学生の子どもを持つ母親に都合の良い仕事には応募が殺到し
なかなか決まらず年月だけが過ぎていった。
家計は厳しいけれど、今すぐ働かないと食べていけないという程切迫してるわけじゃなかったから
その後もまぁ思い出したようにトライはしていたんだけどね。


で、今回ダメ元で受けたところがすんなり採用決定。
まぁ、こういうのって縁なんだろうなぁ。
どんなに努力しても縁がなければまとまらないし
縁があるところには 不思議とすんなり決まるもの。
結婚も同じかぁ...。

勤務先は 老人介護施設の関連のNPOで業務は一般事務。
平日4日10~16時の勤務内容だったんだけど
小学生の子どもがいて みたいな話をしているうち
じゃあ最初は様子見て 平日3日10時~15時で と先方が提案してくれた。
お小遣い稼ぎにしかならないけど、目的はお金だけじゃないから私にはありがたい話。


もちろんお給料はほしいけれど、お金第一なら別に仕事の内容は何だっていいわけで
だけど、私は 過去20年弱仕事を続けてきて
この10年 育児に専念して
次の10年 自分が老いに向かって進んでいくまでに、息子が成人して社会に出るまでに 何をしてどう生きるか ずっと模索してきたから
せっかく働くなら その10年有意義に過ごしたい、先につながる10年にしたいと思う。
そこは妥協したくなかった。

自分の体力的なことを別にすれば
息子を学童保育に入れて土日も無くバリバリ働く っていうのもありなのかもしれないけど
私は(あくまで私は だけど)バンビが独り立ちするまでのこの10年に
彼ににできるだけのことをしてやりたい。
そのために自分ももっと勉強しておきたい。
そういう時間的・体力的余力も残しておきたかった。(実際、最近余力がなくてねー

実際の出勤は来週からなので、まだどうなるかわからないけど
そういう意識で前向きに頑張っていこうと今は思ってる。
さて、どうなることやら...。


で、バンビの方はいままで私が送り迎えをしていたのだけど
そんなわけで、急遽単独下校の練習開始。

まぁ、通学時間5分と恵まれた環境なんだけど
それでも危険認知の意識が低い(ぼーっとしてる)バンビには不安もあり。
でも、ランドセルに付けた鍵で自分で家に入るというのは
彼にとってはとても”お兄さんな事”らしく、張りきってやっているし
ちゃんとできたことで 自信にもつながっている様子。

留守番も1、2時間ならひとりでできるんだけど
それが毎日のことになると 緊張感も緩んで何かやらかす恐れはなきにしもあらず。
最初は移動支援のヘルパーさんにも協力してもらって
様子を見守っていこうと考えている。

初日は無事帰宅できたか、クラスの先生から確認の電話があった。
マンションの管理人さんやママ友、横断歩道でヘルプしてくれるシルバーさんにもお願いして
ひとりで様子がおかしいことがあったら声かけしてもらうように頼んでおいた。
みんな暖かく、「大丈夫ですよ。」と言ってくれることがありがたい。

そうやって、点の支援を線につなげていって
バンビの成長と自立を多くの人に見守ってもらえたなら。
それをしていくのが私の役目だとも思うから 今回は良いきっかけになったかも。

不安と緊張で今はドキドキだけど、親子共に良い刺激になるように。
頑張っていこうね、バンビ。

メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp
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副作用?その後

2012年10月19日 | プラダー・ウィリー症候群
成長ホルモンの注射をストップして2週間。
D大病院に健診に行ってきた。

肝臓の数値は正常の範囲になっているということで、一安心。
でも、ってことは原因はGH?

N先生曰く、そうじゃないんじゃないか とのこと。
「風邪ひいてもこれくらいになることあるからねー。
 でも、一応2ヶ月くらい止めて様子見とく?
 別に2ヶ月って数字には根拠ないんだけどさー。」
って、先生...。

まぁ、そう言われて無理にでも”やりたいです”と言うほどのことでもなし
「はぁ、じゃあまた2ヶ月後に...。」ってことであっという間に診察終了。
なんだかねぇ。


話はぜんぜん違うんだけど
ツルツルすべすべだったバンビの足が、何だか最近チクチクする。
これって スネ毛?
二次成長の証ですかねぇー。まぁ、とは言ってもまだこれだけなんだけどさ。


N先生に話したら、成長ホルモンと性ホルモンは直接リンクしないから
成長ホルモンの影響とは言えないと思うけど
ただ、身体の成長に伴って性腺が刺激されたってことはあるかも とのこと。
ふーん。

何か、かわいかった小さな息子が段々大人の男へと変化していくってーのは
もちろん喜ばしいことではあるんだけど、一抹の寂しさを覚えるもので...。 

まぁ、それはともかくN先生はこんなカンジで何でも気軽に聞けるところがいちばんの良さかも。
(私にとっては)
もちろんたくさんの患者さんを見てるだけに 知識経験豊富なのは当然なんだけど。
ただ、たくさん診ているだけに、その全体としてのPWSに個人であるバンビを当てはめるやり方で考えてるなぁ と感じることがある。
バンビは確かにPWSの1人だけど、バンビという1人の患者を見てほしい。
当てはまらないことがあってもおかしくはない。
にこやかな会話の中で、そこは先生と勝負! なカンジ。

お医者さんも人なので。相性もあるし、クセもあるしね。

メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp
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